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こんにちは、AI-amです。
明日9/10(土)は、岐阜県・多治見市にて、浅井智子さんとAI-am吉田晃子・星山海琳のトークライブが開催されます!
浅井智子さんは10年以上前から「森のようちえん」に関わられ、7年前からは岐阜県・多治見市で森のようちえん「森のわらべ」(http://www.morinowarabe.org/) を開園され、園長をつとめられています。
子どもが幼稚園や、小学校へ行くころになって、実はいろんな選択肢があることが、より多くの人へ知れ渡るようになってきました。
そのなかに、「森のようちえん」と「サドベリースクール」があります。
森のようちえんは0歳〜7歳くらいの子ども、サドベリースクールは4歳〜18歳くらいの子どもが通うことができる、さまざまなオルタナティブな教育のひとつですが、このふたつには「子どもには自ら学び、成長していく力があると信頼されている」という共通点があります。
そして、今も第一線で動きつづけられている森のようちえんの浅井智子さんと、デモクラティックスクール(サドベリースクール)を立ち上げ、そこで学び育ってきた吉田晃子・星山海琳とのトークライブが、明日9/10(土)、多治見市でおこなわれます。
『小さな天才の育て方・育ち方』トークライブ
⇒ http://www.kokuchpro.com/event/910/
セラミックパークMINO イベントホール
(岐阜県多治見市東町4-2-5)
時間 : 13:30~17:00 (13:00開場)
料金 : 1,500円
主催してくださるのは、以前の記事でも紹介した、多治見市「自分を生きる学校 Mii」の原 由加理さんです。
当初の定員150名はもうすでに満席になってしまいましたが、まだまだたくさんお問い合わせをいただいて、追加で30席を設けていただきました。
そして、その追加席ももう残り10席を切っています。
本当にありがとうございます!
あたらしい教育、21世紀を生きていく子どもたちに必要なもの、それを実践している「森のようちえん」と「サドベリースクール」に深くかかわってきた3人のトークライブです。
いままさに子どもと向き合っているお母さん、教育に関心のある方、多くの方に、なにかとてもたいせつなものをお届けできると思います。
お逢いできること、心より楽しみにしています! よろしくお願いいたします。
*以下、浅井智子さんからのコメント
みなさんは、もし、我が子が幼稚園&保育園を卒園した後、学校に行きたくない・・・そう言い出した時に、うろたえずに『了解!!!』って言えますかね。
浅井家の次男坊(中2)、2学期始まった初日 腹痛いと百草丸飲みながら学校に行きました。
中学、本当に締め付けがきついです。私は教師が日常的に命令調で子どもに話すのは聞いていて辛い。。。と感じるほど 学校は子どもをコントロールするのに必死です。子どもは当然 息が切れます。日本は中学生の自殺率が非常に高い国なのですが、一年の中で9月1日が最も自殺数の多い日であるという統計が出ています。
実際に我が子を通わせて納得の数字だと感じています。
学校休んでいいよ。宿題やらなくていいよ・・・と私からは息子に伝えてはありますが、何しろ学校は行くべきだ、と今は本人が思っていますので、たとえ学校がしんどい場所でも、私は彼の選択を応援するしかありません。
(私は、学校は行かなくても問題ないとは思っていますが、行くべきではないと思っているわけではありません。行きたい子は行けばいいのです。ようは子どもひとりひとりが自分で選択し、自分らしく生きられる場があることが大事だと思っています)
我が子に寄り添う。我が子を信じて待つ。いろんな意味で試されます。
大人の望んだとおりの行動や結果を子どもに期待して、信じて待つ のではありません。子どもが何を選択し、何を行っていても、彼は自身の人生においてより良く生きようとする力がある。
それは親の望む行動ではないにしろ、それでも子ども自身が自分の人生を一番良くしたいと思っていて、その選択をしていく力を持っていることをただひたすらに信じ、その力を発揮するのを待つのです。忍耐のいることです。
私は森わらを開園してから、一貫して『お母さん』というものにこだわってきました。
そして 母と子の在り方についてみなさんと一緒に考えてきました。今年になって『母と子の幸せ応援団~ひなたぼっこ~』を立ち上げたのは、森わらと別組織を立ち上げたという意識はなく、とにかくお母さんの在り方、子どもを本当の意味において信じる大人を社会にもっともっと増やし
たいと思ったからでした。そして森わらっ子が巣立ったその先の社会において、森わらっ子たちがより生きやすい社会を創りたいからでした。そんな想いの中で 大阪の母子 よっぴー&まりんに出逢いました。
まりんは確かに公教育を全く受けず、つまり学校に全く通わず大学に現役合格しました。でも特別な子ではありません。彼らの本を読んでもらうと、また実際に会ってもらうとよくわかりますが、とことん 母のよっぴーは、まりんを信じています。
そしてまりんも、母からの愛を信じ、自分を信じる力、これこそ本物の生きる力だと浅井は思っていますが、この力がハンパないのです。この親子の在り方は 私がみなさんに伝えたいと思っているコト そのものでした。本を読んでいてもうなづくことばかりです。
私が8年前から森わらを通して伝えてきたことを、もう20年以上前から実践していた親子がいたのです。
信じて待つ育児のその先を、目の前で見せてくれる親子がいたのです。そんな親子をどうしても多治見に招きたく、3月に彼らに実際に大阪で会ってオファーしてきました。9月に多治見に来てほしい!と。
森わらの園児の親御さんである
原 由加理ちゃんは 自分を生きる学校Mii を立ち上げ、日々地元の学校に行かない選択をしている子どもたちと共に生きてくださっています。彼女が今回 よっぴー&まりん&浅井 のトークライブの主催者さんです。
夏休み 原ちゃん本当に動き回っていました。多治見市の教育委員会の後援もとりつけ、多治見市内の全公立小中学校にこのイベントのチラシが設置されています。
今回 このイベントに来れなくてもいいのです。多治見にMii があること。よっぴー&まりんの存在を知り、本を手にする親子が増えること。
生きづらさを感じている子とその子を支えている親さんに 希望の光が届くことを心から願っています。
そして、母と子の在り方について すべての大人たちが考えるきっかけになることを心から望んでいます。