こんにちは、AI-am(アイアム)の 吉田 晃子 です。
言っても言ってもやめない兄弟ケンカではありますが、親が「ケンカをやめなさい」と言ったらピタリとケンカがおさまるようでは、逆にこわいですよね。
幼い兄弟がケンカをするのはあたりまえ!
兄弟ケンカは健全な証です。安心のない家庭だったらケンカなんてできません。
>>> 激しい兄弟ケンカも叱らず1秒でおさまるユーモアな解決法 のつづきです。
ケンカできる喜び
すでに20代になっているわが家の子どもたち(上が 息子 、下が 星山海琳 )ではありますが、
年の差がおおかた5年あいているので、「そんなにあいてちゃあ兄妹ケンカはできないかもな」なんて思ったりもしたもんですが、なんてことはない。
海琳さんが「ハイハイ」をするようになったとたん、兄妹ケンカがはじまりました。
息子がつくったプラレールやレゴの世界を、「ハイハイ」で突入していき、バシャーンと壊す…。
いじわるされて涙してるのは海琳さんだけれど、息子のほうが泣きたくなりますよね。
息子にはわるいですが、兄妹ケンカがはじまるたび、うれしかったのを覚えています。
とことんやれーーー!! ってね思って、ケンカしあえる喜びをかみしめていました。
兄弟ケンカをすることで学ぶもの
「ケンカなんてしないで仲良くして」って思われる親御さんもいるのかもしれませんが、それ、危険なショートカットだからね。
寝返りやハイハイがまだできていないのに、歩けーーーって言ってるようなもんだからね。
昨夜、息子と「兄弟ケンカ」について喋っているとき、彼がこう言いました。
「兄弟ケンカを途中で止められたり、ジャッジされたりしてきたから、いちばん大切な部分を学ばれへんで大人になったんちゃう。しやから遺産争いも起こるんやろ」
にんげんにとっての向上心につながる、兄弟ケンカから得る学びは偉大です。
なにを得ていってるのかを知ったら、視野が広がるし、学んでいるものが見えだしておもしろいですよね。
つーことで、↓↓
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テーマ「兄弟ケンカを止めたくなくなる、ケンカをしながら子どもたちが得ている2つのこと」
で、さらに突っ込んでお話ししますー。
詳細はこちら → https://ai-am.net/netlive02[/box]
そして、それがわかると、、、海琳さんや、サドベリーの子どもたち(スクール+家庭もサドベリー精神)のように、
子ども自身が、自分の人生を切り開いて、自分を生きていくために、どうすればいいのか? もわかるようになります。
兄弟ケンカはママの愛の取り合い
コップに注いだジュース。。。どちらも同じぐらいの量なのに、子どもたちは「どちらのほうが多いか」、まるで一世一代のごとく真剣に見比べて、1ミリでも多いほうを取り合います。
でもこれ、子どもたちが奪い合っているのは、ジュースじゃありません。
子どもたちは、アメ1個で大げんかをするじゃないですか?
これは食べ物の争いではなく、親の愛の奪い合いなのです。だから、激しく争います。
そこに、
- どっちでもいっしょでしょ!
- お兄ちゃんでしょ!(お姉ちゃんでしょ!)
- ケンカはやめなさい!
などといった声かけは、あまりに残酷です。
贈りたいのは、「愛してるよ」という安心です。
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