こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
不登校になったら大人になれない?
不登校の将来は?
小学生のときに不登校をした息子は、以降、学校に行くのはやめて、
学校で教わる教科勉強もしなくても、将来(現在)、大人にちゃんとなりました。
そんな息子のそれから、これから、を書いています。
もくじ
人に認められたいと思うのではなく、人を認められる人
息子は、学校に行かなくても、二十歳をすぎ、おとなになりました。
おかげさまで、心身健康なまま、おとなになれました。
どんなおとなになったのか。
ひとことで言えば、やさしい人。
ひなたで気持ちよさそうに眠る犬を見ていると感じる安らぎ。あの感じのやわらかさが漂う人です。
うとうとしている顔がちょっぴり間抜けなものだから、クスッと笑いのエッセンスもくれてね。
挨拶をして、ほほえみを絶やさない。
どんな人とも友好的に接することができて、おだやかに生きるための極意を会得しています。
こどものころから、20代や30代、40代、、、の人たちと付き合ってきたからなのか、もともとの性格なのか、腹六分の付き合いができる人でもあります。
他人に寄りかかったり、期待したりしない。
相手の不完全さは黙って背負い、自分に足りないものは自分で満たす。
人に認められたいとおもう人ではなく、人を認められる人。← これ、すごいことだとおもう。
自分にフィットした心地よい速度、歩幅で歩く
小学校に行くのをやめたあと、高校・フリースクール等も含め、どこにも属さずに、今にいたっています。
中学校は一度も登校せず、学校がどこにあるかも知らないまま終えました( 小学校・中学校は1度も登校しなくても、不登校でも卒業できる )。
高校は行っていません。
大学も行っていません。
学校の勉強はいっさいしてきていません。
「なにもしない」をしている日。
駆け出していく日。
その日、その時の自分にフィットしたここちよい速度、歩幅で歩いてきました。
友だちや社会性はどうなる?
自分の「好き」を通して出逢った老若男女の友人たちは、年齢や性別のほか、住まいも、地元にかぎらず津々浦々です。
「ちょっと会ってくるわ」と言って、今日は名古屋、明日は沖縄と出かけていきます。
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学校に行かなくなって間もなくしたころ、「Skype」が登場しました。
インターネットは、世界中の人とつながることも可能にしてくれます。
当時、息子のパソコンは、Skypeが24時間つながれっぱなし。昼夜問わず、友人たちとしゃべっています。
そのSkypeからは、イラク戦争のことや、 香港の50万人デモのこと、いまイタリアは停電していること、、、教科書には載っていないリアルな世界が、現地から届いてきてました。
学び方同様、働き方、稼ぎ方は選べる時代、選ぶ時代
18歳になると本格的に仕事をはじめました。
金銭面がネックでできなかったこともやれるようになったみたいです。
学び方同様、働き方、稼ぎ方は選べる時代、選ぶ時代です。
彼の場合は「やりたい仕事ありき」ではなく、「働き方」に重点をおいています。
アルバイトや派遣社員、正社員を経て、
雇用に頼らないで、ここちよい環境で才能を活かせる環境を自分で作ろうとしている最中です。(→2020年、いまは自営業を営んでいます)
「将来」は子ども自身が考える
子どもがどのような人生を生きていくかについては、子ども自身の選択であり創造です。
そこに親の入る余地はありません。
学校に行かなかったら就職できないのではないか?
将来、大人にちゃんとなれないのではないか? と心配される親御さんの声もききますが、
子どもが大きくなって、「これから」のことを考えなければならない年齢になったら、子ども自身が自分で考えます。
親の出る幕ではない。
それでもなにか力になりたいとおもうのであれば、
同じ会社や職種にしがみついて定年まで逃げ切れる時代ではないのだから、
生まれもつ自分を生きる力を摘み取ることなく、子どもを信頼しきれる自分(親)になれるよう、親は親で自分磨きに精をだせばいい。