不登校は自分自身が幸福であるための生き方のひとつ

am3こんにちは、

AI-am(アイアム)
よっぴーです。

 

不登校は、自分自身が幸福であるための生き方のひとつです。

不登校=ニートではありません。

学校に順応・適応できるかどうかと、社会に適応できるかどうかは、まったくの別問題です。

 

「海外旅行に行きたくない」≒「学校に行きたくない」

「この時代、海外旅行 くらい行っとかないと恥ずかしいものなの? 話題にもついていけなくなるの? でもわたしは行きたくない」

「行きたくないの?」

「うん。海外旅行には興味ないの。行ったことがなくても恥ずかしいとはおもわないし」

…… とくれば、「だったら行かなくていいじゃない」と言う人は大勢いるとおもいます。

 

ところが、

「この時代、学校 くらい行っとかないと恥ずかしいものなの? 話題にもついていけなくなるの? でもわたしは行きたくない」になった途端、

おとなは「いや、そんなことではいけない」と言って、さまざまな策を練り、実践していくことで、子どもを追い込んでいきます。

 

行きたくない」と、こたえがでているのに、です。

 

親のとらえ方次第

子どもが学校に行けなくなったときや、行かなくなったとき。

その子がそのあとの人生を、甘えることも卑下することもなく、存分に楽しんでいける子ども(人)になるかどうかは親次第だと、わたしはおもっています。

子どもに向かって不安をぶつけないことがなにより重要であると考えます。

 

学校に行かない子、行かなくなる子、行きたがらない子がいるのは当然です。

 

文部省は1992年、「登校拒否・不登校は、誰にでも起こりうること」と言いました。

けれど、いざわが子が「学校に行かない」となると、「そうなん? ええやん」と、心から言える親ばかりでは、まだないのではとおもいます。

 

不登校=ニートではない

なぜ言えないのか。

理由のひとつは、「学校」を「将来」につなげているからだとおもうのです。

 

でも、これだけは断言できます。不登校=ニートではありません

学校に順応、適応できるかどうかと、社会に適応できるかどうかは全く別問題です。

 

トークライブなどで海琳さんがよく受ける質問のひとつに、「アルバイトをしたことがあるか?」があります。

ある、と答えると、それはどんな職種か? とつづきます。

飲食店や接客業で働けるのか?
制服(職場の)を着られるのか?
時給で働けるのか?
社会のルールになじめるのか?
社会でもある学校の場に適応できなかった子が働けるのか?
社会で、そこで適応できるのか?

できます。

 

息子からのメッセージ

これは、息子からの寄稿文です。

不登校になると、そのまま社会に出ることなく成人しても引きこもりになると断定するのは、大きな間違い。学校に行く人は学校に行くし、不登校になる人は不登校になると同様に、引きこる人は引きこもるし、社会に出る人は社会に出る。

引きこもってても、自宅から社会と関わり稼ぎを得る人もいるし、外に出ていてもブランコで1日過ごす人もいる。全てにおいて「=」は存在せず、人それぞれケースバイケースで変わる。
ニートを楽しんでる人もいる。

学校に順応出来なくて不登校になった人も、社会で自分の肌に合う場所を見つれば順応して働くようになるし、学校に順応して大学4年まで何一つ躓くことなく過ごした人が、社会に出たら上手く順応出来ないこともある。

それに、「順応出来ないこともある」という経験を早い段階で出来るのは、その先の人生において明らかな財産。

我が子が不登校になって「このまま大きくなったら働かずにニートになってしまうんじゃないか」と考えるところまではいいけれど、「なってしまう」「だから 学校に行かせなきゃ」と思い込んでるなら、今この記事を読んでる端末を使うところからでいいから、世界を広げた方がいい。

仮に親本人が子どもと同じ経験をしていて、だから子どもにこうしろああしろと言ってるなら、前時代的にも程があるし、親本人が経験してないことを子どもが経験してるなら、どうなるかなんて分かるわけがないんだから一緒に探っていけばいいだけの話だと思う。

 

>>> 関連記事(息子の寄稿)
中学校に通わないメリット・デメリット。学校に行かないと友達が…勉強が…小中不登校だった僕から小学校不登校で中学へ進学する方へ

 

不登校は自分自身が幸福であるための生き方のひとつ

親が悩んだり苦しんだりしたからといって、子どもが幸福になるわけではありません。

むしろ逆で、何かにこだわり続けたり、何かと比べたりして、どこかにひっかかっているうちはエゴがでてしまいます。

だから迷いや不安が生まれてくるけれど、不安なんて取り除くことできないんだから、不安なままで安心しとこ。

 

不登校は自分自身が幸福であるための生き方のひとつなんだから。

それを信じて。ねっ。

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