こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
サドベリースクール・デモクラティックスクールに通っていた人たちの「その後」に関心がある方は多いのではないでしょうか?
進学できるの?
仕事につけるの?
結婚生活もうまくできてるの?
そもそも、ちゃんとおとなになれるの?
今回は、その「その後」ついて、おもうことを書いています。
もくじ
『自分を生きる学校 -いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール』のAmazonレビュー
デモクラティックスクールの本、『 自分を生きる学校 -いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール 』のAmazonレビューに、
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 卒業生の進路やその後がもっと知りたい
と書かれたレビューがありました。
レビューはこのあと、こう書かれています。
どちらの本でも「フリースクールに行くかさえ子供が選ぶべき」と一貫していて、親としてなるほどって思いました。
そもそも法律にも「6歳になったら学校に通わなければいけない」なんてどこにも書かれていないそうです。
そして小・中は、1日も通わなくても、入学式や卒業式さえ出なくても、卒業となるそうです。
そして8割が自分のやりたい仕事につけたり、進学しているそうです。
残りの2割はどうなのかとか、もっと具体的な卒業生の進路や、さらには結婚生活もうまくできてるかなど、もっと情報がほしいですが。
驚いたのは、スタッフの人事さえ子供たちが中心となって決めるところです。
スタッフの生活が安定しないのではと気になりますが、ある意味そこまで子供が主体な世界、一度のぞいてみたいです。
個人的には、年齢の制限なく、大人から子供まで通い、交流できるデモクラティックスクールを創ってみたいなって思いました^_^
「卒業生の進路やその後がもっと知りたい」について、日ごろわたしがおもっていることを書いてみます。
デモクラティックスクール・サドベリースクールに通っていた人のその後
講演会等でも、「デモクラティックスクール・サドベリースクールに通ってた人たちのその後ってどんなのか?」、尋ねられます。
その後どんなのか? というのは、いわゆるスクールを出たあとの将来ってやつですね。
レビューにもありましたが、進路や、さらには結婚生活もうまくできてるかな、のほかに、就職しているのか? 働けているのか? などです。
結論からいえば、
- 高校に行った人
- 大学に行った人
- 大学院に行った人
- 学校等以外の場で遊学してる人
- 就職した人
- 事業した人
- 結婚した人
- こどもがいる人
いたって、ふつうです。
小中高に行かないで大学へ行った人(まりん さん)、
二十歳を越えてから、高校に行きだした人、
結婚という形にとらわれないで親をしてる人、、、
みんな、ふつうです。
デモクラティックスクール・サドベリースクールに通っていた人たち全員のその後は知らないけれど、どうしてるか? きっと、ふつうにしてる、とおもいます。
残りの2割 の意味がよくわかんないんだけど、みんなね、息を吸って笑って泣いて悩み怒って迷惑かけながら助け合って暮らしてる、ふつうに。
何者でもなく、わが人生の物語りを生きてる最中
公の学校を出た人は、自分のまわりにも町まちにもたくさんいるから知っているけど、
デモクラティックスクール・サドベリースクールを出た人は、自分のまわりはもとより、町まちにもそうはいない。未知だもんね。そりゃ興味がわくのは、とー然。
そう。未知なんですよね。
デモクラティックスクール・サドベリースクールを出た人のその後は? といっても、少なくともあと50、60年経たないとわかんない。
日本で最初にできたデモクラティックスクールが、兵庫県神崎にある デモクラティックスクールまっくろくろすけ なんですね。
この学校で学び育った人の最長で、いままだ30代前半です。
「その後」というには、若いんですよね。わが人生の物語りを生きてる最中で。
待ったろうや、っておもう。
57歳のよっぴーですら、まだまだ途中。「その後」は変動します。
ちなみに、最長の30代前半の人たちのなかには、働いてて(収入を得ている)、結婚して、こどもがいて、、、の人たちはいます。
自分の望む方向に歩み始めよう
わたしたちは急かされてるだけ。
焦らされてるだけ。
狭められてるだけ。
6歳になったら小学校に行き
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小学校を卒業するや、中学校に行き
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中学校を卒業するや、高校に行き
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高校に入るや、その先を決め(で、仮に大学に行くとして)
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大学3年で就活がはじまり
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大学の卒業式をむかえる前に内定式はあり
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大学卒業するや会社員
ちがう本を読む場所はどこにあるんだろう?
ちがう街を歩く時間はどこにあるんだろう?
想像したり、感じたり、哲学したり、疑ったり、洞察したり、耽ったり、創造したり、壊したり、、、
(車を運転される方はわかるとおもうけれど)ブレーキにだってあそびがなきゃあぶないです。
もっとゆっくりでええやん、っておもいます。
とんでってもええやん、っておもいます。
わが道でええやん、っておもいます。
デモクラティックスクール・サドベリースクールで学び育ってきた人の「その後」は、なりたい自分で「それができる人になっている」だとおもいます。
⬇︎⬇︎⬇︎ 2017年11月7日のYahoo! ニュースで、デモクラティックスクール・サドベリースクールが特集されました! このスクールはどんな学校なのか。スタッフや保護者、現生徒、教育者、OB・OGにの声が載せられていて、まりんさんも取り上げられています。 ⬇︎⬇︎⬇︎
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今日の本
自分を生きる学校 -いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール
商品の説明
◇ 内容紹介
「時間割なし」「テストなし」「子ども達による学校運営」を行っている学校、デモクラティック・スクール。日本でのデモクラティック・スクールの実践について、子ども・スタッフ・親の立場から紹介します。
◇ 出版社からのコメント
デモクラティック・スクールは、子ども達が、気まま勝手になにかできるというわけではなく、自分のやりたいことを自分の頭で考え、それに責任を持つ場所です。 親自身が子どもの将来だけでなく、自分の人生を信頼することを学ぶスクールでもあるのです。(作家 本田健「出版によせて」より)
フリースクールの中でも、子どもの1票によってカリキュラムや運営にいたるまですべての決定を行っていくデモクラティック・スクール。1968年のアメリカでの創設から40年が経過し、自分の意志で学びを創造していく卒業生は、現在社会で幅広く活躍しています。
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