オンラインスクール「オヤトコ学校 いい舟」のご案内&ご参加について

お知らせ

オンラインスクール「オヤトコ学校 いい舟」の新規メンバーのお申し込み受付は、2022年7月15日をもって終了しましたため、現在はご参加いただけません。ご了承ください。

オンラインスクール「いい舟」とは?

親と子の「ヨコの関係」とは、「支配する/服従する」が存在しない関係です。

「いい舟」は、親と子がヨコの関係になるための場所ではありません。
なぜなら、「ヨコの関係になる」ことを目的にすると、それはこどもを置き去りにした、タテの関係における「ヨコごっこ」でしかなくなってしまうからです。

わたしたちの考える「ヨコの関係」は、信頼する、尊重する、対等になる、といった言葉や行為とはそもそも別種類のものです。信頼はある、尊重もある、対等もある。

同様に、「支配しない」「服従させない」関係では、結局のところ、支配と服従は変わらず存在しています。
だから、支配する/服従するの存在を自覚し、それがいやなら、その構造から出ていく

「オヤトコ学校 いい舟」は、そんな思索と実践を、それぞれの家庭でやっていく軸としての場です。

ヨコの関係で育ってこなかったわたしたちが、こどもとヨコの関係を築くために

公教育のやり方に疑問を持たれる方が多くなりました。そんな流れのなか、オルタナティブ教育のひとつであるデモクラティックスクール、サドベリースクールへの関心も高くなりました。

「家庭にもデモクラティックスクールの教育(以下、デモクラ教育)を取り入れていきたい」という方が増える一方で、ほとんどの大人は、親と子がヨコの関係であることや、ものごとを話し合って決めていく、その民主的なやりかたを経験していません

わたしたちに出会ってくださった方々から、「こういうときはどうしたらいいんですか」、「あんなときはどうするのがいいんですか」と、よく聞かれたりします。

たとえば「ゲームやめてほしいときはどう言えばいいですか」「どうすればヨコの関係で話ができますか?」といった質問に対して、「こう言えばいいですよ」とは、わたしたちは答えられません。

こどもと親の関係も、当然、人間関係のひとつです。

人間関係は、具体的な関係性や性格、状況、そのほかたくさんの要素があって、答えがひとつだなんてことはありえません。

おなじ家で育った兄弟姉妹にでさえ、おなじ内容を伝えるのでも、違った声のトーンや言葉を使いますよね。

そして、他人からの簡単な答えに頼ってしまえば、デモクラ精神は何年かかってもわからないまま、身につけることができません。

ゲームも、Youtubeも、勉強も昼夜逆転も、本質はおなじ

親を「困らせる」、「未成熟」なこどもに対して、ゲームについてならどう言うのか、Youtubeなら、じゃあ勉強や昼夜逆転なら、◯◯だったら、どう言うのか?

「◯◯」に入るものがなんであれ、本質は同じです

その本質を肌で理解していこうとしなければ、いつまでも「こんなときはどうすれば正解なのか?」がつきまといます。

わたしたちの書籍やブログ、トークライブなどから、どんなことを感じるか、どんなことに気がついたり、学んだりしてくださるかは、人それぞれです。

こんなふうに受け取ってほしいとか、ましてや教えたいとか、わたしたち自らゴールを作ろうとは思いません。

よっぴーまりんの考えること言うこと、やることが正しいのではなく、ひとつひとつの正しさがあると思っています。それを自分で見つけていく、それぞれに幅を広げられるような発信でありたいと思っています。

けれどこの「オヤトコ学校 いい舟」の軸は、よっぴーまりんの考えそのものです。

ヨコの関係じゃなくても、こどもは育つけど

ヨコの関係なんてなくても、こどもは育ちます。

かつてこどもだったわたしたちが、こうして大人になっているように。親からの尊重がなくても、信頼がなくても、困った愛情をかけられてしまっても、こどもは大人になることができます。

でも、「だからどんな家庭でもかまわない」のではありません。

親と子に、支配と服従はいらない。

いま、親と子のどちらにとっても、安心で安全な、心地いい関係であること。
お互いがお互いの個別性に干渉せずに、縁の深い他人として、「自分たちの家」をともに作っていける関係であること。
家庭が、「わたしの家」じゃなく、「こどもとわたしが暮らす家」であること。

「いい舟」ではこんなふうに学びます

「オヤトコ学校 いい舟」はインターネットひとつで、世界のどこにいても、いつでも学ぶことができます。
移動中、帰宅後やベッドのなか、ぱっと手が空いたとき、いつでもご自身の都合にあわせてご覧いただけます。

  • 家庭でサドベリー
  • ここだけの読み物(ときどき動画や音声)
  • 窓(日々のつぶやき)
  • よっぴーまりんへのポスト
  • 旅行先からの発信、そのほか不定期にいろいろと

家庭でサドベリー

家庭は、デモクラティックスクール、サドベリースクールそのものには絶対になりません。

それは、その場が家庭であって、学校ではないから。

けれど、デモクラティック教育(サドベリー教育)のエッセンスを家庭に取り入れて、親と子がヨコの関係で過ごしていくことはできます。

自分を生きるということ、他者と生きるということ。

ひとつ屋根の下で暮らす家族、その誰もが心地よく暮らしていける家庭をみんなで築いていく。

けれど多くの大人は支配と服従の家庭で育ち、学校でも習ってこなかったし、そんな大人のいる環境が近くにあったわけでもありません。

ヨコの関係とはなにか、自分の家庭で実践していくのが「家庭でサドベリー」です。

「やりかた」ではなく「ありかた」

たとえばヨコの関係の親子になりたいと思うとき、その「なりかた」技法 をお教えすることはできません。
よっぴーまりんは、自分たちの経験をいかして、「なる」ための 視点 考えかた を伝えていきます。

なぜ、「やりかた」を伝えられないか。

デモクラティック教育(サドベリースクール)にあるのは 自律 です。
正解や不正解、他律の教育ではありません。「やりかた」ではなく、「ありかた」の場です。

わたしたち大人は、正解を教えられてきました。そして正解することを求められてきた。

自分を見つめざるをえないところでは、正解・不正解がない。だからこそ不安になります。

でも、デモクラティック教育(サドベリー教育)を家庭に取り入れるために、いまこれを超えていくのが、親の役割 だと思っています。

そうすると、「やりかた」や技法を教わる必要はないんです。

本質、根本をわかっていく。「ああ!」と腑に落とす。
腑に落ちたことは、忘れませんよね。ましてや、目の前の家族と、毎日いつでも学びのなかで暮らしてるんです。

それまでなら「やりかた」を求めていたようなときにも、マニュアルをめくらなくていい。
答えは自分のなかにあって、相手のなかにもあって、そのあいだに生まれていくものです。

こどもは親の姿をみて育つ

不登校をするのは怖くて、登校をしていたら安心。
ゲームをしていたら怖くて、読書をしていたら安心
漫画の本は怖いけど、歴史書だったら安心。

どちらがどう、あれだからこう、じゃないんです。大切なのは、なぜわたしは ◯◯ なら怖くて、□□ なら安心なのか? ということ。

親がいままで奪われてきていた自律性を自分で育てていくと、他者の自律についても自然にわかっていきます。

「ヨコの関係になる方法」なんて頭で考えずに、子どもと話し合うときにも理想の押しつけじゃない、本来の話し合いになっていく。

そして、子どもはその姿を見て育っていく。自律ってなんだろう、どうすれば自律になれるだろう、と考えるまでもなく、子どもも自然と自律になっていく。

他律から自律へ。家庭を変えていく

AI-amでもこれまでいろいろな方法で挑戦してみて、あーでもない、こーでもないって二人で頭を打ってきました。

子どもとヨコの関係になることを望んでる人たちがいて、ほんとはそんな方たちと何年も一緒に住めたら、いちばんいい。

でもみんな家庭でも仕事でも忙しくしているなかで、どうすれば伝えていけるんだろう、学んでいけるんだろう、とずっと考えていて、今回やっと、こんな形でお届けすることになりました。

「答え」「正解」ばかりが求められる世の中で、こんなふうに時間のかかること、自分を見つめたり、自分で考えたり……、することは大変かもしれません。でも、だからこそ、自分を、こどもの育っていく家庭を、変えることができます。

よっぴーまりんの関係だって一朝一夕でできあがったものではなくて、毎日の暮らしのなかの、ほんとうに小さなちいさな出来事をどんなふうに見ていくか、その積み重ねです。

その小さなちいさなところにスポットをあてながら、堅苦しく「対等とはなにか」「信頼とはなにか」と学んでいくのではなく、親と子が暮らしている家庭にある、どこにでもあるような出来事をテーマに学んでいきます

「家庭でサドベリー」はどうやって学んでいくの?

「家庭でサドベリー」は、動画をご覧いただきながら学んでいきます。

「いい舟」への参加後、ご指定のメールトアドレス宛に月2本(15日ずつ)のメールで、動画をお送りします。

各章ごとに6ヶ月程度かけて進んでいきます。
第1章では、↓↓ を学びます。

(内容は変更になる場合があります)

ここだけの読み物(ときどき動画や音声)

「家庭でサドベリー」に関連したことやエッセイ、ブログには書かないこと、質問へのお答えなど、よっぴーまりんが、素直に、綴ります。ときどき動画や音声も。

窓(日々のつぶやき)

よっぴーまりんが、日々それぞれ思ったこと、感じたこと、考えたことなどの端きれを集めています。

よっぴーまりんへのポスト

よっぴーまりんへの質問や感想、「家庭でサドベリー」の宿題への回答。伝えたいこと、聞いてほしいこと、などなど、なんでも送ってください。

Q&A

ご注意

オンラインスクール「オヤトコ学校 いい舟」の新規メンバーのお申し込み受付は、2022年7月15日をもって終了しましたため、現在はご参加いただけません。ご了承ください。

Q
参加は親のみですか? 参加条件などはありますか。
A

内容は親さん向けに作られていますが、どなたでもご参加いただけます!
ぜひぜひ一度お越しください。

Q
遠方・海外に住んでいても参加できますか?
A

場所にとらわれないオンラインスクールなので、もちろん可能です!
インターネット環境さえあれば、どこからでもご参加いただけます。

Q
支払いはPaypal(クレジットカード)のみですか?
A

基本的にはPaypalのみでのお支払い(1ヶ月ごとに自動更新)となりますが、ご希望の場合は銀行振込でのお支払いも可能です。
その場合は、「申し込む」ボタンを押さずに aiam.life365@gmail.com へお問い合わせください。

銀行振込の場合は、6ヶ月分まとめてお支払いいただきますのでご了承ください。

Q
月途中から参加するとお支払いはどうなりますか?
A

Paypalの場合は、お支払いいただいた日を起点に1ヶ月ごとの決済となります。

たとえば1月10日に一度目の決済をすると、1月10日〜2月9日が1ヶ月として見なされ、2月10日にまた自動でお引き落としが行われます。
月途中からだと損をする、といった仕組みではありませんので、参加したい!と思ったそのときにご参加ください。

銀行振込の場合も同様に、お支払いいただいたその日を起点にします。
6ヶ月後の同日が近づきますと、更新についてのお知らせをいたします。

Q
退会はいつでもできますか? 方法は?
A

Paypalで自動お支払いを停止していただくことで、いつでも退会が可能です(停止の方法はこちらをご参照ください → https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/support/cancel-subscription)。

お引き落とし日のタイミングにかかわらず、Paypal上での自動お支払いの停止手続きが完了した日をもって退会となります。
その時点で、それまでにご覧いただいた「家庭でサドベリー」の動画を含め、全てのコンテンツが閲覧できなくなりますのでご注意ください。

日割りでのご返金はございません。また、銀行振込の方は、6ヶ月未満であってもご返金はいたしかねます。ご了承ください。

Q
登録後、「家庭でサドベリー」が届きません
A

本登録の完了後(下記の参加手順をご参照ください)、必ずログインを行ってください。

ログインを行うことで「家庭でサドベリー」のメール配信がはじまります。
ログイン後にまず1通目が届き、その後15日間隔で新しい動画が届きます。

参加概要・手順

オンラインスクール「オヤトコ学校 いい舟」
https://iifune.ai-am.net

「いい舟」は、少しずつできあがっていく場所です。今もこれからも、完璧な場所ではありません。
学んでくださるみなさんと一緒に、わたしたちも勉強をしながら、手探りしながら、泳いでいきます。

ご注意

オンラインスクール「オヤトコ学校 いい舟」の新規メンバーのお申し込み受付は、2022年7月15日をもって終了しましたため、現在はご参加いただけません。ご了承ください。

参加手順

上記リンクより、Paypalを通してお申し込みください
※ お申し込みの前に、お使いのメールアドレスの受信設定をご確認いただき、PCからのメールが受信可能な状態でお進みください。
※ 仮登録メール等が届かない場合、迷惑メールに振り分けられている可能性もございます。
 Paypalに登録されているメールアドレス宛に仮登録メールが届きます
※24時間以内にメールが届かない場合は、お手数ですが aiam.life365@gmail.com までご連絡ください。
メールに記載のURLより、本登録へ進んでください
本登録後は完了メールが届きます。「家庭でサドベリー」配信のため必ずログインをしてください
「いい舟」のすべてのコンテンツがご覧いただけます!

ご注意事項

  • オンラインスクール内の内容について、外部への転記・口外を禁止いたします。
  • オンラインスクール内での迷惑行為等があった場合は、強制退会等の処置を取らせていただきます。
  • オンラインスクール内でいただいた投稿の一部は、個人が特定されないよう処理した上で、オヤトコ発信所で紹介させていただく場合があります。

投げ銭はこちら

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金額はおいくらでも、と言いたいところなのですが、手数料が差し引かれてしまうため、すみませんが300円〜でお願いします。

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心の支えにさせていただくとともに、これからの活動に役立てていきます。