ポーランド・クラクフからウクライナ・リヴィウへ夜行バスで移動しました。
Leo Expressのバスチケットの予約方法と乗車方法、リヴィウに早朝に到着した際に入れるレストランやカフェをご紹介します。
もくじ
クラクフからリヴィウへのバスを予約する
ポーランド・クラクフから、ウクライナ・リヴィウまでは、バスでだいたい7時間前後(バス会社、時間帯によって変わります)。昼便も夜便もあります。
各バス会社の便をまとめて検索するなら、Infobus のサイトが便利です。
Infobusでも予約ができますが、今回は Leo Express という会社の公式サイトから予約してみました。
Leo Express でバスを予約
Leo Expressはチェコの会社で、近隣国間で電車とバスが運行しています。
今回はバスで、ポーランドのクラクフからウクライナのリヴィウへ。
ということで、Leo Express 公式サイト の「TRAIN AND BUS TICKETS」ボックスから検索。
往復チケットも購入できるようなので、必要な場合は「Departure」横の「Return」に日付を入れてください。
こちらが検索結果。
到着地が異なるので4便表示されていますが、この日の場合、実質は 14:35発 と 20:50発 の2便ですね。
Leo Expressでクラクフからリヴィウへ行く場合、到着地は2箇所から選ぶことができます。
リヴィウのバスは、バスターミナル or 駅前 に到着
上の検索結果にもあるように、リヴィウには2箇所の到着地があります。
ひとつは中心部(旧市街)から南へ7kmほどの「Stryiskyi Bus Station」。
旧市街までは3Aバスで40分ほど。
バスターミナルというとこちらを指します。
もうひとつは、旧市街から西に3〜4kmほどに位置しているリヴィウ駅の正面、「Lviv main station」。
列車で来た場合には、この駅に到着します。
旧市街へは、1、6、9番いずれかのトラムで15分ほど。
お好みの便の「BUY TICKET」を選択して、次へ進みましょう。
今回は20:50発、リヴィウ駅「Lviv main station」5:30着 のバスにしました。
座席選択ができる
次は、席種を選択します。
エコノミー(ECONOMY)と ビジネス(BUSINESS)の2種類。
ビジネスは車内前方の席で、足元がちょっと広い、コーヒー無料、などのサービスがつきます。
エコノミーでもwifi、コンセント、ペットボトルのミネラルウォーターが1本つきます。
わたしたちはエコノミーを選択。
緑色が選択可能な席。
選ぶと、オレンジ色になります。
搭乗者情報を入力
次は、搭乗者の氏名やメールアドレスを入力。
(※2名で予約しているので、2名分になっています)
入力したら、PAYMENT をクリックして支払い画面へ進みます。
メールアドレス、電話番号(任意)、会員になるならチェックを入れ、クレジットカードを選択します。
規約にチェックを入れ、PAY ◯◯ EUR をクリック。
クレジットカードでお支払い
クレジットカードの支払い画面に移行します。
言語がチェコ語になっていたら、右上の欄でEnglishに変更しましょう。
金額を確認して、カード番号、有効期限、裏面のセキュリティコード を入力後、「Pay」へ。
こちらの画面が出て予約完了です!
入力したメールアドレスにも、PDFが添付されたメールが届きます。
念のためこちらでPDFを保存しておくと◎。
クラクフのバスターミナル
クラクフのバスターミナルは、クラクフ中央駅(Kraków Główny)と隣接しています。
バスターミナルは、「MDAバスターミナル」(Kraków MDA)と表記されているときもありますが、同じバスターミナルです。
駅の西側へ抜けていくと外に出て、エスカレーター・階段があります。
繋がっているのは1Fフロアで、バスの降乗車は2Fから。
バスターミナルに時刻表があるんですが、なぜか乗車予定のバスは載っておらず。
どの乗り場から出発するのかわからなかったんですが、Leo Expressのサイトに載ってました。
https://www.leoexpress.com/en/where-we-go/stops-locations/krakow-bus-station
「Ostrava – Kraków – Lvov 便は G10〜G13のどこかから出発するよ」とのこと。
Lvov = Lviv(リヴィウ)です(Lvovはチェコ語表記かな?)。
バスに乗車
実際に G10〜13 から出発しました。
時間ギリギリに乗り場に着いたので、写真は撮っておらず。
予約時のPDFを印刷して持っていきましたが、確認だけだったので、スマホで見せても大丈夫かもしれません。
荷物は強制的に預けさせられるみたいですが、無料でした。
足もとは狭め。乗車するとペットボトルのお水が配られます。
コンセントは足もとにあり、wifiはちゃんと繋がりました!
一応暖房も入ってましたが、めちゃめちゃ寒いです。
出国・入国審査はバスの中で
深夜1時前ごろ、寝ていると電気がつき、出国審査でパスポート回収。
パスポートを預けて寝ていると、しばらくして起こされて、返却。
入国審査もバス内でやってくれます。
質問されたのは入国目的ぐらいで、あっさり。
早朝リヴィウに着いたら
5時30分に到着予定でしたが、4時すぎにはリヴィウ駅に到着しました。
トラムの始発は6時ごろなので、そんなに早く着いてくれなくても……という感じですが、駅前で時間つぶしをします。
リヴィウ駅内のATM
ポーランドから来てまだウクライナのお金を持っていなかったので、ひとまずATMを探しに駅舎へ入ります。
ウクライナの通貨は、フリヴニャ。
UAH と表記されたり、грн と表記されたりしますが、どちらも同じです。
駅舎内には2箇所のATMがありますが、どちらも下ろせるのは 200UAHまで でした。
このATMは引き出しに手数料がかかるので、ひとまず必要な分だけ下ろして、あとは中心部で下ろすほうがいいと思います。
おすすめの駅前レストラン、カフェ
リヴィウの駅前では、駅舎に背を向けて右側の通りに、 24時間営業のレストランやカフェが数軒連なっています。
人の多く入っているお店とガラガラのお店があるので、まだ真っ暗だしということで、人気の多いお店に入りました。
写真左奥の黄色い屋根のお店、「Pizza Napoletano」です。
wifiあり、コンセントもいくつかあります。
店内のようす。
こちらでコーヒーを飲んで時間をつぶします。
一杯 20UAH。
トラムで旧市街へ
旧市街へのトラムは、1・6・9番のいずれか。
お店からトラムの停留所は目前。
6時前ごろから始発が動きますが、明るくなったころを見計らってお店を出ます。
トラムは、1乗車につき5UAH。
先頭から乗って、運転手席の扉に設けられた小さなボックスがありますので、そちらにお金を置きましょう。
運転手さんから、きっぷ(とお釣り)が返ってきます。
車内では、窓側に設置された刻印機できっぷに穴を空けましょう。
リヴィウに朝早く着いてしまっても、まあまあ時間はつぶせます!
冬場はなかなか明るくならないので注意。お客さんの多いお店に入ってのんびり待ちましょう。
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