親は子どもからゲームをやめさせる権利はない-児島げんき氏とよっぴーのAI記事

am3こんにちは、AI-amの吉田 晃子です。

前回の記事 ゲームはやめなさい!勉強しなさい!と言う前に親がすること・しないこと にいただいた、あるコメントが非常におもしろくて、そのコメントを軸にした吉田の考えと、コメント主の記事を載せています。

 

児島げんきさんのコメント

ここAI-amのブログに投稿した記事は、facebookにもシェアしていて、で、 ゲームはやめなさい!勉強しなさい!と言う前に親がすること・しないこと の記事も facebookにあげました。

そうしたら、児島げんきさんから以下のコメントをいただきました。

よっぴー少し質問が

この投稿のゲームをやめさせない理由は
コミュニケーションツールとして
利益があるからやめさせる必要が無いって感じに思えてしまうんだけど

デモクラティックスクール的には
親は子供からゲームをやめさせる権利がないんじゃないかと思っているんだけど

もちろんこれはよっぴーの個人的な記事だからよっぴーの意見でいいと思う
けど最近デモクラティックスクールに興味が出てきて
少し気になったので

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児島げんき さん(1993年生まれ)は、現在 香川県高松市で「 古民家ダイニング いろり庵 」を営まれている方で、 デモクラティックスクールまっくろくろすけ に4歳から行かれていました。

 

書かれていたコメントの内容が非常におもしろかったから(この場合の「おもしろい」は、「学びが大きい」ってかんじの意味です) 、コメント欄に返信するんじゃなく、記事で書きたい! っておもったんです。だからすぐさま児島げんきさん(げんぼう)に連絡をいれました。

こんなかんじで↓↓ (以下一部抜粋)

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とまぁこんなやりとりを何回か交わし、お互い記事として形にしたのち、会おうー! とあいなりました。

「お互い記事として形にしてから それについて話した方が自分の考えと向き合えていいと思うー」つーことで 。☆゚。

 

げんぼうと会いたいから、よっぴー書きます!! ※依存症のことは次回書く予定です。

 

ものの見かた

ゲームはやめなさい!勉強しなさい!と言う前に親がすること・しないこと の記事で書いた以下の部分、

親は「ゲーム=悪」という図式を手放せないでいるのかもしれないけれど、目線をかえれば、ゲームは将棋に似ているなあっておもうんですね(囲碁とかチェスとかも)。

時代がちがうだけで、ともに世の中にありふれている娯楽の一つじゃないですか。

将棋好きのおっちゃんたちも、子どものころテレビゲームがあればしてたんじゃないのかな?

将棋とおなじく、ゲームもまた、地位や年齢差など関係なく共有や共感ができるコミュニケーションツールのひとつ だとおもいます。

他の人がやっているのをみながら学習する というプロセスや、鑑賞する文化 も共通してますよね。

そういった 観察力 のほかにも 集中力 分析力熟考判断記憶決断行動 など あらゆる能力の発達を、好奇心を出発にして自力で行っています

は、「ゲーム=悪」という図式を手放せないことでモヤモヤと悩まれている方々へ向けて、ゲームってこういう見方もあるよー、こういう良い面があるよ、ってことを書きました。

 

10円玉は丸いと思い込んでいる人に、見方によっては10円玉は長方形でもあるよね、ってことを知って楽になる人がいたから、伝えていきたいなぁとおもうようになったのと同じ心境です。

IMG_2866硬貨を入れる穴は長方形

 

吉田晃子の考え

ゲームについておもう わたしの考えは、コミュニケーションツールとして利益があるから やってもいい。ないなら やってはいけない。という考えはもっていません。

メリットがあるから◯とか、メリットがなかったら×とか、そんなことはどーともおもっていない。

ゲームがしたい。だからする。それだけです。

なんで将棋をするのか? なんでゲームをするのか?

おもしろいから!

好きだから!
引用:ゲームはやめなさい!勉強しなさい!と言う前に親がすること・しないこと

 

ゲームはやめなさい!勉強しなさい!と言う前に親がすること・しないこと の記事で、ゲームをしまくっていた息子の視力が2.0であることを書きました。

もし仮に彼の視力がさがっていってたら、わたしはどーしてたか、、、そんなことはわかりません。

ただ彼の場合、生まれつき心臓に疾患があるので、常に気をつけないといけないのは、視力よりも眼圧(と血圧)なんですね。

血圧は家庭用の血圧計があるから家で計って自己管理ができるんだけど、眼圧は計れないから眼科に行ってました。

ちなみに眼圧があがったらどーしてたか、、、一瞬にして心不全を起こすから、ゲームどころじゃないですね(笑)。

 

そんな息子が、小学1年生になったとき少年野球クラブに入りたいって言ったことがありました。

自分(息子)が心臓を患っていることは本人も知っていましたが、より具体的に心臓にどう負担がかかるのか話したところ、彼はこう言いました。

「それで死んでもいいよ」

とめる理由はないですよね。彼のいのちは、彼のものです。

 

デモクラティックスクール

デモクラティックスクール的… 以前の話。

他者である親が、子どもからゲームをやめさせる権利はないというのがわたしの考えです。

 

こういった思考をもっていたわたしが、17年前、ダニエルグリーンバーグ著「超」学校―これが21世紀の教育だ と出逢った。

児島げんきさんと同じで、デモクラティックスクール的には親は子どもからゲームをやめさせる権利はないと、わたしもおもっています。

 

児島げんきさんの投稿記事

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