スクールセクハラ、教師のわいせつ行為がばれないのはなぜ? 3つの理由とその実態




amam
こんにちは、

AI-am(アイアム)のよっぴーまりんです。

 

教師によるわいせつ行為スクールセクハラがばれることなく、表沙汰にならないのはなぜでしょうか?

問題が表面化しない3つの理由と、『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』(池谷孝司/著)が浮き彫りにしたその実態を紹介します。

なぜ、わいせつ行為を犯すのか?
なぜ、わいせつ教員が出るのか?

当事者だけの問題ではないことだからこそ、第三者の人びとが知り、自覚し、問題を遠ざけず、社会を変える一員になることが大切です。

 

 この記事は、スクールセクハラは学校の権力構造が生み出す犯罪 であることを書いた記事の後編です。前編はこちら ⇒ https://ai-am.net/sexual-violence

 



スクールセクハラで処分された教員は5年間で計1030人

文部科学省が実施している わいせつ行為等により懲戒処分等を受けた教育職員 の調査https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/jinji/1318889.htmを、表にまとめてみました。

※「×」は、文部科学省のWEBサイト上には掲載されていない箇所です。
国立、私立の学校のわいせつ教員は含まれていません。

 

2006年(平成18年度)〜2018年(平成30年度)わいせつ行為等に係る懲戒処分等の状況一覧

免職 停職 減給 戒告 合 計 訓告等 諭旨免職 総 計
2006年(平成18年度)   ×   ×   ×   ×  170    ×    ×  190
2007年(平成19年度)  83  43   9   4  139  14   11  164
2008年(平成20年度)  99  41  16   4  160  12    4  176
2009年(平成21年度) 100  24   9   5  138  12    3  153
2010年(平成22年度) 105  38   6   3  152  21    2  175
2011年(平成23年度) 101  38   9   3  151  18    1  170
2012年(平成24年度) 120  35  11   2  168  19   ×  187
2013年(平成25年) 117  49   9   5  180  25   ×  205
2014年(平成26年度) 115  57  10   1  183  22   ×  205
2015年(平成27年度) 118  63  10   4  195  29   ×  224
2016年(平成28年度) 129  50  15   3  197  29   ×  226
2017年(平成29年度) 120  57   9   1  187  23   ×  210
2018年(平成30年度) 163  57  18   7  245  37   ×  282

 

2020年9月25日付けの読売新聞 では、全都道府県・政令市の計67教育委員会に対し、2015年度から2019年度にわいせつなどで懲戒処分となった教員についての調査結果が掲載されました。

調査によると、5年間で処分された教員は計1030人。このうち496人が、自校の児童生徒や卒業生を対象としていたとのことです。

 

 

「指導」や「面談」と称して教え子を呼び出す事例が目立ち、千葉市では18年、男性教員(当時34歳)が勤務先の2小学校で担任クラスの女子児童7人に計15回、わいせつ行為などをしたとして懲戒免職となった。

被害児童に口止めをするケースもあり、高知県では16年、小学校の男性教員(当時29歳)が、修学旅行先のホテルで男子児童の下半身を触るなどして懲戒免職になった。県教委によると13年9月以降に計14人の男子児童が被害に遭ったが、男性教員はこのうち数人に対し、誰にも言わないよう何度も念押ししたという。

 

出典:読売新聞オンライン

 

文部科学省から公表されるのは毎年12月。現時点では、2019年度分はまだ公表されていません。

でも実際は、こんな数じゃないんだろうね。

発覚するのは、「氷山の一角」

そもそも、先生はなぜわいせつ行為をするのか?

毎日のように報じられている、教師のわいせつ事件。

なぜ、わいせつ行為を犯すのか。
なぜ、わいせつ教員が出るのか。

 

原因としては、小児性愛障害や、人の気持ちを読み取るのが苦手な前頭葉機能障害など、単なる性的傾向だけではない複数の要因があることが徐々に明らかになってきています。

けれど、詳しく書かれた記事や書籍などを読んで共通点を考えてみると、加害者の一般教員の先生や、校長・教頭先生は、こどもに人権があることを自覚していません

 

こどもに人権がある。これがごくごく自然で当たり前のことになっている人は、日頃、こどもにも人権意識を持とう! なんて感覚は “無い” 。でも、同じように “無い” といっても、加害者の先生は、人権意識が低いという段階にさえいないほど、 “無い” のです。

ゆえに、“自分には権力がある” という自覚がないのでしょう。

権力を悪用している意識さえ、ないのでしょう。

 

加害行為の実態は性的虐待であり、先生のわいせつ行為は権力犯罪です。

2014年に発売された『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』を読んだとき、合点しました(2017年には文庫版が発売されています)

 

わいせつ行為である権力犯罪の実態、実例

スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』には、「学校だから起きる」性犯罪、性暴力の実態がとても詳しく書かれています。

 

進路指導の面談にかこつけて生徒をホテルへ誘い、性交等を繰り返していた高校教師。

性暴力にほかならない小学生の教え子との関係を、“恋愛” だとおもっていた教員歴25年の先生。

中学生部員を身も心も支配暴力で従わせた部活顧問など、

著者の池谷孝司さんが10年以上の時をかけて取材された、多くの被害者と加害者の声や心理を知ることで、教師が持つ権力」まざまざと思い知らされます。

 

『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』第一章からの事例

以下は、『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』からの引用で、山本は高校の教員、智子はその生徒です。

 

「最初にホテルに行った時、まずいと思わなかったんですか?」
山本は弁解を繰り返す。
「まずい方向に進みつつあるとは感じていた。智子にとっては、待ち合わせに来ないのが第一段階、車に乗るのを拒否するのが第二段階、と断れる場面は何段階かあった。けれども、智子は拒まなかった。」

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるか』 p.58

 

断らないのが悪い、と言わんばかり。

断らないのではなく、断れないのです。

断れない相手の悲鳴がきこえない。どうしていいのかわからない恐怖が、わからない。

 

わいせつ行為をした後も、こどもたちは何も言ってはこない。状況が悪化することはない。そうして感覚は麻痺していくのでしょう。

「親にも相談できず、独りぼっちでした。ふと気を緩めて秘密を漏らしたら、自分が壊れそうで。居場所を失うのが怖かったんです」
「誰にも言わない方が私のため」「私さえ我慢すれば誰も傷つけない」。心の中で繰り返す。
「そのうち、『あの時の判断は間違っていなかった』って自分を正当化するゆがんだ気持ちになっていきました」
学校で後ろ指をさされるのは怖かった。

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.32-33

 

「来週の模擬試験の日、会えないか?」
(中略)
「試験は休めません」
「学校の成績と関係のない模擬テストだし、後で解答用紙をくれれば、採点に回すよ」
しつこく誘われた。

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.34

 

「私立大の推薦枠を確保しよう。早稲田でも、慶応でも。その代わり、引き続き会いたい」
(中略)
「そのために三年生も担任になる。連絡しやすいように携帯電話を渡すよ」

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.36

 

被害は、先生の権力を悪用して繰り返されていきます。

先生は、教え子への評価権をも握っているのです。

 

智子さんは拒食症になり、生理も止まり、やがて過食症にもなります。

つらい記憶から逃げたかった。現実が体を拒んでいた。
「女性であることを嫌い、女らしい体を拒絶したんだと思います」
(中略)
苦しみの中、誰かに気付いてほしくて信頼できる教師を探し続けたが、いなかった。

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.41-42

 

救いを求める、言葉にならない叫び。

心の問題が原因とされる摂食障害。

過食症や拒食症、またリストカットなどの自傷行為が、壊れる心を、消えてしまう自分を、なんとか、なんとか、つなぎとめておく。

 

『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』第二章・特別権力関係 からの事例

こちらは、本書の第二章「特別権力関係」より。

小学校3年生で担任になり、その後6年生になるまで、教え子の由美さんを恋人のように扱い、“ 交際 ” を続け、ホテルで性暴力をふるって逮捕された教員歴25年の鈴木教師の事例です。

 

「もともと子どもに性的な関心があったんじゃないですか?」
私の問いに鈴木はきっぱりと答えた。
「ロリコンじゃありません。どんなに美少女でも小学生にやましい気持ちを抱いたことはありません」
(中略)
「そんな趣味はありません。大人同士の対等な恋愛のように勘違いしました。十歳だから好きだったのではなく、好きになった相手が十歳でした」

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.94-95

 

「かいがいしく働いてくれて、まさに女房役でした」
その情景を思い出し、鈴木が目尻を下げた。

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.115

 

前編で、性暴力・性犯罪で懲戒免職になった教員の免許が失効しても、再交付が可能な制度に対し、文部科学省は「職業選択の自由」を盾にしていることを書きました。

それはどういうことか? このような方が、教職免許の再交付を受け、再び「先生」をするってことなんですよね。

こどもに一度でも性犯罪・性暴力を働けば、社会的に断罪されないといけません。

この鈴木先生も、さきの山本先生も、第3章で登場する原口先生も、教師の権力でもって恐怖を与え、口止めすることを忘れないんです。それは、あまりに許し難い。

 

「あんなおやじなんか大嫌い」「嫌でしょうがない」。由美さんは高学年になると、日々、自分を傷つける加害者への嫌悪を日記にぶつけていた。捜査でもこう話している。
「六年生になるまで、『嫌だ』と言っても、先生からいろいろしつこく説得されたし、自宅に電話されたらお母さんにうまく説明できないから、心配を掛けたくなくて、先生の言う通りにしていました」

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』p.123-124

 

『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』第三章・部活動 からの事例

第3章では、中学校で剣道部の顧問でもあった加害者に、親子で立ち向かった事例が書かれています。

原田先生は、「勝つこと」「全国大会に行くこと」が「おまえらにとって大事」「成長が大事」と唱え続け、被害にあった早苗さん、早苗さんのお母さん恵子さんも「強くなるには従うしかない」と思い込んでいました。

その実態は、原口先生の出世欲や名誉欲を背景にした勝利至上主義だったのでした。

 

「すいません」
頭がくらくらした。
「なんでたたかれた?」
怒気を含んだ原口の問いに、それまで注意されていた点を必死になって思い出す。
「足に意識を置いていないからです」
「分かっているなら、どうしてしない」
面の下にばちを差し込まれ、のどが苦しい。次の瞬間、蹴り倒された。
「すいません、ちゃんとします。すいません」
正座ですがるように謝り続けた。

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.134

 

「なんで呼ばれた?」
「……注意される点を意識しない甘さのためです」
自分を反省する言葉を絞り出した。
「なんで甘さがあるんや? なんで意識できない?」
「…………」
思いがけない追い打ちに、あれこれ答えても「違う」「違う」と次々に否定された。
「すいません、教えてください」
早苗さんが懇願すると、原口は意外な「答え」を口にした。
「言われた通りにできないのは、プライドが高いからや」
「高くありません」
「じゃあ、三回回ってワンをしろ」

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.137

 

控室で原口はソファに座り、その目の前で早苗さんは床に正座する。いつもの体勢だった。見上げると、眼鏡の奥の目が怖かった。
「ひざまずいて従わせるのが快感だったのかもしれません」
早苗さんは今、そう思う。

まずはいつも通り、剣道の技術面の話が始まる。その後、精神面の話に移っていくことは分かっていた。
「何でできないんや」
いつものやりとりを何度も繰り返し、原口が言った。
「先生の前で裸になり切れてないからや」
それは初めて聞くフレーズだった。
原口は続けて言った。
「先生を信用してすべてを任せてないから、できないんや」
「信用してます。すべてを任せてます」
そう答えるしかなかった。
「じゃ、服脱げるか」
「……脱げます」
断ることなど想像できなかった。
「やってみろ」

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 p.140-141

 

体罰とわいせつを受けたのは早苗さんだけではなく、他の部員たちもです。

そして事あるたびに控え室に呼ばれ、入ると鍵をかけるように言われていました。

 

大学はセクハラや性暴力防止対策のひとつに、透明性を確保するため「密室」をなくします。

先生と話すときは、必ず教室等のドアを開けておく規則があります。

小学校や中学校、高校の場合、親が学校に出向いて教室などで先生と話すときなどでも、教室のドアを閉めて、おはなしするじゃないですか?

ドアは開けておく。

こういった意識からも認識に風穴をあけていけるとおもいます。

 

問題が表面化しない3つの理由

では、こういった事例は、なぜなかなか表沙汰にならないんでしょうか。

性暴力・性犯罪を含むスクールセクハラは、学校の権力構造が生み出す犯罪であり( ⇒ 前編教員の性暴力・わいせつ行為は文科省強化対策では根絶できない!問題のすり替えを考えよう)、指導者への “絶対服従” の意識がそれを生みます。

周りの目で発覚しやすい体罰(学校教育法で体罰は禁じられている)と比べ、わいせつは密室で行われることが多いため、明るみに出づらくなっています。

また度重なる 管理職や、教育委員会による隠蔽 が、本書でも詳しく書かれています。

もともと学校現場で教師が教え子にセクハラやわいせつ行為をすることなど、教育行政の中ではあまり想定されていなかった。少なくとも表向きは。なぜなら、「あってはならないこと」だからだ。あってはならないことは「ないこと」にしておいた方が都合がいい。わいせつ教師の処分者数の公表が、以前は『教育委員会月報』という関係者向けの冊子にこっそり載せるだけで済まされていたことでも、それは分かる。

 

引用:『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』p.6

 

そのほか、問題が表面化しない理由を3つ挙げてみます。

 

① なにがセクハラかをこどもが知らない、教えられていない

よっぴー自身が小中高生だったころから、ホテルに連れこんだり服を脱がせたりするわけではない、先生による「ちょっとしたセクハラ」行為は、ごく普通に存在していました。

 

『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』  を読んで思い出したことのひとつは、小学校のときのことです。

なにかあると男子生徒にはクリップボードで頭を叩き、女子生徒には素手でお尻を叩いていた担任の先生(当時、体罰はごく当たり前でした)

当時こどもだったわたしは、「これはセクハラだ」とは思っていませんでした。

 

こどもは、「これはセクハラだ」とは思わず、先生に怒られたのはわたしがいけないことをしたから、と、ごく自然に捉えてしまいます。

 

② 被害者であるこどもが、第三者に被害を打ち明けられない

こどもは「これはセクハラだ」とは思わず、先生に怒られたのはわたしがいけないことをしたから、と捉えている。とすると、そもそも「打ち明けるようなこと」だとは思いもしません

(仮に打ち明けたとしても、当時の親なら「当たり前でしょ、あんたが悪いからや」とか言っていたでしょうね)

 

また、これはおかしいことだ、悪いのは先生だ、と理解していても打ち明けられない場合。

ひとつは、恐怖でもって先生に口止めされていることが原因です。

言えばもっとひどいことをされる、もっと怒られる、みんなにばれてしまう……など、「言えば自分は助けてもらえる」のではなく、「言えば自分はもっと悪い立場になる」という方向へと、恐怖を与えられています。

 

もうひとつは、親に話すことへの恐怖です。

きっと理解してもらえない、まともに耳を傾けてもらえない、親からも自分の甘さを責められるんじゃないか、心配した親が問題を大きくしないだろうか……。

本来は、親にだからこそ話せること。けれどこういった親子の関係では、親にだからこそ話せないのです。

 

以前の記事で触れた、カトリック教会の神父たちによるこどもたちへの性暴力を暴いた実話に基づく映画『スポットライト 世紀のスクープ』で描かれた事実同様、

わいせつ行為をはたらく先生は、こどもを選んでいます

気の弱そうなこどもや、母子家庭のこども……。親が弁護士や警察官であったり、強面の父親がいるといった「権力のある」家庭のこどもには、あえて手を出すことはないでしょう。

 

③ 「いやだ」「やめろ」が言えないしつけを受けている

わたしたちは、上の者には従うもの、としつけられてきています。

小学校へ上がるまでのあいだにも、家庭のなかで親は「親の言うことをききなさい」「親は正しい」というふうにこどもを教え、しつけます。

そうして、親にとっても、こどもにとっても、「先生は正しいひと」「教師はえらいひと」という観念が根づく。

その相手に向かって「いやだ」「やめろ」とはなかなか言えません。それに、そもそも相手は正しいのだと思い込んでしまいます。学校信仰についても、同じことが言えますね。

 

よっぴーが中学のときにあった身だしなみ検査で、髪の毛や爪の長さをチェックする際に、いちいち髪や指を触る先生がいたんですね。

気持ちわるかったー!! だけど「先生、気持ちわるいから、触るのはやめてください」とは言えなかった。

 

人権意識のなさが起こす、権力犯罪。これは学校の権力構造の大きな問題です。

大人や「目上」の立場にある人は、自分が権力を持っていることを、もっともっと自覚していかなくてはなりません。

そして、こどもに人権があることをしっかりと理解し、そのことを、こどもに対して言葉や態度で示していかなくてはなりません。

 

スクールセクハラの根絶に向けて

こどもが先生を直接拒否したり、断ることができなかったとしても、せめて親には打ち明けられる環境・関係を、親はつくっていこう

同時に、それはセクハラだ、これはわいせつ行為だ、とこども自身が認識できるための正しい性教育が大切です。

また、第三者が見て見ぬふりをすることは、一種の加害行為です。目の前の被害者を助けることはもちろんですが、目の前の被害者と加害者「だけ」の問題ではありません。

 

なにより、わいせつ行為をする教師を学校から生まないこと。

書籍では、「セクハラがはっきりしない場合、処分せずに、定期異動に合わせて問題教師を動かす」(そして教師はその後もまた問題を起こす)、「処分歴を隠して学校に再就職し、発覚して逮捕されたり解雇されたりする教師もいる」といった内情にも触れています。

また、助けを求め打ち明けたこどもが、加害者本人や学校関係者、生徒などから責められたりする二次被害の多さも、こどもの口を塞ぎ、わいせつ行為のしやすい環境を作ってしまいます。

 

そうした二次被害をなくし、被害者を守り、加害者への治療体制を徹底する。

当事者だけではなく、第三者の人びとが知り、自覚し、問題を遠ざけず、社会を変える一員になることが大切です。

 

解決に取り組む団体や相談窓口など

2017年には、佐々木さやか文部科学大臣政務官などの取り組みによる110年ぶりの改正刑法で、強制わいせつ罪などの性犯罪が「非親告罪」化されました(非親告罪 … 被害者の告訴がなくても起訴できる犯罪)

2020年9月に発足した被害当事者団体「フェアネス・ジャパン」https://twitter.com/FairnessJapan)は、教師による性暴力の再発防止に向け、10項目の政策提言や、法整備を求めるネット署名の実施を行っています。

 

『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』 でも問題や実態を解説している亀井明子さんは、スクールセクハラ解決に長年取り組む国内唯一の団体「SSHP(スクール・セクシュアル・ハラスメント防止)全国ネットワーク」https://nposshp.jimdofree.com)の代表を務め、多くの被害者の方々を支えています。

SSHP全国ネットワークへの相談

大阪 … 06-6995-1355
携帯 … 090-4768-8626
東京 … 03-5328-3260

メールフォーム … https://nposshp.jimdofree.com/問い合わせ・相談窓口

※大阪・東京以外の方も相談を受けます。

 

>>> そのほかの性犯罪・性暴力被害に関する支援団体、22の相談窓口一覧はこちらに掲載しています

 

 

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