こんにちは、AI-am(アイアム)の吉田 晃子です。
前回の記事で、子どもが学校に行きたくなくて、でもって、子どもと話し合って、
子どもが「ひとりで家に居る」って言うんなら、それが◎。って書いたことの補足と、子育てにおける親に必要な覚悟を書きました。
前回の記事
不登校はいいけどシングルマザーだから、共働きだから、留守番させられなくてお困りのママ必見!こんな方法はいかが?
子どもの決断をまもる
学校に行きたくない。
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でもまだひとりで家に置いておくのはムリ。
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かといって親は仕事を辞められない。
となったとき、親も子もイヤじゃない方法を考える ために、なにを言っても怒らない・怒られない(& 笑わない・笑われない)安心、非暴力の安全のなか、尊敬し、支え合い、助け合える子どもと話し合った結果、子どもさん本人が「ひとりで家に居る」って言うのであれば、子どもはひとりで家に居られます。
なぜか?
自分「が」決めた からです。
本人自らが「ひとりで家に居る」って言ってるからです。
逆に、どれだけ親が「あなたはもう◯歳だから、お留守番できる」と言ったって、子どもは、自分にはできないことをやらされようとしたら、泣いて拒否します。
できないことは、からだが知っています。
子どもは自分を知っている
(子どもに限らず大人も同じですが)子どもは、できないことはしません。
できないと思ったことを「する」とは言わないんですよね。
「できないと思うからできないんだよ。できると思ってやってごらん? そうしたらできるようになるから」と言われても、できないものはできません。
できる! とおもったことをします。その判断は本能レベルです。
子どもは(乳幼児)ある日、階段を後ろ向きで降りるじゃないですか?
で、またある日、階段を前向きで降りるようになります(後ろ向きやお尻降りをしないで、はじめから前向きで降りる子もいますが)。
階段を後ろ向きで降りる幼児に、どれほど前向きでの降り方を教えたってやりません。
前向きで降りる子どもに、危険だからと後ろ向きでの降り方を見せても、やはりやりません。
子どもは自分を知っています。
大切にしたいことは何か?
子育てはあなた次第です。子どもは、あなた自身の環境で育つのです。
子どもが、子ども自身のことで、選んだこと、やりたいこと、やろうとしていることを、親は受け止めるか、否か。
いいことがあっても、悪いことがあっても、全部受け止めると決めるか、否か。
わたしの場合は、自分(子ども)の力に甘えることも卑下することもなく、今日の自分を存分に生きていた子どもたちのジャマをしなかった、それだけでした。
不安材料をつぶしていく
親にとっては「ひぇ〜」と思うことでも、子どもが「やる」と言ったことは(やっていることは)、本人は「できる」から、だから、やります。
子どもがひとりで家に居る場合、不安が生じるというのであれば、それらを紙にでも書き出して、一つひとつ、やっつけていけばいい。
子どもの生きる力を弱めない ために。
子育ては簡単なことなんです。
難しいのは、親が「自分の不安」と向き合うことのほうです。
受け止める覚悟
こんな思い出があります。
海琳さんとの共著本 『小さな天才の育て方・育ち方 – 小・中・高に通わず大学へ行った話』に書いた、当時8歳の彼女が、自転車で片道1時間かかる映画館に行くとなったとき。
腹をくくったのは、最悪、死ぬだけ。それだけでした。
本人は「行く」って言ってるんです。
できる! と思っている人に、「危ないから」とか、なんとか、こちら(親)が持つ不安を背負わせるような、そんな馬鹿なことはしない。
事故にあったら?
彼女のいのちは、彼女のもの です。どう使い切るか、彼女が決めることです。
それから4年後、ライブを観に一人で東京に行きはじめたときに覚悟したのは、万が一、レイプされて、娘のいる前で犯人を目にしたとき、「なんてことをしたの! 取り返しがつかないのよ!!」とは、ぜったい罵らない! でした。
これはパートナーとも言ってました。「娘の一生を台無しにしやがって」的な言葉は、娘の心に聞こえないところで言うってね。
こういったシュミレーション(意識)は重要です。