こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
わかっているけど、できないことってあるじゃないですか?
痩せたいなら、食べ方に注意することや運動することが大事ってわかってるんだけど、「ま、明日からでいいか」となったり、
怒ったらいけないってわかっているけど、ついイライラしてこどもを怒ってしまったり。
学校に行かなくてもいいと頭ではわかっているのに、不安になったり。
こういった、わかっていることができるようになるために必要な3つのポイント は、これです。
- 事の重大さを理解する
- 頭と心をくっつける
- 考察する
今回は、わかっているけどできない理由と、3つのポイント について書きます。
もくじ
① 事の重大さを理解する
1週間ほど前のこと。
お風呂に入るときに、かけ湯を肩のあたりにバッシャーーーンと豪快に掛けて、ザッブーーーンとお湯につかるわたしに、こどもたちが言います。
[voice icon=”https://ai-am.net/wp-content/uploads/2019/11/yo-fu.png” name=”息子” type=”l”]かけ湯は足からだんだん上へとやさしく掛けていくんやで〜。ザッブーンってお湯に浸かったらあかんねんでー[/voice]
[voice icon=”https://ai-am.net/wp-content/uploads/2019/11/yop-fu.png” name=”よっぴー” type=”r”]あー、それ知ってる〜! 心臓に負担がかかるからやろー[/voice]
[voice icon=”https://ai-am.net/wp-content/uploads/2019/11/ma-fu.png” name=”まりん” type=”l”]ヒートショックって言うてな、寒くなってきたから心臓がびっくりしないように、ゆっくり足からやで〜[/voice]
[voice icon=”https://ai-am.net/wp-content/uploads/2019/11/yop-fu.png” name=”よっぴー” type=”r”]わかったー!! そうする〜!! 足からな、ゆっくりな[/voice]
「ゆっくり足から」と教えてもらって、
自分でも「わかっていて」、
なのに昨夜もまた、バッシャーーーンと肩にかけ湯をして、ザッブーーーンとお湯につかってました(≧w≦)
まだ1度も、「ゆっくり足から」してません(笑)。 わかっているのに(笑)。
でね、おもったんです。
これ、知識が入っただけで、事の重大さをわかってない からなんだ、って。
自分だけのこと。相手にも関わること。
バッシャーーーンと肩にかけ湯をして、ザッブーーーンとお湯につかっちゃうのは、バッシャーーーンのザッブーーーンでも今日まで生きれてるからなんですよね。
後生をまだまだ先のことと思っているんですよねー。
↑↑↑ お風呂の壁。
(余談)
お風呂につかっているときに、すっごいことひらめいたり、いろんなこと浮かんだりするから、それらを忘れないうちにメモれるよう、このクレヨンを浴室においてますー。↓↓
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わかっていると言いつつ、「ゆっくり足から」ができていないことに気づいたとき、トークライブでいただいたご質問 ↓↓ を思い出しました。
[box class=”pink_box” title=””]
頭ではわかっているのに、心から子どものことを尊重してあげられないのは、どうすればいいでしょうか?
[/box]
わかっているけどできないことって、日常のなかにゴロゴロ転がってるじゃないですか?
で、まあ、それが自分だけのことだったら「お好きにどうぞ」だし、① 「事の重大さを理解する」しだいで、できるようにもなります。
けど、相手にもかかわることだと、そうはいかないです。
子育て(家庭教育)もそうですね。
② 頭と心をくっつける
トークライブでは、質問者さんの
> どうすればいいでしょうか?
への回答として、頭と心をくっつけたらいい よね。とこたえさせてもらいました。
頭と心を分離させる教育を受けてきた ことや、
そのために、ハートがキャッチした「やりたい」ことを、2秒後には、頭が「できない理由さがし」をしちゃってる ことなどの実例もお伝えしながら。
こどもへの尊重や信頼にも、① 「事の重大さを理解する」は必要です。
②「頭と心をくっつける」は、こどもと自分は親子ではあるけれど、たがいに一個の人格・人権をもった違うひとです。自分とは異なる考えや気持ち、価値観が相手にもあります。
ってことを、自分と相手(こども)を同一視しないために、常に、いつも、いつも、、いつも、、、片時も忘れず頭で意識しておくなんて無理なんですよね。
だったらというか、だからくっつけてしまう。
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[/aside]
だけど、頭と心が離れている根本的理由と本質にふれないと、頭と心はくっつかないです。
だけど、だけど、見方をかえれば、頭と心が離れている根本的理由と本質にふれれば、頭と心は難なくくっつく!!ってことです。
(そこがわかれば、あとはスキルを磨いていくだけだからね)
③ 考察する
じゃあ、「頭と心をくっつける」ためには、どうすればいいんでしょう?
頭と心が離れている根本的理由と本質にふれるって、どんなこと?
これが、③「考察する」です。
ひきつづき ↓↓ のご質問内容を例にして見ていくと、
[box class=”pink_box” title=””]
頭ではわかっているのに、心から子どものことを尊重してあげられないのは、どうすればいいでしょうか?
[/box]
頭と心をくっつけるための考察 は、こんなふうに進んでいきます。
- 「どうすればいいか?」の前に、心から子どものことを尊重してあげられないのは「どうしてか?」を考える。
- そもそも「尊重」ってなにか?
- 「子どもを尊重する」とはどういうことか?
- なぜ、「(尊重して)あげられない」という表現をするのか?
- なぜ、こどもを尊重しないといけないと思っているの?
といったかんじで、順に考察をしていくと、見えやすくなりますよね。
[box class=”blue_box” title=””]
怒ったらいけないって頭ではわかっているけど、ついイライラして怒ってしまうのは、どうすればいいでしょうか?
[/box]
[box class=”green_box” title=””]
ゲームは好きなだけしていてもいいと頭ではわかっているのに、不安になるのはどうすればいいでしょうか?
[/box]
なども、頭と心をくっつけるための考察のポイント は同じ。
考察といっても、頭のなかで考えているだけではなく、
問題だととらえている、その理由や根拠を具体的に書き出す(述べる)必要があります。
自分の考えや思いを述べただけの感想や答えだけでは、考察とはいえないんですよね。
考察力の高まるデモクラティック(サドベリー)スクール
わかっているけど「出来ない」を「出来る」に変えるために、たいせつな考察力。
デモクラティックスクール/サドベリースクールで学び、
家庭にもその教育精神のエッセンスが漂うおうちのこどもたち の 考察力 は非常に高いです。
また、デモクラティックスクール/サドベリースクールでは、自分の気持ちや意見をどのようにして導き出したのか、という過程が頻繁に求められます。
ゆえに日常茶飯事のその経験が、言う力(述べる力)も高めます。
年齢が4歳であってもです。
レポートやプレゼン資料を作るときって、
考察を加えると内容が深まり、最終的な結論が根拠のあるものとして、みんなに印象づけることができます。
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