こんにちは、AI-am(アイアム)の 吉田 晃子 です。
毎年、毎年、この時期になると、中島みゆきさんの歌が聞きたくなる。
なんでやろなあ〜って思ったりもしてたけど、今日そのこたえを知ったような気がした。
聴く。
気にかけていなかったから、いつ頃からかは定かではないけれど、その昔、ラジオ『オールナイトニッポン』でパーソナリティとしてのみゆきさんをきいていた頃からかもしれない。
3月は「中島みゆき」を聞きたくなる。
だもんで、聞く。
朝から晩まで(ここんとこずっと不規則な生活をしてるから、夜から朝だったり、夕方から昼までだったり)。
受験を間近にひかえた少女に負けないほどの没頭力で。
春は、春おしが強い
今もなのかな? 若い頃「中島みゆき」を聞いていると、「失恋でもしたん?」と尋ねられたもんです。
だけど、そう訊く人は、好きじゃなくなった。
なんていうのかな、そう訊く人は、春をがんばる人のような気がする。
多様性の要素が薄いというか…。
そのせいで、他者にまで春おしして、がんばらせるというか…。
春ってそういうとこありません?
焦ったり、焦らされたり、
怯えたり、脅(おびや)かされたり、
しなくていいことしたりして、
狂わされる。
人が狂い始める。
根源的な意味を問う
『 生きていてもいいですか 』を何度も何度も通して聞いていると(何かしながらとかじゃなくて)、善いことと悪いことに、価値だとか、分量があるだとか、そういった発想がなくなっていく。
自分が持つものは、相対的な価値なんだということに気づきだすと、言い訳が消えていくんですね。
驚くほど、素直になって、価値なんてものが全然関係ないところに存在する「自分」がかえってくる感じ。
失くさないものまで失くしかけている春に、「生きる」ということの根源的な意味を問う、このアルバムはよく似合う。
聞いていた3枚のアルバム
今春、聞きまくっていたのは、次の3枚のアルバム。
↓↓ 中島みゆき 7thのアルバム。
つかね、このアルバムに入っている『蕎麦屋』という曲が大好きで、この曲を聞きたくて掛けたのが今回の没頭のはじまり(笑)。
↓↓ 8thのアルバム。
『生きていてもいいですか』に存分満足したら、聞きたくなった、大好きなアルバム。
↓↓ 9thのアルバム。
『臨月』とおなじぐらい好きな『寒水魚』。