こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
不登校の家庭訪問は学校によって違うとおもいますし、先生によっても違います。
でもどんなときだって、子どもの心理状態にあわせてもらうことがいちばんです。
先生の家庭訪問が苦じゃない場合
『学校に行かない権利。「ただ学校に行かないだけ」の極み。』の記事で、進級時、担任の先生が来訪された際に伝えていたこととして、
[box class=”pink_box” title=””]ご訪問の際は前もっての電話はいらないので、先生の気が向いたときや、ご都合のいいときに、直接来てくださいと伝えていました。
そのかわり、わたしたちも居ないときはあるから、そのときは堪忍してください、などをお願いしていました。[/box]
と、我が家でのベストな方法を書きました。
これは、子ども本人、また親にとっても、先生の訪問が苦じゃない場合です。
先生が家に来ても、なんともおもわず、なんとかして学校に戻そうと努力されていた3年のときの担任の先生のように、自分と価値観が異なる人とのおしゃべり ですら平気な状況のときです。
先生の家庭訪問はイヤだとおもう場合
先生が来るのは「しんどいな」「いやだな」「苦痛だな」とおもう場合は、断わるのが賢明です。
親は(いろいろ思うところもあっての)ウェルカムにもなれるかもだけど、子どもはそうじゃありません。
学校に行きたくないから行かない、かつ、日々Happyに過ごしている子でさえ、先生が家に来るたび対応するとなれば、単純にめんどくさいです。
学校に行ってたら先生は来ない…、行ってないから来る…、それってどうよ、ってことですしね。
学校に「行かない」のではなく、「行きたいけど、行けない」「行かなきゃいけないのに、行けない」とおもっている子どもにとっては、学校からの家庭訪問や電話は、登校刺激のひとつと感じます。
それはとてつもなく辛いことだとおもうんです。家にいても休めません。
想像してみてください。安全地帯に敵(とおもっている相手)がやってくる恐怖を。
自分はなにも悪いことをしていないのにですよ。敵地に連れられる(かもしれない)恐怖と不安は、人間としての心を奪っていきます。
ガマンする生き方はやめにしましょう
先生の家庭訪問はイヤだとおもう場合は、ハッキリと断る。
断りづらいかもしれませんが、ガマンすることではありません。
子どもの健全な育ちをまもることのほうが大切です!
断りにくいのであれば、「わたしが学校へ行きますから」とでも伝えればよいのです。
電話もそうだし、毎朝迎えに来る、なんてのも同様です。
家に来てもいっさい登校を促さないでほしいとか、
先生は1人のみ、2人以上では来ないでくださいだとか、
連絡はメールでお願いします、など、
とにかく親も子も、先生が来ることでエネルギーが消耗しないよう、こと細かにリクエストをかけましょう。
いい人をやめたら楽になる
わたしの場合は、担任の先生の携帯番号とメールアドレスを教えてもらっていました。
学校に電話して、担任の先生が電話口に出られるまで時には10分以上待って、すぐに切れてしまったり。待ち時間がストレスだったんです。
先生はわたしの携帯番号等を知ってらっしゃるわけですし。
悪意のない親切ほど厄介なものはないので、ベストな方法、ベストな距離を考えて、きちんと伝える。
いい人やめたら楽になるよ。
親のその姿勢は、子どもに安心を与えていきます。