学校に行く・行かない、なにかをやめる・やめないことに悩むとき、なにを優先したいか考える

ammこんにちは、AI-am(アイアム)星山まりん です。

LINE@ には、10代の方からもメッセージをたくさんいただいています。

わたしはとくに悩むことなく学校へ行かなくなったタイプですが、行きたくはないけれども、将来のことを考えながら、あいだで揺れているひとへ。

子どもは自分と他者の考えを区別している

LINE@ にいただいたご相談、たびたび紹介しています。
10代の方からのメッセージも多くて、とてもうれしく、ありがたく思っています。

拝読しているなかで共通して思うのは、親は子どもに対して自分が不安を抱えこむことで、子ども自身が抱えている不安を感じづらくなっているんだな、ということ。

それから、子どもは大人とくらべると、被害者意識や「相手よりも自分が正しい」といった傲慢さをもたずに、俯瞰的な目をもって、自分と他者の考えを区別しているということ。

 

「なにを優先したいか」

10代の方から最近いただいたメッセージのなかに、こういうものがありました。

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それで、こういう記事を書いたりした。

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そしてそのあと、また別の方からいただいたメッセージを読み、

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行くとか行かないとかやるとかやらないとかやめるとかやめないを悩みながら選ぶというのは、つまるところは「なにを優先するか」なんだなあ、と思ったのです。

不安も恐れもなくそれがいいと思えるようなことなら、もちろん選ぶまでも、優先するまでもなくそちら側にからだを動かしている。

でも、そうじゃないから足踏みするわけですね(「いけないこと」はそれぞれ自分のなかにあるもので、共通して存在するものではありません)。

不安や恐れがあるってことは、じゅうぶんに社会と自分との関係を理解しているということで、リスクや生きづらさも、子ども自身、とっくにわかっているってことです。
リスクや生きづらさというやつが、いまこの世の中にほんとうにあるとして。

 

将来はなくても未来はある

それで、「なにを優先するか」。

子どもは世の中とか社会のことをまだよくわかっていないから正しい判断ができない」、そういう考えをよく垣間見る。
そんなわけがない。
そりゃ個人差だってあるけれども、少なくとも親が将来を心配するような年齢の子ども(中高生くらいか)なら、自分のことをよく考えています。

だから、その上でものを考え、自分の気持ちにも焦点を当てながら、なにかを優先することができます。

というよりも、「自分のためになにを優先したいか」を見つけること。
なにを優先すれば、自分は満足するのか、納得するのか

感情の見えるところからずいぶん遠く離れた大人たちとちがって、なにが怖いのかを、ほとんどの子どもは知っている
つねに見ているわけではなくても、ちょっと潜ればすぐ見つかる。

 

学校に行くとか行かないとかって、べつに天秤にかけるようなものではないんですが、それは全体的な話で。
学校に行かなかったからといって人生が台無しになるわけがないし、むしろそういうひとはたぶん学校に行っていてもじゅうぶん「台無し」の可能性をもっているし、というのもわたしの考えであって。

個人的ないろいろとか、主観によるあれこれとかが混じりあったものを天秤にかけて、いやでも学校に行こうと思うなら、それがいいはずです。

どちらかに傾くまで、のんびりやるのもいい。いますぐ出さなきゃならないような答えでもありません。
とはいえ焦るのも自然なことで、しょうがない。
しょうがないことだらけです、実際。

あ、でもわたしは、『小さな天才の育て方・育ち方 – 小・中・高に通わず大学へ行った話』のなかで、こう書いたことがあります。

「もし学校へ行かないと将来がないというのなら、学校が想定する将来なんてないものとして生きればいい。でも未来はあります、絶対に。」

 

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