こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
facebookでのつぶやより
中秋の名月に誘われて
何年前になるかなあ。新御堂筋(大阪の幹線道路)を南下していると、助手席に座るまりんが言う。
「今夜のお月さま、見えなくなるまで追いかけてみたい!」
「あー、それ、よっぴーもやってみたい!」
新御堂筋の終点を左に曲がって行けば家に着く。
だけど、東の空に泳ぐお月さまを助手席からずっと見えてたくって、車はそのまま南へ南へ。
南港まで追いかけてきた。
ふたりは顔を見合わせてニヤリとするんだ。
まるでわたしたちの到着を待っていたかのように、出航間近の九州行きのフェリーが口を開けて手まねきする。
月の客
車を乗せた。
わたしたちはデッキに出て、月の客。
海のうえ 寝っ転がって
あんなにもお月さまを見ていたことはないなあ。
月光は一晩中わたしたちを照らすんだよ。
お月さまが夜に住むのって、わたしたちから見えるようになのかな。
月には「ほんとう」を話せるね。
今宵、月を見上げながら
朝方、東の空がしののめてきた頃、
西の空の向こうに月は姿を消した。
今宵、朝まで車を走らせる。お月さまを上にみながら。
(さっきね、深夜の富士山にかかる月を見たよ)
中秋の名月、
また思い出になるのかな。