こんにちは、AI-amです。
[amazonjs asin=”4863672756″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話”]
10月15日(土)、沖縄県宜野湾市にある宜野湾マリン支援センターにて開催された『小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話』出版記念対談のレポート、ならびに16日(日)の交流会の模様です。
もくじ
沖縄サドベリースクール
主催してくださったのは、 全国に8校、日本のサドベリースクール でご紹介している、沖縄サドベリースクールです。
主催の沖縄サドベリースクールのスタッフのみなさん、ありがとうございました。
足を運んでくださったご参加のみなさん、ありがとうございました。
おかげさまをもちまして定員60人の大会議室がめいいっぱい埋まる大盛況のなか閉幕しました。
好きなことをしていると、なぜ常識では考えられないようなことを可能にしてしまうのか?
子どもを100%信じ、尊重し、ただ一人の人間として愛すると、なぜ子どもは素晴らしいほどに天才のまま育っていくのか?
お話する台本は作らず、いただいたご質問にこたえていくトークライブ! ここ沖縄サドベリースクールでも盛り上がりました。
『小さな天才の育て方、育ち方』講演会質問
ひとつ、ふたつ、講演会質問を披露しますね。
(サドベリースクールに通う)メリット、デメリットを教えてください
これは星山まりんさんへの質問です。星山は以下のようなことを言いました。
そんなものはない。
ないというか、メリットがあるからする.とか、デメリットが多いからしない.とか、そういった損得勘定で考えたことがない。どんなにデメリットが多いといわれても、やりたければやってきた。
どこが長所で、どこが短所か、そんなふうに決めるのは、幅をせばめることだとおもう。
たとえば「強制されない」ことがわたしは好きだけど、でもそれは短所かもしれない。
「メリット」かどうかではなくて、「好き」かどうか。デモクラティックスクール(サドベリースクール)は「メリット」があったのではなくて、好きだったところ。
子どもを信頼して任せようと思いつつも、つい口出ししてしまいます。どうしたら口出ししないように出来ますか
これは親である吉田晃子への質問ですね。この質問はほとんどの会場できかれます。
やりたいことの中身は、やりたくないことや苦手なことの連続です。逆上がりをやれるようになりたい!! とおもって やっている人がそうであるように。
子どもを信頼して任せたい!! それがやりたいことであるのなら、「つい」もクソもない。口出ししない.と、覚悟する。決める。そう腹をくくる。出来るか出来ないかではなくて、やるか やらないかだから。
やりたいことをやる.というのは厳しいことですね。
家庭も学校も人間的な価値をなによりも大切にする場所でなければそこに教育はない
ほかにも たくさん、たくさんのご質問をいただきました。
- 「学校に行くのは当たり前だ」と信じて疑わない人との付き合い方(対処法)を教えてください。
- どんな理念で子育てされましたか? 子どものときに体験させておきたい大切なことはなんですか?
- まりんさんへ。どんなお母さんですか?
- いま大学生になられていますが、これまで受けてきた教育をどう考えていますか?
- 学校には行かなくてもいいけど、それだと友だちができない。その点について。
- (フリースクールが必要ないぐらい)子どもたちみんなが「行きたくなる場所=学校」になるために必要な考え方と実現するための課題はなんですか?
そのほか ほんと たくさんのご質問をいただきました。ありがとうございました。
グラフィックレコーディング
今回の沖縄サドベリースクール主催の講演に、ちょっとした朗報があったんです。
少しばかり前からグラフィックレコーディング(略して「グラレコ」)が気になっていた吉田のもとに、一本のメールがありました。「講演でのおはなしをグラレコで記録させていただいてもいいですか?」と。
Yeah!!
グラレコ。表現の一つとして、さまざまな場面で、さまざまなかたちや想いを「『可視化』することで『価値化』する」。
フリーランスとして起業されている コトバグラフィッカーちょこ さんが記録してくださいました!!
出張グラレコのほか、近々ワークショップも開催されます。詳細は直接問い合わせてね。
スタッフ交流会
一夜あけ、翌16日は沖縄サドベリースクールで、スタッフ、保護者、わたしたち吉田・星山との交流会。
講演会とは異なるコアな議題が飛び交い、みんな、自由に、明朗に、のびのびと発言できる時間となりました。
自己を打ち出す
サドベリースクール、デモクラティックスクールの関係者とのおしゃべりは、自己を打ち出すことばかり。
おわりの時間がきたとき、議題をまとめるわけではなく、だれかが、だれかの考えに同意したふりもない。ダラッと妥協するということがないのです。
それは自分に出逢う瞬間。これだから おしゃべりは好き!!