こんにちは、AI-am(アイアム)の 吉田 晃子 です。
冬休み。北海道などを除き、ほとんどの学校が今日で終わりますね。
雇用関係でもあるまいに、休みを一方的に決められているってヘンな話でありますが、主役であるこどもたちのどれぐらいの人が、冬休みが終わるのを楽しみにしているんだろう?
傲慢野郎
おかしな話だよね。
明日から学校だ、イエーイ! とよろこんでいるこどもたちが少数なのは明らかじゃないですか?
これさ、たとえば、トイザらスだったり、ゲームショップだったり、マクドだったりが、こどもたちが来ないとか、来てもうれしそうじゃないとか、嫌々来てるとかだったら、
速攻で会議を開いて、その原因をさぐり、どうやったらこどもたちがよろこんで来るか、改善されていくとおもうのね。
利益云々抜きにしたって、来ないこどもたち、来てもうれしそうじゃないこどもたち、嫌々来てるこどもたちのほうが「おかしい」だなんて思考回路は、決してないとおもう。
ところが学校というところは、そうじゃない。
「こんなに美味しいものを提供しているのに客が来ないのは、客が悪いからだ。俺のよさがわからない客がおかしいのだ」と真面目な顔して言っているどこかのバカ店主と変わりない。
デモクラティックスクール・サドベリースクールのように、マイノリティなのも承知で信念を貫いているわけでもない。
しかも学校は、来ないと、脅しまでかけてくるんだよ。
学校は行かなければならないところではないのに。
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「かわいそう」扱いしたがるおとなたち
「そんな苦しい想いをしてまで行かなくてもいいんだよ」
不登校への風当たりは、ずいぶんとやわらいだなあと感じます。
ご相談を受けるようになった18年ほど前には吹いていなかったよ、こんな風。
でもさ、この風も、まだまだ おかしい。
だってさ、上でも書いたけど、学校は行かなければならないところではないんだよ。
「そんな苦しい想いをしてまで」行かなくてもいいんではなくて、「そんな苦しい想いをしてなくたって」行きたくないんなら行かなくていい。
学校は行くところであって、行かされる(行かせる、来させる)ところではありません。
時代遅れの演歌歌手じゃあるまいし
Yahooの知恵袋などをみていると、
「カクカクしかじかで学校に行きたくない。この考えをどう思いますか?」とか、
「高校をやめたいのに、親が許してくれません。どうしたらいいですか?」とかとかの質問に対し、
答えるおとなの多くは、根性論、精神論を述べてくる。
そんな苦しい想いをしてまで、、、っていうの、まるで下積み時代を経た演歌歌手みたい。がんばれば報われる…、、みたいな考えかた。
日本人は根性論、精神論が好きだけど、ソレ、もう時代遅れだよ。 低すぎます!
、、、 話が長くなるので、今日はここまで ^^
今日の本
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく/渡辺 健介
47万部突破! いちばん売れてる問題解決の本。
世界最高峰のコンサルティング会社で学んだロジカルシンキング・問題解決の考え方を中高生にもわかるように解説。物事の本質を見極め、打ち手を考え、具体的な行動に落とし込む「問題解決力」がシンプルにわかる本として、世界25カ国以上で続々翻訳・出版! 世の中を生き抜く「ホンモノの思考力」が身につきます!
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