こんにちは、
AI-am(アイアム)です。
昨日7月5日、
お母さん/お父さんがハッピーで、こどももハッピーなまま、
自分が自分のまま、
生きたいように生きていける
「自律への教育」 家庭でサドベリー 、はじまりました。
そのLesson.1 のレポートです。
子育ての責任と自由
親はこどもを育てないといけない。
それはこどもを授かったにせよ、授かりたくて作ったにせよ(いつの頃からか、「こどもを授かる」ではなく、「こどもを作る」というよね)、うっかりできちゃったにせよ、
ひとりのいのちをこの世に誕生させたからには、そのいのちを自らの手で葬ることは法で禁じられています。
自分(たち)でこどもを育てていく直接型責任のほかに、
- こどもを、父親/母親に託す
- 自分の親/配偶者の親に託す
- 第三者のだれか/どこかに託す
- その子自身に託す
など複合的間接型責任が伴います(自分が育てていきたかったのに親権が… などの場合もあります)。
いずれにしても、こどものいのちを自らの手で葬ることは法で禁じられています。いのちを傷つけること(虐待)も罰せられます。
しかしながら言い換えれば、それさえしなければ「こどもを育てる」という責任のとりかたは自由です。
4つの子育てスタイルのなかで健全に育ち合う民主的スタイル
先に4つの子育てスタイルがあることを書きました。>>> https://ai-am.net/apau
- 民主型
- 独裁・支配型
- 無関心型
- 消極型・受け身型
この4つの子育てスタイルに沿うて見てみると、民主的スタイル以外は、いのちを傷つける可能性があるようにおもえてなりません。
独裁や無関心が、どれほど人を傷つけるかは言うまでもないでしょう。
消極的スタイルでは、こどもの人権のまえに、自らの人権さえも護ることはむずかしいのではないでしょうか。
教育とは人間形成ではないと書きました。>>> https://ai-am.net/reason
教育の最終目標は自律だと書きました。>>> https://ai-am.net/sd
ひとりのいのちが、たがいのいのちが、個々自律して、かつ、家族として、健全に育ち合っていくのは、この1番の民主的スタイルだけだ、というのがよっぴーまりんの考えです。
アンラッキーはラッキー
ところが、家庭を民主的(デモクラティック)になるよう民主化していくのは、なかなかにむずかしいところです。
なんたってその過程を、肌で、日々の暮らしのなかで、経験してきていないんですよね。
だけど、
だけど、
だったら今日から知っていけばいいだけ だよね。
いつだってアンラッキーはラッキーにかえられる んだからさ(← よっぴーの能天気原素、笑)
- わが家もこどもとはヨコの関係でいたい
- こどもの学びを邪魔したくない
- 自律した人に育ってほしい
- 社会的能力の高い人に育てたい
- デモクラティックスクール、サドベリースクールに通っているけれど、家でもその教育精神のエッセンスを実践していきたい
- 近い将来デモクラティックスクール、サドベリースクールをつくりたくて
、、、などなど、参加動機や想いは人それぞれだけど、昨日スタートした第1回目の「家庭でサドベリー」に50名ちかくの方々が参加されました。
(うれしかった。こんなにもたくさんの方々が、デモクラティックな子育て・子育ちに関心を寄せられていることが、ほんとに、ほんとに、うれしかったです。ありがとうございました。2回目、3回目、、、とつづいていきます:)
また、今回1回目のレッスンに諸事情により参加できなかった方々からのメッセージも多数いただきました。アンラッキーはラッキーにかえます! 1回目からのレッスンが受けられるよう参加方法を後日ご報告させていただきます。詳細たのしみにしててね)
座学とロープレをまじえたレッスン
どうやったら、デモクラティックな家庭になるのか?
ノウハウではなく、
ありかたとして、
家庭を民主化していくための原点についての座学と、民主主義の原則、
また、個人(こども)の行動が、学校(先生)、および、家庭(親)によって規定されるという構造がどういうものなのか、どう原点から遠ざかっていくのかを実技(後述)を通して、
絶対的な土台作りのはじまりを学びあいました。
って、文で書くとこむずかしくかんじるとおもうのだけど、実は、いたって、たのしく♪
実技としてロープレ(役割演技)した「先生とお母さんとよっぴーはどう違う?」では、
会場参加の方々みんなに「こんなときはどう言うの?」てなかんじのお題をいただき、
みんなで、お母さん役になったり、お父さん役、こども役になったりして、その違いをみていきました。
たとえば、こんなの ↓↓
“洗濯ものが散らかっていても、部屋が散らかっていても、自分以外の人たちはぜんぜん気にしない。
皆ですごす部屋は気持ち良くすごしたいと話しても気にならないので片付かない。”
これをね、お母さんだったらどう言うか、、、みんなであんなふうに言うよね、こんなふうにも言っちゃうね、と出し合いました。
でもって、家を教室に見立てて、先生だったらこう言うね、こうするよね、といったことを演技(そんな大層なものではないが)したあと、
民主的スタイルならこうなるよ、こうするよ、といったものを披露していきました。
ロープレ中↓↓↓
ありがとう
「家庭でサドベリー」にご関心をよせてくださったこと、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
このあと(明日以降)、ご参加くださったみなさん(会場、webとも)には、よっぴーが書き綴っていたテキストノートから「まとめ」をメールにておくらせていただきます。
今後の詳細につきましてはあらためて発表させていただきます。
ひとまず昨日のレポートまで。
ほんとうにありがとうございました。
「家庭でサドベリー Lesson.1」およびその後の「家庭でサドベリー」は、現在「オヤトコ学校 いい舟」でご覧いただけます!