こんにちは、AI-am(アイアム)の 吉田 晃子 です。
不登校にもいろいろありますが、公の学校に行ったものの、合わなくて通うのをやめた人(子ども)は、商売人気質があるなあと思うようになりました。
ぶーぶー言いながらも学校に通う人は、サラリーマンが合うんだろうなあと。
商売人の働き
わたしの父は商人(あきんど)だったのですが、父が時おり話してくれる、父自身の若い頃の話を聞くのが好きでした。
まるで冒険物語を聞いているようで、「かっこいいな」って。
で、少し大きくなって気づくのですが、父のその「かっこいいな」って思う部分というのは、商人は商人道みたいなものがあって、その働きでした。
商売というのは(誤解されがちなのかもしれないけれど)単にお金を稼ぐことではないんですね。
世の中の仕組みの矛盾に気がつくことだと思います。
小さな問題に気がつき、その解決に向け、アイデアを思いつくかどうか、実行するかどうかが、商売人かそうでないかの違い。
商売人マインドというのがあって、それは、勘とか、反射神経みたいなものです。
サラリーマンの働き
サラリーマンと商売人のがんばり方は異なります。
お金に対して理の働かない人は、勤めて、決まったお給料を貰っているほうがいいだろうし、そのなかでしあわせになるのがいいなと思う。
エリートサラリーマンだった人とおしゃべりしていて、そう思ったのでした。
大企業に勤めていたその方が、脱サラをして事業をはじめられたけれど、失敗におわられたそうです。
その話を聞いていて思ったことは、サラリーマンの思考回路と、商売人の思考回路は違うんだなってことでした。
サラリーマンの場合は、成果(評価)を上げることが最大の目標になります。
咲く花はみな違う
自営で生きている人と、雇用スタイルで生きている人は、価値観の優先順位が違うし、生きていくためのルールが違うのだと思います。
そこでふとね、子どもさんが不登校になったということで、そのご相談等でこれまでにお会いしたお父さん(お母さん)を思い返してみると、
商売人(経営者)の方は、子どもさんの選んだ道を受け入れられるのが早かったことに気づきました。
主人がわかってくれません…。どのように言えば… 、と悩まれている方!
学校に行かなくなった(行かないと言っている)子どものことを、
夫とは違う思考回路を、
夫さんに想像してもらうわかって方法のひとつに、この例えは使えると思うのですが、
どうですかね?
今日の本
人間の四つの気質――日常生活のなかの精神科学
日々の生活を、より良くするために──古代ギリシャ以来、人間には、火のように激しい「胆汁質」、風のように気が変わる「多血質」、水のようにゆったりした「粘液質」、土のように暗い「憂鬱質」の、四つの気質があるといわれてきた。日常生活の適切な思考のありかた、日常生活に役立つ具体的な提言を述べた講演を11篇収める。
会社のために働くな/本田 宗一郎
町工場を〝世界のホンダ”へと育て上げた、昭和の名経営者・本田宗一郎。彼の夢へのチャレンジ精神や情熱溢れるメッセージは、いまなお多くの人の心を打ってやまない。本書では、働く人に向けて寄せられた珠玉の言葉を、127に厳選しまとめた箴言集である。「好きなことだけをやる」「1%の不良は100%の不良」「スピー ドがなによりのサービス」「紙一重が大切」「下請けまかせにするな」「一番大切なのは自分」など、現状を打破する言葉が満載。仕事と人生に革命が起こる1 冊!