こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
あなたのお母さんの口癖って、どんなのですか?
こどもの頃よく言われていた口癖には、どんなのがありましたか?
でもって、いま自分が、母/父になって、どんな言葉をわが子に言っていますか?
「トマトきらいー!」「ピーマンきらい!」と好き嫌いを言うわが子に、おもわずムカッとして、、、なんてことあると思うんですね。
こどものアレやコレやが許せないのは、親である自分自身が、そのアレやコレやを禁止して許せないでいるから。
自分に許可をだせないでいるんですよね。
どうして許せないのか。
どうして禁止しているのか。
母親への怒り悲しみなど、長年抑圧された感情に気づいて、許せないでいる禁止令を解いていこう。
自分に許可をだしていこう。
もくじ
「嫌い」の禁止
好き嫌い言わないの💢
と、しょっちゅうそう言われて育ってきちゃうと、好き嫌いはイケナイことだという価値観が根づき、
好き嫌い言わないの💢 と言われて怒られないように、「嫌い」の感情はあらわにすることを禁止したままおとなになってしまいます。
でもって、
禁止したまま(禁止させられたまま)おとなになったもんだから、本来、好きと嫌いは対等のラインに並んでいるものなのに、好きと嫌いを縦に並べます。おとなになった現在の自分もまた。
好き嫌い言わないの💢 に脅し文句もプラスされて、
「好き嫌い言う子はもうしりませんよ」的な言葉で、見捨てられる、、、愛してもらえない、、、といった恐怖を与えられてきたのなら、なおのことですよね。
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「ちゃんとしなさい」と言われた事柄の禁止
ちゃんとしなさい💢 もそうですね。
こぼさないでちゃんと食べなさい や、ちゃんと肩までつかりなさい など、
ちゃんとしなさい💢 という口癖を言われまくりで育ってくると、
ちゃんとしなさい💢 と言って怒られたような事柄は、イケナイことだという価値観が根づいています。
同時に、ちゃんとしなさい💢 と言われた事柄もまた、自分に禁止しているんですよね、無意識のうちに。
「母親」という権力の乱用
● そんなことでどーするの💢
● 何度同じことを言わせれば気がすむの💢
● お母さんのいうとおりにしなさい!
● お兄ちゃん/お姉ちゃんでしょ!
● こどもは黙ってなさい。
などなど、
人権も尊重のかけらもない言われ方をされて育ってくると(こわいのが、これらが当たり前になっていて、すごい言われ方をされてきたことに気づかない)、
他人に嫌われるのがこわい、だったり、
いい人とおもわれたい、という想いから、
自分のからだが発している声は遠ざけて、自分のことよりも、他者の顔色をうかがったり、他者の意見を優先したりしてしまいます。
自分には嘘をつかない
あ、他者の顔色をうかがったり、他者の意見を優先したりすることがイケナイって言ってるんじゃないです。
自分のからだが発している声が聞こえているんなら、いいんです。
自分のからだが発している声が聞こえているうえで、他者の顔色をうかがったり、他者の意見を優先したりするのは、自由人と呼ばれる人だってやっていること。
オトナだからね。
自分の内を、よーくよーく、観察して、自分にまで嘘をついていないか? 肝心なのはそこなんですよね。
母親、または父親に言われてきた言葉に未だ縛られて、自分に禁止令をだしていることに気づこう♡
自分が自分に出している禁止令を解除していくと、自分に集中して人生をたのしんでいくことができるようになるし、自然と、こどもにも他者にも寛容になります。
といっても、なにを禁止しているのか、、、自分でわかるようで、わかんないんですよね。厄介なことに ^^;
つーことで、チェックリストをつくってみます! つくってみました!
➡︎ 後編『 子育てでイライラするのは「ねばならない」と自分に禁止していることがあるから!チェックリスト100 』につづく。
お母さんの130の口癖と子どもの130の傷
『 子どもを追いつめるお母さんの口癖 』(金盛浦子著)の本に、「お母さんの130の口癖と子どもの130の傷」というのが載っています。
130の口癖が、こどもにどのように響くか説明されているんですね。
そこにはわたしたち自身、親から言われて傷ついた言葉があるし、こどもに言ってしまっている言葉もあると思います。
けれども、こどもを傷つけないことが正しい教育ではないのだから、人として傷ついて、学んでいきたいですね。
《今日の本》では、ガミガミ言わなくてもいつの間にか「自分でできる子」に変わる魔法の口グセが書かれた書籍を紹介しています(後記)。
『子どもを追いつめるお母さんの口癖』より
幼児編
- ベタベタしないでちょうだい!
- いつまでも泣いてなさい!
- 可愛いげのない子ね!
- 静かにしなさい!
- これでも片付けたつもり!
- やめなさいッ!
- そんなことする子は、もうお母さんの子じゃない!
- お母さん、あなたのこと嫌いになるから。
- そんな子は大嫌い!
- 何でオシッコっていわないの!
- 何でそんな悪いことをしたの! ちゃんと説明しなさい!!
- あなたはお母さんの時間を奪ってばかりいるわね。
- この忙しいときに、わけわからないこというんじゃないの!
- 早くしなさい!
- 食べないと大きくなれないよ!
- 早く寝ないと怖いお化けが出るよ。
- 怖いおばさんがにらんでるよ!
- お父さんに怒ってもらいますからね!
- とにかく泣きやみなさい!
- あの子のこと、お母さんは大嫌い!
- お兄ちゃんに負けちゃダメ!
- いつまでも外で泣いてなさい! 反省するまで家に入れません!!
- 置いてっちゃうよ!
- うるさい子ね! 少しでもいいから黙ってて!
- ちゃんとご挨拶しなさい!
- もう競争は始まってるのよ!
- いい子だからちゃんと勉強しようね。
小学生編
- 勉強しなさい!
- お母さんのためじゃない、あなたのためを思っていってるのよ!
- そのくらい、どうしてできないの?
- 期待してるからね。あなたにはできるんだから…。
- お母さんは、そのくらいのこと簡単にできたわよ。
- そんなことじゃ落ちこぼれよ!
- 子どもは勉強だけしてればいいの!
- 成績が落ちたら、お小遣いはなしよ!
- お兄(姉)ちゃんでしょ!
- またオネショ!
- ハンカチ持った? ティッシュは!
- もうあんたの面倒なんかみないからね。
- あなたをそんな子に産んだつもりはない!
- あんたなんか産むんじゃなかった…。
- 何を考えてるか分からない子ね。
- ね、お母さんとお父さんとどっちが好き?
- ウチにはそんなお金ないの。貧乏なんだから…。
- また人の真似して…。
- 我慢しなさい! 誰だって嫌なこと我慢して生きてるんだから。
- お母さんのいうことに間違いはないの!
- お母さんのいうとおりにすればいいの。
- いいたいことがあるならはっきりいいなさい!
- さっきまでふて腐れてたのが、あらあら、もう調子づいちゃって。
- またいい子ぶっちゃって。
- ごまかそうたって騙されませんよ!
- 何度同じこといわせれば気がすむの!
- 先が思いやられるわ…。
- そんなことする子は泥棒と同じ! 本物の犯罪者にだってなりかねないよ!
- お前にはロクな友達がいないね。
- 本当にバカな子だね。
- だからみんなに嫌われるのよ。
- 夢のない子ね。少しくらい夢を持ちなさいよ。
- 忙しいの! あんたの手伝いなんか迷惑なだけ!
- 次から次へとお母さんを困らせていったいどういうつもり?
- もう知らない。勝手にしなさい!
- あんたって片付け一つまともにできない子ね。
- やる気を出しなさい! やればできるんだから。
- どうして食べられないの! なぜ好き嫌いするの!
- またニンジン残して…。そんなんじゃ元気になれないわよ。
- 子供は黙ってなさい。
- 子供のくせに口答えするんじゃない!
- 宿題やらなかったらテレビ見ちゃダメ!
中学生編
- あなたは高校受験をひかえてるのよ! のんびりしてるヒマなんかないの!
- いつから不良になっちゃったの。
- そんなことじゃ、ロクな大人にならないよ。
- どっちが正しいか、お父さんに聞いてもらいますからね。
- ご近所に恥ずかしいと思わないの?
- あなたのお陰で恥かいちゃったわ。
- あなたのお陰で苦労ばっかり。
- 好きで親やってるんじゃないからね。
- あなたにはガッカリさせられ通し。
- あなたは何をやってもダメな子ね。
- なによ色気づいちゃって…。
- あんないやらしい本、捨てたからね。
- 不潔ね! 男臭くなっちゃって。
- いつも中途半端な子ね。
- お前になんか、どうせできるわけがない。
- お母さんに隠し事はないでしょうね!
- あなただけがお母さんの生きがいなんだからね。
- 食べるためにみんな必死なんだからね!
- 取り返しのつかない失敗をしたね。
- 言い訳ばかりしてるんじゃない!
- お前はくだらない物ばかり欲しがるね。
- いいかげん夢くらい持ったら。
- おしゃれなんかして何の役にたつの、子供のくせに。
- 何も分かってないくせに、生意気言うんじゃないの。
- まともにできるのは◎◎だけね。それじゃ生きてけないからね。
- そんなことじゃお父さんみたいになっちゃうわよ。
- ウチはそんなお金持ちじゃないのよ!
- あなたのために、いったいいくらお金をかけてきたと思ってるの!
- あなたには優しい心がないのね。
- あんたみたいな子じゃ友達ができなくて当然じゃないの。
- あなたは本当にグズね。
- 本当に意志薄弱だね、あんたは。
- あんな友達と付き合ってはダメ。
高校生~成年編
- 期待してたのに…。
- いったい、何回失敗すれば気がすむの。
- 偉そうなこというんじゃないの!自分の頭のハエも追えないくせに。
- お母さんが、あんたのためにどれほど苦労してきたと思ってるの。
- 誰のお陰で贅沢できてると思ってるの!
- あきらめな。あんたには才能がないんだから。
- 学生のくせしてまともにできるのはアルバイトだけね。
- お母さんはねあなたのことだけは信じているの。
- あんな人と結婚するんじゃなかった。
- ああいやだそういうとこってお父さんそっくりね。
- お母さんが笑われるのよ。
- またとないチャンスだったのに。
- あんたが勝手に留年したんだから学費は払わないわよ。
- 理由なく学校を休むんじゃない!
- あんた臭いね。
- なに夢みたいなこといってるの。
- 人生は厳しい戦いなのよ!
- あなたのこと考えると本当に憂鬱になってしまう。
- さっさとしなさい!
- 何が気に入らないの? あなたのいうとおりにしてるじゃない!
- あんたの人生はその程度のものね。
- あんたはこれで脱落者ね。
- あんたが盗んだんでしょ。
- あんたは信用できない子だから…。
- 何の文句があるの! 何一つ不自由させてないでしょ!
- パンツくらい自分で洗ったら…?
- そんな不良みたいなこと絶対許しません!
- どうせ自殺を図るんだったらちゃんと死んでくれればよかった。
今日の本
伸びる子の9割は、「親の口グセ」で決まる/金盛 浦子
「いつまでぐずぐずしているの」――いけないと思っていても、つい口をついて出てしまう言葉の数々が、あなたにもありませんか? 本書では、ガミガミ言わなくてもいつの間にか「自分でできる子」に変わる魔法の口グセを紹介。「ママはあなたの味方よ」「いっしょにやってみようか」など、今日からすぐに実践できるものばかり。子どもの可能性が無限に広がる1冊!
「『あなたってダメね』毎日のように言われて育った子どもは、それが潜在意識に浸透し、やがて「自分はダメな人間なのだ」という意識になってしまい、知らず知らずのうちにダメな行動、生き方になってしまうのです。子どもは本来、自分の中に素敵な「力」を持っています。まず、その「力」を信じましょう。信じたら、子どもの中にある「力」が自然と育ってきます。この本では、その力を引き出す口グセをいろいろな角度から紹介しています」(本書「まえがき」より)