
こんにちは、
AI-amの
よっぴー です。
あなたは 肯定的な言葉かけ を子ども(パートナーにも!)にしていますか?
子どもが変わる肯定的な言葉がけ!『言葉は現実化する』否定形の声かけは脳に伝わらない? でも書いたように、肯定形の言葉で声がけをすることは重要です。
肯定形の言葉かけをしていれば、子どもは「自分は大切な存在、価値ある存在なんだ」と感じ、自己を肯定できる人になります。
いっぽう、否定形の言葉かけをしていけば・・・
もくじ
否定的な言葉かけの影響
おとなだって、否定形の言葉で言われたら
-
- イラッとする
- 反発する・反発したくなる
- こわく感じる
- さびしさを感じる
- 暗くなる
- 不安が生じる
- 自信がもてなくなる
- 萎縮する
- 自尊心を傷つけられる、etc
になるじゃないですか。
否定形の影響は大きいです。
否定形の言葉を来る日も来る日もずぅ〜〜っと聞かされていたら、自己否定して、どうにかなっちゃいそうです。
親の自己肯定が、子どもの自己肯定につながる
親が肯定形の言葉かけを子どもにしていけば、子どもは自己を肯定できる人になります。
では、そのために必要なことは何でしょうか?
わたしは、親が自己を肯定していること だとおもっています。
自己肯定感の低い親が、肯定形の言葉かけを暗記して、その知識をもとに子どもに声かけをしたところで、
そんなの、空中楼閣です。中身がともなっていなければ、意味がありません。
じゃあ、どうすれば、親は自己を肯定できるのか?
自己受容
子どもに 肯定的な言葉かけ をするために必要なことは?
↓↓
親が自己を肯定していること
↓↓
親が自己を肯定するために必要なことは?
↓↓
自己を受け容れること(自己受容)
です。
おもしろいのは、自己を受容している人は、自己肯定「感」を必要としないところです。なぜなら 自分さんと仲よし だから(後述)。
自分さんと仲よしだから、子どもに掛ける言葉もごく自然に肯定形 になっており、子どもとも仲よしです。
こうして親と仲よしな子どもは、子どももまた、自己受容しながらおとなへと成長していきます。
自己受容ってなに?
自己を受け容れるということを、心理学では 自己受容 といいます。
自己とは、流動的に変わっている自分 のことです。
いつだって時のなかで揺らいでいる、そんな自分の気持ちや感情を、その都度、ただ、あるがまま受け容れることです。
自己肯定との違い
晴れの日の自分も、雨の日の自分も、長所も短所も、好きなとこも嫌いなとこも、どんな自分でもあるがままを受け容れるのが自己受容です。
いっぽう 自己肯定は、失敗したけど次は成功できる! など、ポジティブな解釈を付け加えて自分を肯定すること をいいます。
自己肯定感の高い人は、ポジティブに考え、思い切った行動へとつなげる前向きなエネルギーが強く、自分に自信があります。
自分に嘘はつかない
自己を、あなたが生まれたときからずっと、あなたがおもうがままに受け容れさせてもらえていたら、
おとなになった今、親である今、「自己を受け容れる訓練」みたいなことはしなくて済みます。
たとえばこんなふうに ↓↓
あなたはあなたのままでいいんだよ。あなたのままがいいんだよ。
だから、あなたが感じていることを大事にしてね。
感情を差別することなく、泣いたり、怒ったりもしてね。
イヤなときはイヤと言い、泣きたいときはおもいきり泣き、腹が立つときは怒ってください。
あなたがやりたいことをやってください。
あなたがあなたの人生において何を選択するか、あなたが決めてください。どんな選択も応援するよ。
気がすむまで悩み、考え、その時々の ーあかんたれな自分も、醜い自分も、失敗する自分もー 自分を愛してください。
わたしはどんなあなたも愛しています。
おたがい、自分さんにだけは嘘はつかないでいましょ。
↑↑ これは 星山海琳 さんが育ってきた家庭環境です。
わたしがしてきたことは、自分自身を受容したことと、大掃除をしているその横でソファーに寝転がってテレビが見れる… そんな家でまったりと過ごしていたことです。
彼女が、小・中・高へ通わず、一切の科目勉強もしていなかったのに、12年間の勉強・8教科を2ヶ月半でやり、高卒認定試験に合格して大学へ現役入学できたのは、自己受容力が深かったからだとおもいます。
子どもの頃のような自分と、それを評価・判断する親の自分が同居している
しかし親は、小さなころからなにか「行為」に対して褒められたり、叱られたりすることはあっても、
自分が「自分である」というあり方に対して、愛の言葉をかけられてきた経験は少ないのではないでしょうか?
評価を下され、干渉されて育てられると、おとなになってもなかなか自己受容ができません。
この冬、真っ赤なコートが欲しいな、と自分さん(インナーチャイルド)がおもっても、同居するもうひとりの自分(インナーペアレント)が、
「そんな派手な色! あなたはお母さんよ! 何歳だとおもっているの?」なんて囁く。
「贅沢よ!」なんて言って咎める。
苦しみ、深く傷ついて、助けを求めている。
依存や支配、コントロールなど影響を及ぼしている。
同居するもうひとりの自分・インナーペアレントは、幼少期の頃の親のものの見方や考え方、行動に影響されて形成されています。
こういった声を心の中で聞きませんか?
- ちゃんとしろ!
- 裏切られるのでは?
- ほんとうに大丈夫なのか(失敗しないのか)?
親が口うるさい家庭で育ったのなら、口うるさいインナーペアレントが育ちます。
親が否定的な発言を繰り返す家庭で育ったのなら、否定的なインナーペアレントに育ちます。
親が不安を口にする家庭だったのであれば、不安を口にするイ ンナーペアレントになっていきます。
内なる子どもと内なる親
スーパーのフードコートで、ラーメンを落としてしまったNくんに言い放ったお母さん( ⇒ 社会が求めている「自分」を見つけようとしていませんか? )もまた、自己受容ができていなかったのかもしれません。
自己受容ができている人は、自分のなかに住むふたりと仲よしです。
インナーチャイルドの自分さんがどのような気持ちや感情を持っても、インナーペアレントはその気持ちや感情を持っている自分さんを否定せずに、判断や評価もしないで受け容れてくれます。
なにがあっても、インナーペアレントはインナーチャイルドの味方なので、心の中で葛藤が起きないんです。
ありのままの自分を、そっくりそのまま、認め、感じ、味わい、受け容れていくと、「自分が自分である確かさ」が培われていきます。
そうして、自分は自分でいいんだ。と安心していくと、人と比べなくなっていきます。というか、人と比較する必要がなくなります。
自分自身の真ん中を感知して、からだに宿る感性に添うていけます。そこに怖れはありません。
ではどうやったら自己受容ができるのか、続きはこちらです↓↓
今日の本
そのままのあなたが素晴らしい
マルかバツか、善か悪か、正か誤かという生き方、あるいは「こん畜生スピリット」が心を固くし、人生の楽しさを奪っている。多くの人々を人生の苦しみから救ってきた牧師によるいますぐ使えるとっておきの処方箋。この一冊で、人生が変わる。