こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
不登校とは学校に行ってないこと。ただそれだけです。
学校へ行かなくっても子どもが健全でいられるかどうかは親しだい。
そのとき親がすべきこと。(前編)
子どもがゲームばかりしてて「心配だよ〜」と「不登校」はまったく同じ
2月16日の記事、 ゲームをやめさせる方法やゲームをやめない子どもの対処法の暴力性 で、
親が漠然と恐れているのは、「ゲームしかしない子」になったらどうしよう……じゃないのかなと思います。
「ゲームもする子」は、まあ、まあ、許容範囲だけど、中毒になったらどうしよう……って。
それでなくったって、自分(親)が忌み嫌っているゲームなんかを好きになって、楽しそうにやっているわが子を見るのは、強い警戒心、恐怖からくる不快感に犯されます。
だから制限をかける。
吐く言葉も正論になります。「そんなことでどうするの!!」と。(正論は人を傷つける)
その結果、「ゲームもする子」であったのに、「ゲームしかしない子」に親自らが追い込んでいく。
と書きました。
これ、不登校とまったく同じです!
子どもが学校に行けなくなった?
ある会で、「学校に行かなくなったのはいつからですか?」と尋ねられたある親御さんが、即効で、「学校に行ってないのとちがいます。行けなくなったんです!」と返された。
それ見てわたしは内心、
ちがうよ、学校に行かなくなったんだよ
それでいいんだよ
それがいいんだよ
とおもった。
「ゲームもする子」であったのに、「ゲームしかしない子」に親自らが追い込んでいく が、不登校とまったく同じ! とはどういうことかというと、
学校に行きたくないから行かないだけ なのに、
学校に行かないことはイケナイことと捉えているから、学校に行かないことはイケナイことになる。
学校に行かないわが子はイケナイ子となる。
・・・・・・ そんなんいややん!!
自分の子はイケナイことするような子とちゃうやん!!
そんな子に育ててない!!
わたしの育て方がイケナかったっていうの? そんなの認めたくない!!
わたしイケナイひとじゃない!! ・・・・・・
だから、学校に行かない のではなく、学校に行けない にする。
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学校と海外旅行 ①
あのね、上↑↑ の、
学校に行きたくないから行かないだけ なのに、から下部の「学校」を「海外旅行」に置き換えて読んでみてくれませんか?
学校海外旅行に行きたくないから行かないだけやのに、
学校海外旅行に行かないことはイケナイことと捉えているから、学校海外旅行に行かないことはイケナイことになる。
学校海外旅行に行かないわが子はイケナイ子となる。
・・・・・・ そんなんいややん!!
自分の子はイケナイことするような子とちゃうやん!!
そんな子に育ててない!!
わたしの育て方がイケナかったっていうの? そんなの認めたくない!!
わたしイケナイひとじゃない!! ・・・・・・
だから、学校海外旅行に行かない のではなく、学校海外旅行に行けない にする。
● ここで笑えたあなた!
➡︎ あなたのお子さんは「ゲームもする子」でしょう。
● けしからん! 学校と海外旅行をいっしょにするなんて! と怒りが湧き出た方は、
➡︎ その感情、あなたのお子さんもあなたに対して抱いているかもしれません。
● けしからん! とまでは思わなかったけれど、でもそうは言っても学校と海外旅行はちがうじゃない。やっぱり学校は…… と煮え切らない感情を抱いた方は、
➡︎ お子さんもまた煮え切れないでいると思います。
学校と海外旅行 ②
「この時代、海外ぐらい行っとかないと恥ずかしいの? でもぼく、海外旅行に行きたくないわ」
「行きたくないの?」
「うん。海外旅行には興味ないわ。行ったことがなくても恥ずかしいともおもわんし」
「ふ〜ん、そうなん」
これでこの会話は終わるとおもうのです。
ところが、「この時代、学校ぐらい行っとかないと恥ずかしいの? でもぼく行きたくないわ」になった途端、
おとなは「いやそんなことではイケナイ」と言って、
さまざまな策を練り、なんとか行かそうとして、子どもを追い込んでいきます。
「行きたくない」とこたえがでているのにです。
自分が選択する
[box class=”pink_box” title=””]学校に行く・行かないということを、子ども自らが選んだ。
そしてその選択を親はただ受け入れた。[/box]
シンプルなこの心境のお母さんのもとで過ごすお子さんは、100%、
[voice icon=”https://ai-am.net/wp-content/uploads/2017/02/boy-676122_640.png” name=”シンプルなこの心境のお母さんのもとで過ごす子ども” type=”l big”]
学校には行ってないよ。
なんでって? 行きたくないから[/voice]
いとも軽く、こうこたえると思います。
そこには罪悪感がありません。
(では具体的にどうすればよいのか。『たかが不登校を悪化させる親の対応』後編につづく)
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