親と子が対等であることを肌で知るベストな方法はゼロに立つこと

 

am3こんにちは、AI-am(アイアム) 吉田 晃子 です。

少し前、せーーーっかく不登校してるんだから、海外に旅にでませんか? と、

不登校だからこそ行くべき海外おすすめ5ヵ国と関連本 の記事を投稿しました。

実は海外行きを提案する理由は、「親と子は対等である」ということを肌で知れる絶好のチャンスだと思っているからであったりもします。

事のはじまり

家族でスキーを楽しんでいたある年のこと。 息子 が「スノボしたい!」と言い出したんですね。

万国共通だと思うんですが、下の子って上の子の真似をしたがるじゃないですか?
当時3歳だった 海琳 さんも「まりんも! まりんも!」と声を合わせます。

「じゃあ、やろう!」となり、家族全員でボードを借りにいきました。
しかし。レンタルしたはいいものの、履き方からしてわからない。

「どうする?」

はっきりしていたのは、子どもたちも夫も、そしてわたしも、スクールに入るのはイヤだということだけでした。

 

わたしがそのことを知った時

息子がナイスなアイデアを言いました。

「初心者対象のスクールが行われているすぐそばに行って、教えを盗もう!」

 

さっそくわたしたちはその場所まで板をかついで移動し、でもって耳をダンボにして、まずは履き方をゲットした。

フムフム。
ほんで ほんで?

次に練習するこを見聞きしながら、こうしてスノボデビューを飾ったのでした。

 

ゼロのスタート

このときね、思ったんです。

新しく何かの遊びを始めるときに、家族全員がゼロのスタートっていいもんだなって。

「教えてやる」 という傲慢さ、
「してもらう」 あんちょこな楽さ、
そういったものは成り立たず、個々が考え、皆で試行錯誤します。

それは、知識ではなく、肌で、対等というものを知る ことができる場面でありました。

 

謙虚さとは何か

その後、海琳さんがテニスを習い出したときに知って驚いたこと。

同じクラスのお母さんがたとおしゃべりをしていて、わたしと、もう一人のお母さん以外、「親がテニスをするから子どもにもテニスを習わせている」というじゃないですか。

「うちの子は剣道を習いたがっていたのだけれど、それじゃあ、わたし(たち夫婦)が教えられないじゃない? 第一、女の子だし」と言われていました。

 

ひえぇ〜! なんじゃそりゃあ〜、なんて思ったもんでしたが、自分だって同じです。

息子がはじめてスキーをしたとき、履き方や、滑り方を、頼まれもしないうちに教えていました。

 

「謙虚になる」という言い方は傲慢 なんですね。

今日はまっさらな一日。そう無知になれたとき、謙虚さというものは自然と生まれるんだと知りました。

 

視点

はじまりを自分から(できていること)ではなく、なにもできないというところから見比べると、すべてが「スゴい」になっているじゃないですか!

子どもがしていること(行為)で、見ていて苛立ったりするのは、それを自分はできるからです。

  • 靴ひもの結び方
  • 箸の持ち方
  • 消しゴムの使い方、などなど

 

鍵を締めるのに、ほんのちょっともたついただけで、親は「もう! なにやってるの!」なんて言っちゃうんですから。

「もう! かしなさい!」と、子どもが成そうとしていることを取り上げ、達成することによって自信が根付いていく体験を奪ったりもしてね。

 

共存

親子(家族)で、来たことのない国や町に来ると、なんていうのかな、傲慢さがリセットされるんじゃないかなと思ってるんです。

スノボのときのように、親と子がゼロのスタートに立てるから。

 

子どもが4歳以上であれば、子どもの年齢による隔たりはなく、親も子もともに知らないできない、からはじまる。だから、

どうする?
どうしたい?
どうやって?

という対等の学びが生まれます。

特にわたしみたいに日本語しかできないと、なおさらです。

 

振り返ると、その瞬間、瞬間で、親子の絆みたいなものも紡がれていたんだと思います。

 

旅にでると毎日が初体験!

で、いま、ジョージアという国のトビリシに居る AI-amのふたり。

facebookにあげた旅雑記はこちら
>>> 1月17日
>>> 1月21日
>>> 1月21日
>>> 1月23日
>>> 1月24日
>>> 1月25日
>>> 1月25日

 

重たかった尻をあげて、今日はこの町をでようとしてたんだけど、オペラが今夜、開催されることを知り・・・

今夜、オペラを見に行きます! わたしも海琳さんも初めて!

チケットを取ることから、服装のことまで、、、なにからなにまでが初めての体験です。

 

どんな服装だったら最低限OKなのか、、、

なにせ、足元スニーカーで、Gパンにダウンジャケット。その上にゴアテックのジャケットという着た切り雀での旅なもんで、駅前にあった「H&M」に行きましたーーー!

 

「H&M」に入るのも、そこでお買い物をするのも初めて!

トビリシにある「H&M」
トビリシにある「H&M」

 

海琳さんはタイツをはくのも初めて!

かかとのある靴も初めて!

(これだったら、なんとかなるかなあ〜?)

こちらは海琳さんの服
こちらは海琳さんの服

 

こっちはよっぴーが買った服
こっちはよっぴーが買った服

 

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