こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
《2016年まぐまぐ大賞》の「知識・ノウハウ部門」1位を獲得された野澤卓央さん。
その野澤卓央さんのメルマガ、『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』に、なんと! わたし吉田が話した話が載りました。
もくじ
失敗することで生きる力が育ち、悲しみを受け入れることで心が育つ。《人の可能性や個性を伸ばすコツ》NO.3498より
先日、
『小さな天才の育て方、育ち方』の著者で、
我が子を信頼することを大切に子育てをしてこられた、
吉田晃子さんことよっぴーさんと
そのお嬢さんである まりんさんにお会いしました。
→著書 小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話
喫茶店で、よっぴーさんから
子育てのお話を聴いていて、
なるほど~と思うことが
いくつもあったのでシェアします。
「なんで子どもに教えるんだろう?
と、いつも思っていました。
例えば、
転ぶから走るのをやめなさい!
と子どもに言っても、
“体験がないと人は気づけない”。
実際、転ぶという体験をすることで
子どもは何が大切か学ぶ。
転んで痛かったから
走らなくなる子もいれば、
そんなに痛くないから
これくらいなら大丈夫と思う子もいる。
中には滑らないスニーカーを履こうとか、
裸足になろうとか考え工夫する子もいる。
それがその子らしい個性になる。
親が心配して、子どもが失敗しないようにばかりしていると、
大切な経験や学び、個性を
知らぬ間に子どもから奪うことになる。
さらに、
それだけでなく親の言うことを聞かずに
子どもが失敗すると、
トドメを刺すように、
『ほらみてごらん!!』
『だからいったじゃない!!』
と、あなたは間違っていると否定してしまう。
さらに転んで痛いといっているにもかかわらず、
「大丈夫、痛くないから」と
痛がることさえ否定したり、
お姉ちゃんだから、
男の子だから泣かないの!
と、泣くこと、感情まで
否定してしまうことがある。
親が「転んだね、痛かったね」で
終えられるといいけれど、
親は愛情からとはいえ、無自覚に子どもの
行動、感情、存在を否定してしまいがちなので、
子どもは自分はダメな子だと思うようになる。
反対に、子どもの頃から親に理解される、
わかってもらえる、承認してもらえると、
大人になって誰かに認めて欲しい、
わかって欲しいと思わなくなる。
誰かに認めてもらえなくも落ち込まない。
彼氏に愛されるために何かしようとしない。
不自然にブランド品を持って
人に自分をよくみせようとしない。
何かをするとき、失敗することを恐れず、
自分のしたいことに挑戦できるようになる。
子どもが失敗することを、
親が心配だからと奪うのはもったいない。」
などなど、たくさんお話をうかがいました。
僕も様々な親子関係を見てきましたが、
信頼ではなく、心配から動いてしまうと、
長期的にみたとき、後々問題が起こります。
親としては愛情からですが、
親が子どもを心配して少しでも
失敗しないように何とかすることで、
親子の信頼関係が壊れてしまったり、
子どもの自主性、決断する力、
問題を乗り越えるための力や知恵を
奪ってしまいます。
そして、その子どもが大人になったとき、
自分が何をしたいのかが分からなくなって
しまうなど、
子どもが本来するべき必要な経験を親が
奪ってしまっている姿をよくお見受けします。
親に愛があることは分かっている。
ならば、ぐっと堪えて、子どもに体験させる、
見守ることが大切なのだなと感じます。
明日は、今日に続き
親が子どもをコントロールしようと
しなくなるコツを書きたいと思います。
【今日のコツ】
失敗することで生きる力が育ち、
悲しみを受け入れることで心が育つ。
“知恵が前、知識は後ろ”大切なことを経験や体験から学ぶ。《人(子ども)の可能性や個性を伸ばすコツ その2》NO.3499より
昨日に続いて
子どもを信頼することを大切にしてきた、
吉田晃子さんことよっぴーさんのお話です。
→著書 小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話
「川があると親は危ないからと
近づけないようにします。
もちろん、すぐ命に関わることは
気をつける必要がありますが、
命に関わらない範囲で失敗する経験を
小さい頃にしておくことが大切。
親が前に先にと危険を避けてしまうと、
子どもは何が危険なのか、どこまでが
大丈夫なのかが分からなくなってしまう。
結果的に、危険回避する力がつかず、
大きくなってから大ケガをすることになる。
親は子どもをなんとかしたいという
気持ちをグッとこらえることが大切。
私の場合は、
子どもをブラウン管の中の人のように
楽しみながら観てきました。
例えば、
テレビで恋愛ドラマを見ていて、
「なんでそこで好きといわないのー!」
とヤキモキはするけれど、
ブラウン管の中に手を伸ばして、
なんとかすることはできないし、
しようとは思わない。
頼まれてもいないのに相手の世界に入り、
いじくり回すことはしない。
親は子どもの“人生の脚本家”に
なるわけではない。
子どもが困っていても、
この子どうしはるんやろうね?
と、ブラウン管の中を見るように
見守りながら楽しむ様にしてきました。
もう一つ、相手や自分の感情を
良い悪いで差別したくなかった。
いつまで泣いてるの!
あなたは男の子でしょ!
いつまでイライラしてるの?
と、こちらが感情の良し悪しを
決めることはしなかった。
子どもが泣いていたら
いつまでも泣いていたらいいし、
怒りたかったら怒っていたらいい。
子どものそのままの感情で
いられることを大切にしてきました。
“知恵が前で、知識は後ろ”
知識が前になってしまいやすい時代だけど、
知識は知恵の後にしかないと思う。」
と、教えてくださいました。
信頼ではなく、心配の眼差しで
子どもを見ていると、
親は愛情から子どもに失敗
させたくなくて手助けをしてしまう。
愛情そのものに間違いはないけれど、
“心配”から手を差し伸べることが、
子どもの生きる力や必要な経験を奪う。
反対に“信頼”から子どもを観たとき、
子どもや子どもの人生を見守ることが
できるようになる。
この違いは何かと言えば、
親自身が自分を信頼しているか?
そこに尽きると思います。
子どもの人生をよりよくするには、
親が自分を信頼することが一番
なのかもしれないな。
【今日のコツ】
“知恵が前、知識は後ろ”
大切なことを経験や体験から学ぶ。
野澤卓央さんとのご縁
「お母さんのがっこう516」を創るとき、このブログで 「学び舎の設備資金のためにお金をください」とご寄付をお願いしました 。
そうしたらその記事をご覧になられた 野澤卓央さん がご寄付をくださった、というのがはじまりです。
それまで野澤卓央さんのことは存じ上げておりませんでした。まぐまぐ大賞の「知識・ノウハウ部門」1位を獲得されたメルマガ『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』も存じてなくて…。だからご寄付をくださったときはただただ驚きでいっぱいでした。
ご寄付は野澤卓央さんが開かれているエッセンス講座のご利益からくださいました。
野澤卓央さんが「コツ塾」エッセンス講座を大阪で開かれた12月12日(月)、おりしもこの日はしごと場が USJ だったので、初対面だというのに超ゴキゲンな服装で会いにいってきました。
こんな失礼野郎に、「笑顔が広がっていくとうれしいです」と卓央さんは言われ、閉店までおしゃべりはつづきました。素敵な方と出逢わさせていただけた幸運に心から感謝です。
まぐまぐ大賞を3年連続で受賞されている野澤卓央さん。
2年前は「生活分野」
昨年は「哲学分野」
今年は「知識・ノウハウ」
メルマガを書き始めて3500日。
1日も休まず書かれています。
休みの日にしたいこと1位は、「コツ」(メルマガ)を書くこと。
どんなに大変な日もコツを書くときは、楽しいなー、嬉しいなー、書きたいなー、癒されるなーという気持ちだそうで、これからも楽しく書きたいなーと思います。とのこと。
そんな野澤卓央さんの「たった一つの小さな「コツ」があなたを変える」メルマガは毎日配信中です。
こちらからご登録できます。 → http://chiisanakotsu.com/mail.html#form