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コンプレックス(苦悩)が生まれ、蓄積されていく理由/口唇口蓋裂2

   

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am3こんにちは、AI-amの吉田晃子です。

わたしは、口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)で生まれてきました。上くちびると上あごに披裂がある奇形です。障害もあります。口唇口蓋裂による奇形や障害は、病気ではないから「治る」はありません。けれども 捉え方ひとつでこうも楽になるものなのか!! 口唇口蓋裂特有の、顔の奇形や傷痕、障害、コンプレックス、それらの苦悩と、その苦悩から解き放たれた話です。
口唇口蓋裂〜コンプレックス(苦悩)からの解放〜より、第2話「コンプレックス(苦悩)が生まれ、蓄積されていく理由
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口唇口蓋裂〜コンプレックス(苦悩)からの解放〜
■ 目次 ■
1. 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)とは
2. コンプレックス(苦悩)が生まれ、蓄積されていく理由/口唇口蓋裂2 ←今ここ
3. 特有の容貌と障害を持って生きることの苦悩/口唇口蓋裂3
4. 内観と苦悩(コンプレックス)の解消の仕方/口唇口蓋裂4
5. 苦悩を生まないために親ができること、自分がすること/口唇口蓋裂5

 

2. 口唇口蓋裂 コンプレックス(苦悩)が生まれ、蓄積されていく理由

2、3歳の幼児の外出って、たいていは親なり、祖父母なり、誰か保護者がついていますよね。幼児がたった一人で外出するというのは、ないに等しいことだとおもいます。
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わたしもそうだったとおもうんです。だからたとえば、母に連れられて電車に乗ってるときとか、道ゆくときとかに、よその人が口唇口蓋裂特有のわたしの顔をみて、なにか言ったとしても、その言葉はわたしにふるんじゃなくて、母にふり、母が応えてくれていたんだとおもうんです。

わたしは、母に護られてたんだとおもいます。記憶がないから「おもう」ばっかりだけど。(苦悩とは無縁の無自覚の時期

 

そのふりが直接わたしにかかってきたのは、親から離れ、子ども同士の集団生活となる幼稚園に行くようになってです。

他の子どもたちから、「なんでそんな口なん?」とか、鼻の下を指さして「そこどうしたん?」とか、聞かれるようになりました。「変な顔」とか、「なんて言うてんのか わかれへん」とかも言われました。

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他の子どもから(外側から)一方的に指摘されるようになって、自分の顔を鏡で見てよーく観察し、他者の顔と比較する…。確かにちがいます。

 

どうして変な顔なのか、どうして変な声なのか。子どもにわかるように、親からきちんと説明を受けずにきてたんですね、わたしの場合は。

そのため、自分自身が「普通」との差異に気づくよりも先に、他者(子どもたち)から決定的差異を指摘されて、他者との違い、正常との違いを突きつけられたことはショックでした。

 

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自覚すると、苦悩が生じました。

他者から「なんで?」と訊かれ、なんでなのか答えを強いられるのですが、なんでなのか、自分もわかっていない…。親は答えをごまかす…。

母に訊いたことがあります。なんでなのかを。

母は怒こり、問いに対する答えはもらえませんでした。「訊いたらあかんことなんや」。「訊いたら(母に)嫌われるんや」。そのとき学んだことはさらなる苦悩となり、苦悩は、苦悩を、生みつづけました。

 

ただ、幼稚園のころは、「これってイジメやん! 」とおもうほどイヤなことをされた憶えはなく(入退院があり、あまり幼稚園に行ってなかったのもあるとおもう)、はっきりと残っている記憶は、小学生になってからのものです。「きしょくわるい(気持ち悪い)」とか、「妖怪」とか、「英語」とか、「鼻血たれ」といったあだ名(?)をつけられたりもしました。

心底わたしを護ってくれるもの(者、物)がない場で、口唇口蓋裂特有の奇形や障害のことを直球で投げつけられると、その場は我慢するのが精一杯で、奇形や障害をありのままに受け入れることは、到底できなかったです。 次へ⇒

 

口唇口蓋裂〜コンプレックス(苦悩)からの解放〜
■ 目次 ■
1. 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)とは
2. コンプレックス(苦悩)が生まれ、蓄積されていく理由/口唇口蓋裂2 ←今ここ
3. 特有の容貌と障害を持って生きることの苦悩/口唇口蓋裂3
4. 内観と苦悩(コンプレックス)の解消の仕方/口唇口蓋裂4
5. 苦悩を生まないために親ができること、自分がすること/口唇口蓋裂5

 
 


 

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