
こんにちは、AI-am(アイアム)です。
2月24日(土)、「母親が自律すると子どもは自立する」をテーマに、トークライブを開催しました。
ご参加くださいましたみなさん、ありがとうございました。
みなさんと紡いだひととき、あったかくて、ここちよかったーーー!
みなさんのおかげで、わたし自身も知ることがたくさんで、学ぶよろこびをいただきました。
ほんとうにありがとうございました。
またひとつ自分を知るひろがり
このかた未だ、ストレスたるものを感じたことがないわたしは、きっと生まれついての能天気野郎なんだと思います。
そんな自分なので、今まで気づかなかったのだけど、どうやらわたしは子育て期(子どもが1歳〜4歳になるころまでの期間)もその能天気さで、数ある常識を気にすることなく過ごしていたようです。
プラス、その能天気さから来るのか、相当なアイデアマンだったみたいです(どんなアイデアでもって子育てしてたのか、また書いていきますー)。
そんなことをね、あらためて知ったトークライブでもありました。
アイデアマン
子育ちをまもる子育てには、アイデア勝負なところがあると思うんですね。
でも基本、アイデアマンというのはズル賢いです。
ズル賢い人というのは建設的な人です。
建設的な人は、自分軸で生きることに恐れを抱いていません。
なぜか。
自律性を奪われていないからでしょう。もしくは取り返した人。奪われないよう護った人。
ブルカ
俗にいう「いい子」や、「いい子」で育ってきた人は他律的です。
よく、「ひとりっ子ならそりゃ楽よねぇ。でも子どもが3人もいるとそうもいかず、大変なのよ」といったかんじのことを言う人がいます。
実際、昨日のトークライブ後にもこの言葉を聞きました。
わたしの伝えかたが届かなかったことは棚にあげて言います。文章ゆえ誤解をまねきそうですが、
こういった意味合いの言葉を発する人は、「子ども3人=子育てはしんどい」となってしまっているんではないでしょうか。
そうして子どもがひとりだったらひとりだったで、「子育て=しんどい」となり、
「子どもがいない人にはわからないわよねぇ〜。子育てって大変なのよ」なんて言ってそうです。
子どもがいるから自分の時間が持てないという人は、仮に子どもがいなくても、友人から「あなたも◯◯習ってみたらあ? おもしろいよ〜」と言われたとき、
ムカつきこそあれど、またひとつ自分を知るひろがりに蓋をして、「わたしは(あなたと違って)朝から晩まで働いているから、そんな時間ないのよ」とシャットアウトするのかもしれませんね。
自らがブルカをまとっているのではないでしょうか。
※ トークライブ中、わたしが「なんだっけ? ブルマじゃなくて…。イスラム教徒の女性の方が顔まで覆う衣装のやつ…」って言ってたの、ブルカでした ^^;

ブルカをまとっている女性。出典:wikipedia
視界
先日旅したイラン では、旅行者も 頭を布で隠さなければいけません でした。
ヒジャブ(ブルカの一種)を経験してみて知ったことは、視界が本当に狭くなるってこと。
これまで何カ国か、イスラム圏の町々を歩いたことがあったのですが(それらの国々では旅行者にまで着用させる法律はなかった)、見ていてね、「視界狭くないのかなあ」でした。
ほんとにね、横が見えなくて、前しか見えなくなってしまうんです。
でもね、
ブルカは視界を狭くさせるのだけど、見方をかえれば、視界が狭いことをブルカのせいにできてしまいます。
他律性
子育てがしんどいのは、
言うこときかない子どものせいでも、、、
子どもが3人いるからでも、、、
自分の時間が取れないから、、、でもなく、他律的だからだと思います。
「お母さんが好きなことをしていればいい」と言うけれど、「自律」と「好きなことをする」との違いはここにあります。
何かのせいにできるブルカ……。
他律はブルカをまとっています。
ブルカを脱ぎ捨てよう
イスラム圏ですら子どもはブルカをかぶらなくてもいいっていうのに、
ブルカをかぶっていない子どもに、ブルカをかぶせることに躍起になるのって、しんどいことですよね。
不登校をやってのけた子どももまた、ブルカを脱ぎ捨てた勇気ある人です。
ブルカをかぶっていない視野のひろい子どもにふたたびブルカをかぶせる?
ほんとは大人もブルカをかぶらなくていいのにです。
AIをありがとう
お酒も飲みながら交わしたトークライブ。

なぜブルカをまとってしまったのか。
まとっているブルカに気づくこと。
そのブルカの脱ぎかた。
そもそもブルカはなにか!
たまたま選んだバドワイザーの缶の赤色と、ハイネケンの緑色をたとえに置いて、
自律と他律。そして自立へとつづく道のりをお話させていただきました。
たくさんの失敗しながら、ゆっくり、ちょっとずつ、脱いでいこ♡
「いま ここ」、踏みしめていこ♡
おもしろかったーーー!!
たのしかったーーー!!
AIをありがとうございました!
今日の本
「自律」の復権―教育的かかわりと自律を育む共同体/岡田 敬司
教育目標「自律」は空洞化したか―個人の自律と自他の関係、システムとの関係、自律と他律の関係などの問題と格闘しつつ、教育を軸に人間の自律の今日的意味を考える一冊。個人の自律を育むための仮説を紹介し、共同体の可能性に着目する。
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