見ること、見えること、見えないこと — 箱根駅伝からおもったこと

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こんにちは、
AI-am(アイアム)の よっぴー です。

これはわたしの目やで! 見えずに死ねるか、そうおもった8歳のわたしだったけれど、還暦を迎える今年、元旦早々から、記号化した、規格化した自分を見た。

見ること、見えること、見えないこと、、、何気に描いたトラの絵や、箱根駅伝、大杉栄やジョゼ・サラマーゴから。

「見る」ということ

箱根駅伝をはじめて見た!!
箱根駅伝って好いね!!

これまでにも見たことはあったけど、それは家族のだれかが見ていて、テレビがついているもんだから、ときおり「チラッ」と見る程度。

「チラッと見」だから、いつ(画面を)見ても、ただ人が走っているだけに見えていた。

ううん、そう見ていた。
ううん、見ていなかった。

記号化していたトラ

今年に入って元旦に、なんの気なしにトラの絵を描き出して、、、「見る」ということへの課題をもらったな、と感じていたんだけど、課題をからだに落とし込むといろんなことがリンクしはじめるよね。



友人宅でブレーカーが落ちた のもそうだったし、昨夜の『100分de名著』もまさにだった。

まりんさんと見ていて、番組が終わったあと『白の闇』のことや『大杉栄評論集』のこと、、
そこから流れて「デモクラティックスクール」「サドベリースクール」や「きのくに子どもの村学園」のこと、、教育のこと、、親と子のこと、、、「見る」にまつわるおしゃべりをしだして、語り明かしていた。



8歳の頃、自分は自分(を生きているん)じゃないんだ、って考えるようになって、この手もこの目もそうなんだ、、っておもった。

見えずに見えないままの人たちのもとでこどもはこうして生かされて(規格化されて)いけば、あんなふうに見えないまま死んでいくんや、、っておもった。

そんなんやったら目なんかいらんやんっておもった。
これはわたしの目やで! そうおもった。

見えずに死ねるか、そうおもった。



しやのに、還暦を迎える今年、
何気に描いたトラから、記号化していたそのことに還らせてもらえた。

(📣 3月26日が誕生日なんだけど、この日、還暦祝いの誕生ぱーてぃをデモクラティックホーム🏡 で開きたいなっておもっています😆 今から予定を空けておいてね😝 )

箱根駅伝の画面から

昨年暮れから、箱根駅伝期間の通行止めについての看板が立つようになって、「え? ここを走るの?」「あ、そっか箱根駅伝って芦ノ湖のとこまで行くんやもんな」と、これまでテレビの向こうやった世界が、日常にやってきた。

関心は深まり、年も暮れ暮れ、近くのリサイクル屋に走って、テレビを買ってきた。

箱根駅伝
買ってきたテレビで見た箱根駅伝。家んとこ走ってる〜。にしても足で走るんやないんや
箱根駅伝を一緒に見るふたつちゃん
テレビのまんまえで箱根駅伝を一緒に見るふたつちゃん

「ああ、ここ、あそこやん!」
「ここ、いっつも混んでるとこやん!」
「ああ、まもなく家のまえを通るで〜!」

小田原に越してきて、(東京や)横浜までしょっちゅう車で出かけるようになって、、逆方向の芦ノ湖にも行って、、
自分の日常のなかに入り込んだ道や風景に愛着が生まれていたことを、箱根駅伝の画面から教えてもらえた。



見えることが重要なんじゃないんだね。

箱根駅伝、よかった!


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