
こんにちは、
AI-amの
よっぴー です。
今回は 子どもの自己肯定感が高くなるために必要なのは、親の自己受容 のつづきです。
自己を受容することがなぜ大切なのか? 自己を受容できたら自分はどうなるのか? につづき、今日は、どうすれば自己受容ができるのか? を書いていきます。
もくじ
受容のしかた
自己受容ができている人は、自分のなかに住むふたりと仲よしです。
インナーチャイルドの自分さんがどのような気持ちや感情を持っても、インナーペアレントはその気持ちや感情を持っている自分さんを否定せずに、判断や評価もしないで受け容れてくれます。
なにがあっても、インナーペアレントはインナーチャイルドの味方なので、心の中で葛藤が起きないんです。
☆ インナーチャイルドは、心の中に住んでいる内なる子ども/苦しみ、深く傷ついて、助けを求めている。
☆ インナーペアレントは、心の中に住みついている内なる親/依存や支配、コントロールなど影響を及ぼしている。
ということは、自分のなかに住む自分さんと仲よしになればいい ってことですよね?
あなたの隣に来た人に、一目惚れしちゃったらどうしますか?
どうやって仲よしになりますか?
(お隣さんでもいいし、職場でもいいし、飲み屋でも、機内でも)
まずは挨拶しますよね?
それから「どこに住んでるんですか?」とか、「何されているんですか?」っていった類のことを聞いたりしますよね。
つまり、話をします。
一目惚れしたその人のこと、好きだから、
あんなことや、そんなこと、、、聞きまくったりしませんか?
知ろうとしませんか?
「仲よく」ではなく、「仲よし」に
インナーペアレントとインナーチャイルド、ふたりでお話ししたこと、ありますか?
知ろうとしたこと、ありますか?
小さなころから「仲よくしなさい」と言われてきたわたしたちは、嫌になるほど誰かを知ることもないまま、※同じて和せず にさせられてきました。
でもそうじゃない。
「仲よく」するんじゃなくて、「仲よし」になるんです。
※ 「論語・子路」のなかに出てくる「君子は和すれども同ぜず。小人は同ずれども和せず」文言。
和して同せず … 人と協調していくが、決してむやみに同調しないということで、人とのなごやかな人間関係には心掛けるが、その場かぎりに、無責任に賛成したりしないという意味。
同じて和せず … つまらぬ人間は、やたらに人の意見に賛成するが、真に共感しているのではなく表面だけを合わせているのであり、友好関係は生まれない
しあわせを感じながら生きていくために大切なことは、自分を知ること
インナーペアレントは、幼少期の頃の親のものの見方や考え方、行動に影響されて形成されています。
親が口うるさい家庭で育ったのなら、口うるさいインナーペアレントが育ちます。
親が否定的な発言を繰り返す家庭で育ったのなら、否定的なインナーペアレントに育ちます。
親が不安を口にする家庭だったのであれば、不安を口にするインナーペアレントになっています。
でもね、もう、そのインナーペアレントとは仲よくしなくていい。
自分の気持ちや欲求を優先していい!
親の期待に応えなくていい!
「仲よく」するんじゃなくて、「仲よし」になる。
あなたはあなたでいい。あなたがいい
今日、このあとで、インナーペアレントが隣にやってきたら、一目惚れ、してみてください。
目の前のわが子にイラっとしたとき、その「イラっ」をわが子に向けないで、そっくりそのまま、認め、感じ、味わってみてください。
今度のお休みや、夜おふとんに入ったときにでも、ゆっくりとお話ししてみてください。
パペットマペット
「考える」っていう行為は、ふたり以上でやるときは出来るけれど、ひとりで考えるのって、出来ているようで出来ていないことが多いじゃないですか。
上っ面だけがただぐるぐるしてたり、真剣ではなく、深刻になってるだけだったりして。
そこでお助けマンになってくれるのが、パペットマペット!
冗談で言ってるんじゃなくて、パペットマペットはかなりのおすすめです。
10代のころ随分とお世話になりました^^(掘り下げていくときに、心の奥にある想いが現れやすい)
自分で作れる人は作ってね。
自己受容するために習慣づけること
感情は抑え込むとストレスになってしまうけれど、十分に味わうとストレスになる前に消えていきます(ほら、泣いたらすっきりするじゃないですか)。
悲しい感情なら悲しさを。
怒りなら怒りを。
嫉妬なら嫉妬を。
抑え込むのではなく感じてみてください。
こんなことぐらいで嫉妬するなんて、、、と評価をくだすのではなく、「ああわたし、嫉妬してるんだあ〜」
「かなしいなあって感じてるんだあ〜」
「はらたってるんだあ〜」
って。
ありのままを受容すること
子どものころ 飲み物こぼしたら、怒られた。
子どものころ 洗いものしてて食器を割って、怒られた。
子どものころ 電話してるそばでうるさくして、怒られた。
子どものころ 荷物を足の上に落としたとき、怒られた。
子どものころ ぎゅっと持ってた風船が空に飛んでいったら、怒られた。
子どものころ 怒ったら、怒られた。
だから 言うたら怒られることは、言えへんようになった。
……言ってほしかったんだ。怒るんじゃなくて。
でも、もうだいじょうぶ。
ママ(あなたのお母さん)に言ってもらえなかった言葉たちは、自分が自分さんにかけてあげればいい。
自分さんまで自分さんに怒らなくていい。
自分のことを無条件に受け容れてあげよう。
今日の本
“ありのまま”の自分に気づく
心に余裕を持って生きるには、どうすればいいのか。仏教の経典や他の諸分野の書物をもとに、現代を生きる私たちが陥りがちな様々な心の問題を克服していく術。