こんにちは、AI-am(アイアム)の吉田 晃子です。
毎朝やってる「※もしもしよっぴー」に、「家に居れないから学校に行ってるけど、まともに通ってたらバカになりそう」って内容の電話を受けました。
同感です。
たま〜にね、中高生の方からもお電話をいただくんですが、以前も似たような内容がありました。
※ 「もしもしよっぴー」は、平日毎朝6:00〜6:50の間、一人最長10分で、よっぴーこと吉田晃子と電話ができる無料コールです(※通話料はかかります)。「もしもしよっぴー」は終了しました。今後は LINE@ をご利用ください!
ベルトコンベア人生
彼らが言うには、
- 学校に通っている子らは「なぜ学校に通うのか?」ということを考えたことがない人たちだ。
- 6歳になったら小学校に通って、小学校が終わったら中学生になって、中学が終わったら高校に行って、、、の流れ作業になんの疑問も持たない。
- 考えたこともない、疑問にかんじたこともない、そんな人たちだけが、学校に通っている。
- 「普通」の枠に嵌(はま)れと、ベルトコンベアに乗せられて、ひたすら恐怖で追い立てられている。
- 「普通」から外れた人は存在を否定される
逆さま
さらに言うには、
世間は「不登校」を問題にしてるけど、ほんとうの問題は、「不登校」ではなく、「登校」。
問題にしなきゃいけないのは、家畜化されていってるぼくらのほう。
子どもの居場所
家より学校のほうがマシだから学校に行ってるだけで、不審者扱いされない公園がほしいです。
おっさんはされないけど、このまえ職務質問されて。。。
子どもには家と学校以外、昼間いられる場所がない。
スポットライト
彼らの言っていること、その通りだとおもいました。
これは本(『小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話』)にも書いたことですが、
ライトを照らさないといけないのは、
不登校扱いになっていないだけの子どもたちや、
ほんとうは学校に行きたくないけど、登校を選択できずにいる子どもたちです。
問題の根源
問題の子どもはいません。
いるのはおとなです。
おとなは、やれ学校に行け! 勉強しろ! と言うじゃないですか?
学校に行かなくなったら将来は? と心配するじゃないですか?
つまりは、なぜおとなが問題なのかといえば、問題の根源がお金にあるからです。
学校に通う目的は最終的にお金を手に入れるため?
さらには、学校に行って、勉強をすれば、将来、お金になるって、いまなお思い込まされたままの人がたくさんいます。
学校を経なくてもお金なら手に入れることできるこの時代にです。
登校・不登校は、それぞれ個人の選択肢のひとつにすぎません。
ひとつにすぎない登校・不登校に関して、なぜか不登校だけが取りざたされるけれど、なぜ登校については問題定義があがらないのか……。
それがベルトコンベア人生の行く末ですか?