北海道は岩見沢にやって来たーーー!!
札幌から(車でも電車でも)約1時間。道中、石狩川を見てはキャッキャ、ポプラ並木にウキウキ、田園風景を走り抜けてはパシャパシャ。
もうね、わずか1時間に「The 北海道」てんこ盛りなの。
で、現地に着けば「The 北海道」はさらにリアルで、空はデカく目の前はゲレンデ。東に富良野。風がなんとも気持ちよい。
で、で、“ここ” がいずれは「F.I.D.S. デモクラティックスクール」のメンバーにかぎらず、誰もが参加することのできるフィールドにもなる。
そんな一般公募のキャンプをも展望に、今夏、「F.I.D.S. 福岡インターナショナル・デモクラティックスクール」が、とっても魅力的なプロジェクトを立ち上げた!
たいせつな友人、F.I.D.S. のスタッフ、アレキサンダー、みちる、司郎から連絡をいただき飛んできた!
北海道の古家を購入され、土起こしや草抜き、半解体、修繕、粗大ゴミ、掃除、、それらの活動の第一弾を、夏のあいだ寝泊まり(キャンプ)しながら、創意工夫を凝らし協力し合ってやっていく。
“ここ” には、笑顔があり、躍動があり、驚きがあり、不満があり、不便があり、知恵があり、話し合いがあり、協働があり、繋がりがあり、「はじまり」があった。
ないのは、トイレをぼっとんタイプから簡易水洗タイプにしたりするための資金。というわけで、初めてのクラウドファンディングに挑戦された。
おじゃまさせてもらって見えたのは、「はじまり」にいる礎(芯や軸、要の部分)。
砂団子や雪だるまがそうであるように、球体のはじまりは、ちっちゃな、ちっちゃな丸っこやん。
本人(たち)以外、そのちっちゃな丸っこが、やがて団子や雪だるまになるとは想像だにしない。ううん、本人たちでさえ、そう(だと思う)。
デモクラティックスクール(サドベリースクール)は民主的な学校で、困りごとや、やってみたいことなどを、みんなで話し合って解決したり、可能にしたりしていくのだけど(その過程は、ちっちゃな丸っこ作り)、スクールも開校して何年か経つと、「はじまり」は少なくなる。
たとえば、スクールのはじまりは、ごはん食べるにしてもお茶碗もなければ箸もない。さて困った、どーする?
ギター弾きたい! でもギターない。どーする? てな感じ。
けどそれらのちっちゃな丸っこがだんだんおおきく固められていくにつれて、「話し合う」も少なくなっていく。
開校10年目に入ってきた子の場合、丸っこは、すでに砂団子や雪だるまになっているのが多々あったりもする。
そんな「はじまり」が “ここ” にはあった。デカかった。
日ごろは「F.I.D.S. 福岡インターナショナル・デモクラティックスクール」で育ちあっているこどもたち。
(ここ岩見沢の第二基地活動場も)リーダーシップじゃなくって、フィールドシップが根づいていくはじまりをみせてもらえた。
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/675523?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show をご覧いただき、応援をいただけたら嬉しいです。とのこと!