こんにちは、AI-am(アイアム)です。
10月8日(日)栃木市にて開催されたトークライブ・レポートのつづきです。⇒ 其の一は 子育ては芸術。数学じゃないよ。in栃木
講演会場を気にいって「ここ好き」を連発していたからでしょうか。「ここにおりたい」とからだがいう場 は人が加わっていっそう「好き」を濃くしてくれました。
もくじ
子どもの学び育ちはみんな違う!!~小中高に行かず大学へ行った話~
開演前、ふつうだったら「イスを並べる」という準備もあります。
でも、パリの公園みたいじゃつまんない! つーことで、
受け付けのあと、片隅にスタッキングされてあるイスを、参加者さん自らに自分が居たい場所に運んでいただきました(それが似合う空間だったのと、イスが軽かったから出来た)。
だからね、ドカンとすき間があったり、壁ぎわが密集していたり。床に腰をおろしてイスをテーブルにされている方もいらっしゃいました。
各々が好むスタイルで「いま ここ」を共有した時間となりました。
栃木をはじめ、
群馬、、、
茨城、、、
千葉、、、
東京、、、
北海道や宮城からお越しくださった方もいて、ご参加くださいましたみなさん、ありがとうございました。
主催してくださいました デモクラティック・スクールつながるひろば さん、スタッフさん、ありがとうございました。
甘いみかんの選び方
其の一の投稿記事 で、子育ては芸術だと書きました。答えが決まっている数学じゃないんだと。
ここにある みかんは何個ですか? という問いなら、正解は「3個」ですよね。
でもこのみかんは甘かったですか? になると、答えはその人の中にしかない じゃないですか?
それにね、手前のみかんと、奥のみかんは同じみかんだけど、決して同じものではないし、わたしが食べたみかんと、あなたが食べるみかんだって、同じみかんじゃない。
それなのに、甘いみかんはどれですか?
どうやったら甘いみかんをじょうずに選べますか? その方法を教えてください。なんて言っている。
子どもたちはその答えをからだで知っています。
自由に表現することを許されている子ども(本来は「許されるもの」ではなく、自由に表現する権利がある)だったら言いますよ。
「ごちゃごちゃ言わずに食べたら?」
茲に正誤はありません。
子育てをたのしむ
もうほんと食べてみないとわからない!
『失敗しない甘いみかんの選び方』なんて本を読んでるから、子育てがしんどくなるんですよ。
手にするのは本ではなく、みかん!
「これは甘いね〜」、「これはみずっぽいー」、「あれはどうかな?」、「うわ〜すっぱーい」なんて言いながら、子どもといっしょに食べる。
これが子育てです。
自分の目で見て、手で触れて、匂いや音、温かさも感じながら、行為を楽しむもの です。
そこで大切になる「いかに楽しむか」ということ。
そもそも「楽しむとはなんだ?」ということ。
そしてわたしたち大人はどうして楽しめなくなったのか、、、
そういったことをお話しさせていただきました。
お話ししたこと
その他、子どもをどんだけ馬鹿にしているかってこと、
干渉がいかに学びを奪うかってこと、
学校との付き合い方、
不登校とはなにか? 学力はどうなるのか?
こんなパターンもあるよ、あんなスタイルもあるよと、小中高以外の選択について、などなど、
たくさんの聞きたいことを聞かせてもらってのトークライブとなりました。
参加者さんのお声
ママ向けの地域情報誌とちこ日和
個別指導塾スマイルアシスト塾長・黒木 久美子さん
K.Nさん
2部 懇親会
トークライブ後は一品持ち寄りの懇親会でした。
こちらでのお話し会は、なんていうのかな、楽しいを超えて、融け合いましたー。
いま楽しまなければ、楽しめる明日はやってこない
たとえば「最近なんも楽しくないわ〜」と言う人がいたりするけれど、「楽しい」というのは、ディズニーランドに行くとか、友人とランチをとるとか、それら外形的な行動のなかにあるんじゃない。
そうではなく、行動することによって体内に流れ込む、内なる意識によろこびを感じる。そのことが楽しいんです。
懇親会に集まったみんな、それぞれに、「ハートに嘘はつけない」って解除して、まるごとの自分を認めて、寛か(ゆるやか)になった。
何であれ楽しんで、いまこの瞬間の生命感と融合 される、そんな方たちでしたー。
〆
懇親会も終え、ご用意してくださっているホテルまで送っていただくと、着いたのは宇都宮駅の前。
・・・って、そりゃあ行くよね(笑)。
つーことで最後は宇都宮の餃子でした!
みなさん、愛をありがとうございました。