こんにちは、AI-am(アイアム)です。
わたしたちも寄稿したメッセージ集、『ありのままで 〜 しあわせな不登校のすごしかた 〜』が発行されました。
内容のご紹介、わたしたちのメッセージ全文、それから冊子のプレゼントについて。
「不登校・ホームエデュケーション・自由な学びへの理解を深めるメッセージ集」とは?
このメッセージ集は、「NPO法人 自由創造ラボたんぽぽ」代表理事の米澤美法さんの呼びかけによって制作されました。
不登校相談を受けてきて感じるのは、保護者やその家庭を支える祖父母、近隣の方にも、まだ根強い「学校神話」があることです。
「学校に行けないと、将来ろくな人間にならない」
そう考えてしまうのです。
日本では、認可されている学校以外の学びの場がほとんどありません。
だから、学校へ行くことが当たり前で、それ以外の道を考えることが難しいのだと思います。けれど、世界を見てみれば、ホームスクーリング、サドベリースクール、シュタイナー教育、イエナプラン、レッジョエミリオなど、いくらでも多様な学びがあります。個性にあった教育を「選んで」生きていけるのです。
せっかく素晴らしい個性を持って生まれたのに自分にあった場所を選べずに心が折れてしまうなんて、もったいないと思いませんか?
みんな違って、みんないい。教育は、そういう場であってほしい。多様性を認めあえる場所。
(中略)
そんな「不登校のリアル」「多様な学びの必要性」を伝えたくて、幸せな学びが選べる日本を本気で目指したくて冊子を発行することにしました。
様々なジャンルで活躍されている人からの「自分らしく生きること」への応援メッセージ集です。
冊子のもくじをご紹介します
この冊子には、たくさんの方が寄稿されています。
たとえば、
- 元総理夫人の細川佳代子さん
- 元文部科学省事務次官の前川喜平さん
- 元NHKサイエンスゼロ ナビゲーターの竹内薫さん
- 『異才、発見!』著者の伊藤史織さん
- 育児情報誌miku編集長の高祖常子さん
- 映画「みんなの学校」の大空小学校元校長の木村泰子さん
などなど。
以下にもくじを掲載しますので、ぜひ目を通してみてください。
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自分らしく生きるって?
- あなたはあなたのままでいい / 前川喜平
- この世に生まれた一人ひとりのありのままが素晴らしい! / 細川佳代子
- 白いご飯を食べられなくても生きていける! / 田中洋輔
不登校が辛いなら…
- 登校できなくて困っているキミへ / 高祖常子
- 不登校のお子さんを抱えて困っているママパパへ / 高祖常子
- 不登校は神様からの贈り物に違いない / 小瀧弘美
- 大人も子どもも、「そのまま」「ありのまま」の存在価値が認められる社会に / 木村ゆき
個性を生かした学び方
- ホームスクールという選択肢があることの素晴らしさ / ベンソン(進士) 万里子
- 私が「おはなしワクチン」を始めた理由 / 蓑田雅之
- 自然と家庭を学び舎にして / 戸高優美
- フィンランドから見る日本の学校教育 / 建石尚子
- No!と言える君たちへ / 谷本たまき
教育の現場から
- 応援メッセージ / 竹内薫
- クリエイティブ・キャリアデザインのすすめ / 神崎史彦
- 未来から考える教育〜親が自分を愛することからはじまる子どもの成功哲学〜 / 川本潤
- 光を当てる角度を変えれば必ず輝く場所がある / 上木原孝伸
- 良き出逢い / 金原崇人
- 不登校についての論考 / 佐瀬順一
高校生からみた日本の教育
- 学校を飛び出した社会へ / 小林大真
- もったいない教育! / 畠山秀哉
子育てって、教育ってなんだろう
- 「今」をいきいきと生きる / 伊藤史織
- 父親のつながる力と多様な生き方・学び方 / 下村健士
- 思い通りにならないのが子育て。だからこそ、愛するということ / 西野奈津子
- どんな選択も「自己表現」の一つ / 阿部あゆみ
不登校・多様な学びの経験から
- 歩く花 / 吉田晃子・星山海琳
- 不登校が学びを進化させる / 加藤佳子
- “ふつう” / 田中富代
- 「不登校」と呼ばれる子どもは誰もいない / 木村泰子
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よっぴー・まりんの寄稿文「歩く花」全文
わたしたちが寄稿させていただいたメッセージ全文を、ここに掲載いたします。
よろしければぜひ読んでみてください。
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大人は、支援とか応援とかいう形で、社会的弱者にあたたかい声をかけてやることが好きだ。
でも、その行動こそがときどき「弱者」をつくりだしていることには、あんまり気づかない。
子どもは気づく。
「不登校」は、学校に行かない/行けないこと・ひとの総称になっている。
小・中・高に通わず、気ままに遊んで過ごして、17歳になってから2ヶ月半で12年間の勉強をして、大学へ行った。これはわたしの話。こんな例も「不登校」だという。
だから、学校に行かない/行けないなかにも、いろんなひとがいる。
たとえば、かわいそうというレッテルを貼られることがいやなひと、貼られることで救われているひと、貼られてもいいけどそういうのってなんか気に食わないひと、心底どうでもいいひと。
合わない場所で耐え抜くより自分を生きるのがいい、と考えている親や大人がそばにいることは、ほんとうに恵まれている。すごくうれしいことだ。
でも、そう教えてくれた、伝えてくれた相手のほとんどは、「自分を生きる」ってどんなことか、体感として知っているわけじゃない。
だからわたしたちは、わたしがわたしとして生きる姿をみる親や大人たちへ、なまなましい、「自分を生きる」そのありかたを返していくことができる。そうしておたがいに、敬意を育んでいく。
学校に行くひとが特別なのでも、学校に行かない/行けないひとが特別なのでもない。わたしたちにできることは、いまある特別や普通を疑ってみることかなと、思ったりする。
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冊子プレゼントのお知らせ
この冊子は無料で配布されており、企画ページ よりリンクされている通販ページ https://labotanpopo.thebase.in/ にて、一冊300円(送料+封筒代印字代+決済手数料)から申し込むことができます。
そしてオヤトコ発信所からも、読んでみたいという方に無料でお届けいたします(送料等はいただきません)。
数に限りがありますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください! 終了いたしました。
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