障害をもっているから不幸なのではなく、障害をもつことが不幸と考える人が多いから、不幸になるんです。

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IMG_6234AI-amの吉田 晃子です。

口唇口蓋裂の記事「口唇口蓋裂〜コンプレックス(苦悩)からの解放〜」がえらく読まれているのを知って、ちょっとだけ心が波立っていたら、こんな夢と現実が起こりました。

 

予感

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夢から目覚めて、「なんでこんな夢みたんだろう?」とか、「なにを教えてくれようとしているメッセージなんだろう?」とおもうような夢ってありませんか? そんな夢をみるときってありませんか?

 

先日、そんな夢に起こされました。「いまの夢ってなんだったんだろう?」って。
ぼんやり宙に目をやると、次の瞬間、三浦綾子さんの著書『氷点』『続氷点』を無性に読みたくなっている自分がいて、「ああ、なるほどね。そういうことか?」って腑に落ちたものでした。何が? かというと…

 

三浦綾子さんの著書『氷点』『続氷点』

本は読んでいなくても、『氷点』という作品は、テレビや映画で何度も発表されているので、タイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか。
※『氷点』は朝日新聞に1964年12月9日から1965年11月14日まで連載され、続編の『続氷点』が1970年5月12日から1971年5月10日まで連載。本になり、ドラマや映画にもなる。

 

1970年、8歳だったわたしは、入院先で、当時新聞に連載されていた『続氷点』を知りました。病棟のロビーに毎朝、「今日の新聞」が置かれていて、『続氷点』を知ったその日以降、一日中、心のなかで読み解いていた記憶があります。

誰に頼んだのかは覚えていないけれど、すでに書籍化されていた前編を買ってきてもらい、『氷点』も読みました。

 

母を苦しめたことば

誰に頼んで買ってきてもらったのか、看護婦さんだったのかな? 定かなところは思い出せないでいますが、母でなかったことだけは確かです。

入院する1ヶ月ほど前に、母からこう言われたからです。
おまえみたいなん生まれてきやがって!! おまえなんか死んだらよかったんや!! 。。。。。!!

 

「ああ、つながっているなあ、リンクしてるなあ」とおもうことや、おもうときは多々ありますが、このときもまさにでした。このタイミングで『氷点』を知るなんて。

 

腑に落ちた訳

8歳だったわたしが、54歳になったんですから、母も老いて当然ですね。痴呆症がすすむ母は、会うたびすっとんきょうなことを言っては、わたしに学びをくれます。

 

夢から目覚め、『氷点』『続氷点』を無性に読みたくなった日の夕刻のこと。

母に会うと、母は何度も何度も「ほんとうに あきこちゃんか?」と確かめます。これはいつものことで、そのたび「そうだよ。あなたの娘のあきこだよ」とわたしは言います。

でもこの日の確認は、いつもの数倍はあったでしょうか。母は、目の前にいるのは ほんとに娘なんだと納得?するや、「生きとったんか!」と叫び、気でもふれたかのように泣き崩れました。

「謝ってすむことじゃない」

「とんでもないことをしてもうた」

「よう、生きててくれた」

そのあとは、「すまなかった」の連発です。

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おいおいおい! あまりにもの懺悔に、わたしがおもっている想定外のことを、わたしにした? ちょっぴり気にはなるものの、「ああそうか、やっぱりそうだったんだあ」、と静かに、平穏に、そう想いました。

わたしはやはり殺されかけたんだ…。でも、殺されてはいないと。

母はわたしを殺していません。母はわたしを生かしてくれました。

 

幸運へのターニングポイント

口唇口蓋裂の記事「口唇口蓋裂〜コンプレックス(苦悩)からの解放〜」がえらく読まれているのを知って、ちょっとだけ心が波立ちました。

どうもがいたって、現実は変わりません。だけど、とらえ方ひとつで、過去さえも変えることができます。

 

「ありがとう」は言っても、「ごめんなさい」は言わないでください。だれかのせいにして、なにかのせいにして、 自分を、他者を、「かわいそうな人」 にしたくはありません。

五体満足に産んであげられなかった、というふうに捉えているから、そういうふうに想っているから、だから出る「ごめんね」は残酷すぎます。無情すぎます。その「ごめんね」は、子どもの存在を否定します。

親が「ごめんね」「ごめんね」と言えばいうだけ、子どもは親に「疾患をもって生まれてきてごめんなさい」と、かんじます。障害はいけないことなんだ…。そんな障害をもって生まれてきたから親を悲しませているんだ…。親に迷惑をかけているんだ…。と。

 

障害をもっているから不幸なのではなく、障害をもつことが不幸と考える人が多いから、不幸になるんです。

不登校も同じです。

 

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