こんにちは、AI-amです。
4月30日(日)、山口県長門市油谷伊上にある、いまは閉校となった旧伊上小学校にて開催された『子どもを100%信じる子育て法』トークライブのレポートです。
子どもを100%信じる子育て法
主催してくださったのは、自主保育サークル「お山っ子」の桑原容子さんです。
桑原容子さん、お仲間のスタッフ、子どもたち、容子さんのご両親さま、ありがとうございました。
足を運んでくださったご参加のみなさん、ありがとうございました。
写真がないのですが、今回のトークライブは、はじめに、容子さんのご両親さまのミニコンサートで幕を開けました。
童謡『ふるさと』と『花』を、お父さんはギターで、お母さんは手話で歌われて、瞬時に会場はほっこり。
とてもあたたかくて、『花』の歌詞のように、「ながめを何に たとふべき」の心境で観させていただきました。
トークライブは2部構成になっていて、1部は ↑↑ の写真のように、主催の桑原容子さんと、お仲間のスタッフでもあり、わたしたち星山・吉田の友人でもある 松田しょうた さん、4人でのトークでした。
どうして小学校(中学校、高校)に行かなかったのか、ということや、子どもを100%信じるとはどういうことか、などなど、ときに大笑いしながらのお話しとなりました。
「安心」が居座る空間
2部はお越しくださったみんなで輪に座り、お菓子や飲み物を飲みながらの座談会(質疑応答)。
心穏やかに過ごすことのできる場というのは、「安心」が居座り、人のこころをリラックスさせてくれますね。
容子さんをはじめとするみなさんのお人柄がでているアットホームな空間は、たくさんの方々が質問をくださるカジュアルな時間にしてくれました。
社会性は身につくのか
2部でいただいたご質問のなかに、「学校に行かなかったら学力はどうなりますか? また、社会性は身につきますか?」といった質問がありました。
このうちの社会性について少し書きたいとおもいます(学力については次回書きます)。
このご質問をくださった方は元先生で、質問を受けた 海琳 さんは、まずはこう聞き返しました。「社会性というのは人それぞれ定義が異なるとおもうのですが、学校の言う社会性とはどんなものですか?」
先生は以下のような意味あいのことを答えられました。
「自分の想いとかは関係なく、やりなさいと言ったらやる。やめなさいと言ったらやめる。YESマンになれるかどうかということです」
海琳さんが先生の質問に答えます。「その社会性であれば、わたしは身についていません」
※ 元先生のこの方はわたしも海琳さんも「好き」っておもった方で、時間があればもっともっとおしゃべりしたい方でした。文章にするとなんだか堅っくるしいのですが、実際は、ちょーラフで、こころのこもったやりとりだったことを強調しておきます ^^
「しつけ」は「押しつけ」
学校が身につけさせようとする社会性を知っておもったのは、まんま家庭も浸透させられているんだな、ということでした。
しかしながらお母さんは教師にはなれないし、なろうとしてはいけない、とわたしはおもいます。
社会性が目覚め始める4、5歳ころまでのうちに、いかにお母さんと子どもとの間に、どっしりとした強い信頼関係を築けていけるか、鍵はここです。
どうしたらどっしりとした強い信頼関係が築けるのか?
しつけないことです。
以下は nai nai 講座 でお話しさせていただいていることなんですが、お母さんがちゃんとしつけていないから子どもはイケナイ子になる、困ったことをする子になる、と思われがちですが、そうじゃない。
子どもを支配しようとしつけているから、お母さんの言葉が子どもに届かないのです。
世間の目を気にして「しつけ」を厳しくして叱れば叱るほど、子どもはお母さんの言うことに耳を傾けなくなくなります。
社会性はどこでどう育つのか?
世の中の枠組みが大きく変化している今、「多数派について行けば安心」という時代ではもうないです。
あたりまえとおもっていたことは、とりあえず疑ってみる。調べてみる。
同じように教育もまた然り。
海琳さんが小学1年生になった4月の家庭訪問のとき、「まりんちゃんはわたし(先生)の言うことをちゃんときいてくれて、なんの問題もないです」と担任の先生に言われました。
わたし、こりゃあ問題だー!! とおもったものでした。
社会性はどこでどう育つのか?
山口での講演に、ご用意してくださったお宿 くら里木(くらりこ) のお手洗いに掛けてあったカレンダーの言葉、そのまんまだなぁとおもった。
『子どもを100%信じる子育て法』トークライブをひらいてくださり、ほんとうにありがとうございました。
みなさん、愛をありがとうございました。