『 小さな天才の育て方・育ち方 – 小・中・高に通わず大学へ行った話 』(セルバ出版)が、7刷になりました。
これはとんでもなく、すごいことです!
本を出すまでは、重版がどうすごいことなのか、、、なにも知らなかったけれど、いまは震えています。
この場をお借りして、出版社のセルバ出版さん、ご購入くださったみなさん、書評やレビュー等を書いてくださったみなさん、ブログや口コミ等で伝えてくださったみなさん、講演会等で本を販売してくださった主催者のみなさん、書店さん、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
織られていく希望や喜び
『小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話』。初版発行は2016年6月22日でした。
それからおよそ5年が経つというのに、こうして今も版を重ねられるのは、この本を買ってくださる方がいまもあとをたたないからで、こんなに嬉しいことはありません。
現在は、Kindle版も出ています!
『小さな天才の育て方・育ち方 – 小・中・高に通わず大学へ行った話』の「はじめに」で、こう書きました。
星山は、小学校、中学校、高校に通わないことを選び、勉強も一切してきませんでした。
そして17歳の夏、とつぜん大学へ行こうと思い立ちました。九九もbe動詞もわからない、足し算、引き算といったところから勉強をはじめ、12年間かけて学習するはずの勉強をわずか2ヶ月半で終え、志望大学に現役入学したのです。
これは、頭がいいとか、天才だとか、そういうことではまったくありません。(中略)
大切なのは、子どもがどういう環境で、どう育つかです。それはつまり、親と子の関係性ということにほかなりません。星山が一般の学校へ通わず、勉強もせず、それでも短時間の勉強で大学に合格できた理由も、そこにあるとおもっています。
(中略)
親(大人)は子どもよりも上の存在だとか、親がよいほうへ導いてやらなきゃいけないなんてことは、絶対にありません。子どもを100%信じ、尊重し、ただ一人の人間として子ども自身を愛する。必要なのは、いつもそれだけです。それだけで、子どもはおのずと、素晴らしいほどに、天才のまま育っていきます。
同時に、いまの「学校」という場所に苦しめられることなく、それ以外のものに関してもすべて、自分がいちばん選びたいものを選べることを願ってやみません。それはもちろん子どもだけではなく、大人も、みんながです。
そして、わたしたち親子がどんなふうに楽しく過ごし、なにを考えてきたのかといったことが、少しでもどなたかのお役にたつことができたら、こんなに嬉しいことはありません。
『小さな天才の育て方・育ち方 – 小・中・高に通わず大学へ行った話』はじめに より
本を読んでくださった読者の方から、希望をいただいた、喜びをいただいた、とたくさんのお声をいただきます。
- 学校(一条校※)は行かないといけないところではないことを知った
- 小中学校は通わなくても卒業できることを知った
- 学校に行かないとどうなるか(p23〜)、そのことを知った
- デモクラティックスクール・サドベリースクールがあることを知った
- 学校(一条校)のほかにもいろんなタイプの学校があることや、オルタナティブ教育のことを知った
- 学ぶことや学び方は多様なんだってことを知った
- 高認試験のことを知れた
- 将来に不安はない、と言い切るまりんさんと出会えた
- 子育ては、自分自身に出会い、自分を知っていくことなんだ(p90〜)と知った
- 子どもを愛するとはどういうことか、そのことを知った
- etc,etc
※一条校…学校教育法第一条で定められた学校(みんなが知っている一般的な学校)
お声をいただくたび、わたしたちもまた希望や喜びをいただいて、糸になって織られていく。
本を書いてほんとうによかった。
この希望や喜びが、波紋のようにひろがっていくね、これからもどんどん!
心から感謝しています。
ありがとう。
どうぞ、これからもよろしくお願いします!
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