こんにちは、AI-am(アイアム)の 星山まりん です。
あたらしい学校を知りました。
熊本にある「WING SCHOOL(ウイングスクール)」です。
もとの学校で不登校をしていた子どもも通うというこの学校の方針は、「楽しい授業」。
ウイングスクールの子ども像
先日、ウイングスクールを紹介した映像をたまたま拝見して、なんだか素敵そうな学校だなあと思い、少し調べてみました。
(映像はこちら https://wingschool.jp/index.php のページ中部から観ることができます。)
ウイングスクールは、2018年4月に熊本で開校されました。
https://wingschool.jp/index.php
サイトを見てみると、「育てたい子ども像」として、
- 自分の夢や希望を叶えていく「プロジェクト力」のある子ども
- 「コミュニケーション力」のある子ども
- 社会で役立つ「智恵」がある子ども
- 「善い心」をもつ子ども
と挙げられています。
映像では、元中学校英語教師で、ウイングスクールの学校長でありながら授業も受け持たれている、田上 善浩さん(通称・善さん)の授業が映されていました。
その授業を受ける子どもたちの、楽しそうなこと。
方針は「楽しい授業」
ウイングスクールには、小学1年生から中学3年生までの、52人が通っているとのこと。
そのなかには、もともとの学校で不登校になった子どもも多いらしく、まず精神的な解放が必要な子や、学校や授業、勉強に苦手意識がある子が通っていたりもするそうです。
それに対して善さんは映像のなかで、こう語られていました。
「現状の学校に行けていないっていう現実はあるみたいだけど、それが決して彼らのせいとは思ってない。
彼らは本当に個性豊かで、いい味を持ってるんで、それが出せる空間であれば、それでいい。」
方針は「楽しい授業」。
友だち関係ではうまくいっていたけど勉強にはあまりついていけずに、学校にはあまり行っていなかったという中学3年生の方も、
「本来勉強って、面白くて楽しいものなんですよね。
それがなぜか我慢しながら受けるとか、なぜか教育ばかりが全部子どもたちや家庭教育や、世の中のせいにされている。
いちばん根本の原因は、授業が面白いかどうかだと僕は思うんです。」
という善さんの言葉どおり、とても楽しそうに授業に参加していました。
もちろんほかの子どもたちもそうで、こういう光景を見ると、授業って、受けるものじゃなくて参加するものだよな、と思う。
勉強すること、学びになることを重視するなら、「楽しんではいけない」「遊んではいけない」ような授業づくりは逆効果だし、子どもでも大人でも、「楽しいこと」に興味をもつのは当たり前なんですよね。
勉強
わたし自身は、17歳になるまで勉強をしたことがなかったので、それまで九九も四則計算も知らない状態でしたが、
勉強はしないほうがいいとか、勉強ではなくほかのことをするべき、とは考えていません。
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(科目)勉強がたのしい子どもが勉強をするなら、それはとても自然なことで、うれしいことだなあ、と思う。
なぜ勉強は「して当然のもの」になっているんだろう、とか、
どうして勉強をすると喜んで、ゲームをしていると怒るのかなあ、と考えることはありますが、
なんにせよ、現在の、座って書いて暗記して、という授業ではなく、「楽しく参加できる授業」が標準的になれば、また少し現在の学校問題も変わっていくだろうな、と思います。
[aside type=”boader”]WING SCHOOL ウイングスクール
熊本県熊本市中央区出水
https://wingschool.jp/index.php
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