不登校はレインボー。学校に行っていないから将来が不安という方へ

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am3こんにちは、AI-amの吉田 晃子です。

学校に行くのは当たりまえで、どんなことがあっても絶対に行かねばならない場所とおもい込んでいたわたしにとっては、子どもが学校に行けなくなったことは、天と地がひっくり返るような出来事でした。しかしその1週間後、もといた場所が塀の中だったことに気づきました。

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疑う余地はない

学校に行っていないから将来が不安という方へ。

わたしからすると、学校へ通っていたら将来が不安です。

いまの学校教育をみていたら、心底そうおもいます。

 

しかしそんなふうに考えるわたしも15年前までは、「学校はどんなことがあっても行かなければならない場所」とおもっていました。

おもっていた? ああいや、おもってるなんておもったこともない様で、おもってました。

たとえばほら、おしっこがしたくなったらトイレに行くじゃないですか。おしっこがしたくなったらトイレに行くとおもって行くのではなくて。それとおなじ。それぐらいの条件反射性でもって、6歳になったら学校に行くものとおもっていました。

 

「不登校」を知る

娘でもあるAI-amメンバーの星山海琳さんの上に、24歳(2016年6月現在)の息子がいます。

その息子が15年前のある日、学校へ行けなくなりました。

進級した当初から、担任がきらいで「ああ、行きたくねー!」と言っていた息子でしたが、イヤな担任にあたってアンラッキー、ぐらいにしかわたしは捉えていませんでした。

下校後も毎日友だちと陽が暮れるまで遊び、家でもくったくなく笑い、朝も起きてくる息子だったからかもしれません。さして問題にすることもなく1学期は過ぎました。

 

夏休みも終わり、2学期がはじまりました。

また「ああ、行きたくねー!」を聞くようになります。

けれど呆れるぐらい無知なわたしには、頭のなかに雷のひとつも落とされないと わからなかったのでしょう。ある日突然(わたしが問題意識を持っていなかっただけで、実はちっとも突然ではないが)彼を襲った激しい嘔吐、乱れる呼吸…。救急車で運ばれたときには、胃には穴があき、不整脈(息子は先天性心蔵疾患)を起こしていました。

ここにきて はじめて、世の中に「不登校」というものがあることを知るのでした。

 

透明な恐怖

息子が学校に行けなくなったとき、わたしは得体の知れない恐怖に襲われました。

それは、生きる苦しみでも、老いる苦しみでも、病む苦しみでも、死ぬ苦しみでもないのです。

なんだかしらないけれど、たとえようのない、あまりにも未知な、透きとおった恐怖でした。

 

学校に行けないってどういうこと? 学校に行かなくなったらどうなるの? おとなになれない? 将来は?

 

学校でなにがあったのか、担任の先生から話を聴き、原因を調べ、学校に戻れる解決策を考えていきます。

校長先生にも会いに行きます。

クラスのお母さん方に集まってもらって、緊急会議を開いたりもしました。しかし恐怖は透明なまま。姿をみせてはくれません。

胃に穴があくほど わが子を苦しめた わたし自身の愚かさを省みることは知らないままで。

 

息子を助けられるのはわたしだけ

1週間が過ぎようとする ある午後、息子がポツンと言いました。

俺、どうなるん?

わたし、ハッとしたんです。その言葉は、わたしの心臓に命中しました。

 

なにしてるんやろ、わたし……。息子は、「たった今、ぼくを助けて!」とSOSを発していたというのに。

学校を問い詰めて、原因を追及していくことを望んでいるのではなかった。そんなことに時間を費やしている場合ではなかったんです。

目の前でおぼれかけている息子を助けられるのはわたしだけです。なにはさておき、すべきことはこっちだ。

子どもがみえました。

 

借り物の価値観

透明だった恐怖の姿が見えだしました。

恐怖の実態は、誰かがつくった価値観を、信じこんでいる自分でした。自分が自分を苦しめていたのです。

わたしのものだとおもっていたその価値観は、どこから来た価値観? ほんとうは誰の価値観?

 

ちょっとこぼれ話

実は、「不登校はレインボー」とタイトルをつけて、ここまでのことを、本(『小さな天才の育て方・育ち方 小・中・高に通わず大学へ行った話』6月29日発売 )に書いていました。

が、校正終了間際になって、ページ数のミスが見つかり、2ページ分カットしなければならないことに。

え゛ーーー ですよ。

マジかよ、ですよ。

「紙面の都合上割愛する」ってやつですよ。

結果、この記事のここまでのことを 1行 にしました (笑)(つ﹏<)・゚。

 

1行とは逆に、ここまでのことをさらに詳しく書いているのが ↓↓↓

苦しみは真実への案内役

不登校の問題、それは、「不登校ということで苦しむこと」なのではないかなとおもいます。

苦しみがなければ、学校に行こうが、行かまいが、そんなこと問題になりません。

ピーマンが好きか、好きじゃないか。ピーマンが好きじゃないということに対して問題をおいていない人にとっては、ピーマンが好きじゃなくてもなんら問題がないのとおなじです。

いかにしてピーマンを食べさすか。そんなこと考えもしません。そんなことで今日を苦しみで過ごしません。そうでしょ?

ピーマン以外にも野菜はあります。

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子どもが不登校になると、どうしても学校に行かせることが重要なことに感じてしまいがちだけど、

ほんとうに学校に行かないことが問題なのかどうか考えてみました。ほんとうにピーマンを食べないことが問題なのかどうか考えてみました。

学校に行くことがほんとうに重要かどうか。ピーマンを食べることがほんとうに重要かどうか。

それよりも重要なことがあるかどうか。

 

そのとき、AI

どうして学校に行かせたいの?

それは子どもの将来を想う親のAI。AIからの想い。

つまり根本的な感情は愛です。

 

だとしたら、学校に行くことよりも大事なことは、子どもが生きているということ。

生きているからこそ学校にも行けるし、将来のことも考えることができる。

考えることは、子どもの学校のことより、子どもの生のこと。

 

 

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