こんにちは、
AI-am(アイアム)の よっぴー です。
AI-amメンバーの 星山まりん さんは、高卒認定を受ける際、
6年かけて学ぶはずの算数を20時間(3日)で、
数学にいたっては12時間 でクリアしました。
でもそれは本当に驚異的なことなのでしょうか?
2ヶ月半で高卒認定試験に合格することは可能か?
小学校、中学校、高校は行かなかったAI-amメンバーの星山まりんさんは、高卒認定(旧大検)を通して現役で大学に行きました。
でも、大学に行こう! と思い立ったのは、高認試験まで2ヶ月半しかない、夏も終わりのころ。
しかも小中高の12年のあいだ、科目勉強をいっさいしていないので、たとえば算数も九九(かけ算)はおろか、足し算からのスタートでした。
2ヶ月半しかないのに足し算からの勉強?
算数は、6年かけて学ぶ教科ですよ。無理とか無茶とかのレベルじゃなくて、もうね、かの偉大なるナポレオンでさえ、さすがに不可能でしょ!? とおもってしまう、わたしたち。
結果、彼女は勉強期間わずか2ヵ月半で、数学のほか、英語、国語、世界史、地理、現代社会、生物に地学、と高認試験・全科目8教科を一発で合格しました。
算数においては20時間(3日)でクリアです。
6年かけて学ぶはずの算数は3日でクリアできる!〜小中高には行かないで大学に行った娘の話.算数篇
高認試験は誰にとって「簡単」なのか
高卒認定を受けることにした彼女が、高認の難易度をググってみると、どのサイトでも書かれていたのは「簡単」の二文字でした。
でも、そのどれもが、「条件つき」の「簡単」でした。
一気に全ての科目を勉強していくのは不可能だし、やる気も絶対に続かないから、何度かに分散して合格を重ねていきましょう。とか、
高校中退者でも小学校・中学校で学んだ内容がしっかり頭に入っている人なら、短期間の独学で合格することも十分可能です。とか、
中学校から復習が必要な人は……、等々、とあるのです。
小学校1年からいっさい勉強していない人でも簡単ですよ、、、てなふうに書いてあるサイトは、皆目ゼロでした。
灰色の罠
不登校中学生、不登校小学生の通知票(表)の評定のつき方、一挙公開! の記事を書いているとき、押し入れから出してきた小学校の通知表を見て、まりんさんが言いました。
「え? かけ算だけで7ヶ月も使うの? どんだけ「勉強」に縛らせるんやろな。そりゃ空見上げる時間もなくなるわ」
まりんさんが凄くない、と言っているわけでは決してないのですが、そうではなく、
6年かけて学ぶはずの算数を20時間(3日)でクリアできるのがスゴいのではなくて、20時間(3日)でクリアできる算数に6年もかける仕組みがあまりに巧み だってことです。
通知表の評価項目を見てみると
下記の画像は、小学校6年間の通知表です。
評価項目を見てみてください(中学校の通知表には評価項目はないので、小学校のみ、学年学期と算数がわかるように撮っています)。
















これはテスト用紙にもいえることですが、数字や○×を見るのではなく、問題のほうをよくよく見ると、おもしろい発見があります。
世界史だってそうですよね。わたしたちが学校で教えられたのは、「支配者が書いた歴史」だったんですから。
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