7. 天がくれた、わたしの役割/手記 —子どもから教えられたこと—

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am3こんにちは、AI-amの吉田 晃子です。

息子(上の子)と娘(下の子、星山海琳)は公の学校には行かないで暮らしてきました。学校に行かない? じゃあ勉強はどうするの? 将来に不安はないの? 子どもたちから教えられた学びは貴重なもので、教育とはなにかを根底から問わしてくれました。その手記(2005年記)です。

 

 

やり直しは今日のうちに

「三つ子の魂百まで」という言葉があるが、ほんとうその通りだなあとつくづくおもう。しかしながら我が家の子どもは、すでに十四歳と九歳(※2005年10月)。「後悔先に立たず 」、これまたその通りだ。

子育てってやつを子どもの誕生からもう一度、やり直してみたいなあとおもう。これまでの月日はリハーサルで、「はい、では次、本番!」とかに ならないもんかな。

ならないらしいw
だったらグチャグチャ言わず、これまでの自分をまるごと認め、気づいたときから自分を変えていくしかない。

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ありったけの愛を欲するときに、欲するだけ

親から、ありのままの自分を愛されつづけた子どもは、どんなに幸福だろう。

十分に愛された人は、虚栄心など必要としない。称賛も欲しない。世間の目を怖れない。自分自身を信頼し、他者をも信頼する。

 

親の都合でベビーカーに乗せられることもない。おしゃぶりを充てがわれることもない。昼寝を強要されることもない。ジュースをこぼしたとき、「ハァ~」とため息をつかれることもない。買ってもらったばかりの(高額の)お気に入りのおもちゃを壊してしまって泣いているとき、親の怒りを投げられるのではなくて、「ショックなんだね。悲しいね」と言って、気持ちをくみ取ってくれる。そんな愛。どんなときだって尊重と聖なるまなざしで包まれる。

 

愛されて、愛されて、これでもか! というぐらいの愛を注いでもらえる。

親が善しとするメニューではない。量も親が決めるのではない。あくまで注いでもらう側の子どもが、欲するときに、欲するものだけを、欲するだけ、注いでもらえる。

 

愛されたいと願うばかりで、愛することを忘れていないか?

人は、注がれてきた愛があふれだすようになってはじめて、注がれてきていた愛に目がいき、心から感謝もできるようになるのではないだろうか。

その愛される喜びを、誰かにわけてあげたくなっていくことで、他者を愛することができるのではないだろうか。愛することが、しあわせだと感じて。

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ところが恐ろしいことにわたし(たち)は子どもに、愛される喜びを与える前に、親を愛しなさいと、「愛する」を先に強制してしまっている。「何回言ったらわかるの! やめなさい!!」、「言うこと聞きなさい!!」などと言って。「言うこと聞かなかったら××しますよ!!」と脅しまでかけて。

順序が反対になっている。立場が入れ替わっている。なぜなんだろう。

 

支配者と服従者

わたし(たち)が子どもだったころ、親から注がれた愛は、「愛される」ではなく、「愛する」だったからだろうか。あくまで親が善しとした愛を、親が満足するように…。

支配者と服従者の関係。だからそのやり方が体に染み込み、かつ、そのやり方しか知らないわたし(たち)も、深く考えてみることもなく、同じやり方で、子どもを育ててしまう。「力」を「愛」と勘違いして。

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虐待

虐待の怖いところは、虐待を受けて育った子どもは自分が親になったとき、されたことをする力の連鎖だとなにかで読んだ。

けれど暴力だけが虐待ではないとあった。

親の感情や価値観の押し付けも立派な虐待だそうだ。それゆえ多くの人は、その状態で育ってきているという。したほうも、されたほうも、それが虐待だと認識していないだけで。

そうして連鎖されていく。

 

満たされなかった「愛される」の欲求

わたしは、子ども時代に満たされなかった「愛される」欲求の不満足(関心をもってもらえず、くみ取ってもらえず、認めてもらえず抑圧された感情や、欲求や、選択や、行動)を、

幼少時には親にとって従順ないい子で。

思春期には反抗という形で。

恋を知ってからは恋人へ。

性欲や金欲、物質欲で。

結婚してパートナーに。

そして、自分が親になったなら、我が子によってもそれらを満たそうとしていた。

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幸福「感」

愛しているのは子どもをではなく、自分自身だ。子どもの幸福よりも、まずは自分の幸福「感」。ニセモノの「感」。ウヌボレの「感」。

罪悪「感」、嫌悪「感」、優越「感」、安心「感」、高級「感」…。

 

自分の辛さをわかってもらえた。

自分の頑張りを誉めてもらえた。

注目された。

わぁスゴイ! と言われた。

いつも綺麗ねと言われた。etc…。

自己肯定「感」も他者を通して自分を肯定する。周りから認められることで自分を認めようとしている。だから自分の望んでいることが返ってこないと怒り(悲しみ)を感じる。

 

無条件の愛

どんなに次々と手にいれても、甘えの欲求である虚栄心は満足を知らなかった。

我が子を愛している。パートナーを愛している。この家庭を愛している。そうおもっていた。

けれど何ひとつ愛せてはいなかったことを子どもたちは教えてくれた。

子どもたちが生まれてきてくれたとき、子どもたちが贈ってくれた無条件の愛に気づかせてくれた。

 

人は今を肯定されることで明日を生きることができる。母からの聖なるまなざしは、人ひとりの一生をまかなえるだけの力(AI)がある。

 

自分は何をするために生まれてきたんだろう

人生に失敗や、後悔はつきもの。
大丈夫! やり直しは、いつだって自分次第。

 

天はすべての人に役割を与えている、という。だとすれば、わたしは何をするために生まれてきたんだろう。

わたしは、何世代にもわたって受け継がれてきたのであろう「力の連鎖」を、「愛の連鎖」に変えたい。子どもたちに愛のバトンを渡したい。

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わたしにとって重要なことは、子どもがしあわせかどうか。子ども自身がHAPPYと感じているかどうか。

決して、わたし「が」、ではない。子どもになにかをさせて、わたしが安心するのではない。決して、親が、子どものしあわせを決めるのではない。

 

あなたにとって大切な人は誰ですか?

大切な人を、大切に。これが天がくれた、わたしの役割。

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