マルク・シャガールの生まれ故郷、ベラルーシのヴィテプスクへ行きました!
ミンスクからの各交通手段についてや、バスターミナルへの行き方、チケットの買い方もレポートします。
バスターミナル周辺のお店や、ヴィテプスク駅で荷物を預ける方法も。
もくじ
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ヴィテプスクとは
ヴィテプスクは、ベラルーシの北部にある町です。
首都のミンスクからは200〜300kmほど、ロシアやラトビアとの国境の近くにあります。
画家、マルク・シャガールの故郷として有名なこの町に行ってきました。
ベラルーシについては日本だとそもそもあまり情報が出回っておらず、ミンスクからヴィテプスクへのアクセスがとてもわからりづらかったので、こちらでレポートします。
ミンスクからヴィテプスクへ行く方法3つ
ミンスクからヴィテプスクへ行くには、以下の手段があります。
- 電車
- バス
- マルシュルートカ
所要時間は、いずれもだいたい約4〜5時間ほど。
電車の場合は、あえて倍くらいの時間をかける夜行列車もあります(これ、使いました)。
値段(運賃)は、バスよりも電車のほうが安いです。
バスは 11.11BYN(BYN=ベラルーシルーブル / 11.11BYN…約570円)でしたが、
電車なら 7.21BYN(約370円)ほど。
時間帯やクラス(3等・開放寝台・コンパーメント)によっては、電車のほうが高くなることもあります。
とはいえ、コンパーメントでも15BYN(約770円)程度です。
マルシュルートカの料金相場は不明。
電車にするかバスにするかは、時刻表で判断しよう
電車とバス、所要時間や金額にはメチャメチャ差があるということもないのですが、やっかいなのが時刻表。
日程上、わたしたちはヴィテプスクに宿泊する余裕がなかったので、日帰りがしたかったんですよね。
(12月6日にヴィテプスクへ行き、12月7日に昼便の飛行機でロシアへ移動する予定でした)
電車の運行スケジュール
そうすると、電車はまー使い勝手が悪い!
ミンスクを早朝6時すぎに出発する便があり(これは11時すぎにヴィテプスク到着)、
その次はもう17時前の便になってしまいます。
メトロが動き出すのは5時半ごろなので、6時すぎの便に乗るなら、駅近くの宿じゃないとけっこうキビシめ。
全体的に、夜間の便のほうが多いみたいです。
休日になると便が増えますが、昼間の便数は平日と同じ。
日ごとの正確な時刻表は、
ベラルーシ鉄道の公式サイト
https://poezd.rw.by/wps/portal/home/rp/schedule
希望の日にちを選んで確認することができます。
バスの運行スケジュール
バスのほうは、電車が運行していない時間帯にも走ってくれています。
日中の移動ならこっちですね。
遅くても19時すぎ発が最終便なので、夜間に移動したい場合は電車が◎。
バスの時刻表は、
ベラルーシのバス予約サイト(?)
https://ticketbus.by
こちらのサイトで確認できます。ロシア語のみ。
公式サイトなのかな? よくわからず。ここで予約はしてません。
今回は、行きはバス、帰りは電車(夜行)で移動することにしました。
ミンスクでヴィテプスク行きバスのチケットを買う
ミンスクからヴィテプスクまでのバスのチケットを買います。
電車は日本からでもオンライン予約ができますが、バスは現地のカウンターが確実です(英語サイトがないので)。
ミンスクのバスターミナルへの行き方
ミンスクのバスターミナルは、鉄道駅の近くにあります。
ショッピングモール「Galileo Mall」と隣接しているので見つけやすい。
メトロ駅・鉄道駅からの行き方を写真つきで↓↓
これがメトロの出入り口。
ここから出ると、正面はこんな感じです。
「MIHCK」と書かれた建物が鉄道駅なので、まっすぐ進んでいきます。
駅までの道中、右手にある売店。
左手、通り側はこんな感じです。
こちらがミンスク駅の玄関口。
鉄道駅からバスターミナルへ行く方は、ここから。
ひたすらまっすぐ進んでいきます。
これは鉄道のチケット売り場。横目に進んでいきます。
Galileo Mallが見えてきます!
これは日中のGalileo Mall。
Galileo Mallの中を通っていくこともできますが、今回は外から。
車道を左手、Galileo Mallを右手に、またまた進んでいきます。
バスターミナル到着!
待合室とチケットオフィスはバスターミナル奥
チケットオフィスはバスターミナルの奥です。
ずんずん進んでいくと、
待合室(Waiting Area)と チケットオフィスへの入り口が現れます。
24時間オープン、2時40分〜3時40分はお休みです。
昼のことなのか夜のことなのかは不明。
中に入るとまず待合室があり、椅子がずらーっと並んでいます。
ATMもあり(ちゃんと使えました)。
時刻表の電光掲示板もあり。
ベラルーシは、ロシア同様、フリーwifiを利用するには電話番号が必要…というシステムがほとんどで、結局SIMカードがないと使えない、ということがよくあります。
が、このバスターミナルのwifiは電話番号必要ナシ!
とくに速いわけでもないですが、十分に使えます。
チケットオフィスの場所
チケットオフィスは、待合室のさらに奥にあります。
入るとこんな感じ。
タクシーかマルシュルートカかの客引きもありますが、それほどしつこくないです。
いくつかカウンターがあるので、優しそうな人のところへ並びます。
チケットの買い方
チケットの購入は簡単。
このメモでバッチリ買えます。
(8:20は書いてもらったもの。これ見せながらモーニング!って言ったら、いくつかの便を提示してくれました。)
見た目は完全にレシートなんですが、これがチケットだから大事にしときなさい、みたいなことを言ってくれました。
9番乗り場から出るからね、と裏面にメモを書いてくれたり。
現金、クレジットカードOKです。
カウンターによると思いますが、英語も通じるんじゃないでしょうか。
ちなみに、待合室だけじゃなくチケットオフィスにもATMが一台あります。
ちゃんと動いてました。
バスターミナルで時間をつぶせる場所4つ
外国でバスに乗るなら、「早めに待機」が鉄則。
乗り場にはベンチもあるので、季節がよければ外でも待てそうですが、近くにはいくつかお店もあります。
ということで、バス待ちによさそうな場所をご紹介。
(1)待合室(Waiting Area)
まずは待合室。
冬場はちゃんと暖房がきいてました。
飲みものや軽食も売ってます。
(2)マクドナルド
Galileo Mallに入っています。
バスターミナルと繋がっている出入り口もあって、とても近い!
営業時間は6時〜2時。
一部座席にコンセントあり。
wifiも飛んでますが、例によって電話番号が必要です。
ふつうの、マクドナルド。
(3)ケンタッキー
バスターミナルの向かいに、ケンタッキーもあります。
ここです。
Googleによると、営業時間は7時〜23時とのこと。
(4)カフェ
バスターミナルの端っこにある、24時間営業のカフェ。
マクドナルドよりさらに近い!
コーヒー、アルコール、ソフトドリンク類と軽食がありそうな看板ですが、実際のメニューは不明です。
中も見えないので、ゆっくりするならこちらでも。
今回の時間帯、Galileo Mallはまだほとんどの店舗が閉まっていたので、日中ならほかにもいろいろと選択肢があると思います。
この中だと、待合室以外ならマクドナルドが便利そうでした。
近くてガラス張りで、すぐ出られるので。
ヴィテプスク行きのバスはこんな感じです
9番乗り場で待っていると、バスがやってきました。
マルシュルートカと大差ない感じです。
そしてなぜかチケットの確認はなし。
出発はほぼ定刻でした。
12月でしたが、車内が死ぬほど寒い。
休憩は一度。
ミンスクから北へ進むので、少しずつ雪深くなっていきます。
ヴィテプスク到着!
予定どおり、4時間ちょっとでヴィテプスクのバスターミナルに到着。
帰りは電車なので、駅で荷物を預けることに。
バスターミナルでも荷物預かりは可能だそうです。
通りに出て、南(右手)に進んでいくと、駅が見えてきます。
ヴィテプスク駅!
ヴィテプスク駅で荷物を預ける
どこで荷物を預けられるのかわからず、さんざん迷いました。が!
ここです。
正面玄関を左に進み…
ここです!
おそらくわかりやすい貼り紙なんですが、全然わからない。
でも、ここです。
中に入ると、下へ行けとの案内が。
(外の貼り紙にも「Luggage office」と書いていてほしい。)
降ります。
パソコンのイラストのあるほうに行きます。
でかめのロッカー。
ここでお金を払います。
英語の表記もまったくないので料金体系はよくわからなかったんですが、ひとつのロッカーを借りて1.5BYN(約77円)でした。
ロッカーに荷物を入れ、上部の説明を勘で読み解きつつ操作します。
この場合だと、「1047」が荷物を取り出す際のパスワード。
取り出すときはまた勘であれを操作して、このパスワードを入力すると、ロッカーが開きます。
7時45分〜8時、13時〜14時、19時45分〜20時、2時〜3時は休憩時間になるようなので注意。
↓↓ ベラルーシ鉄道での列車のチケット予約、乗車のレポートはこちら ↓↓
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↓↓ シャガールの家のレポートはこちら ↓↓
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よい旅を!