こんにちは。
AI-am(アイアム)の
よっぴー です。
わが家にあるものと、わが家にないもの。
第一弾、自由と責任について、わが家の朝の風景より。
目覚まし時計
「なぁ、ぼく用の目覚まし時計買って! 明日から自分で起きたいねん」
息子がそう言ったのは、年中(幼稚園)のとき。以来、一度も彼を起こしたことがありません。
息子は 小学生のときに公の学校へ行くのはやめました が、幼稚園はもとより、小学校に行っていた間も、親であるわたしが子どもを起こす、という行為はわが家にはありませんでした。
はじめての「起きてこない」日
ONのし忘れや、鳴ったアラームを消して、また寝て……などで寝過ごして、起きないと間に合わなくなる時刻になろうと、それでも起こしたことはありません。間に合わなくなったあとも、もちろん起こしません。
でも、彼が遅刻したのは1回だけでした。
学校に通ってたころ、彼は家を7時49分に出はるんですね。マンションの下で7時50分に友だちと待ち合わせています。
たいていは7時20分には起きてきますが、「起きてこない」を経験した初体験の日のことです。7時30分になっても起きてこない…、40分になっても起きて来ない…。
子どもを信頼する方法?
「どうしたらよっぴーのように、子どもを信頼できるのですか?」と聞かれることはよくあります。
『 小さな天才の育て方・育ち方 小・中・高に通わず大学へ行った話 』にいただく感想のなかにも、「どうしたら子どもを信頼できるのですか?」といったご質問は目立ちます。
でもわたしは、はじめから子どもを信頼できていたわけじゃないんです。
7時30分になっても起きてこない…、40分になっても起きて来ない…。起こそうか、起こさないでいようか、迷ったことをよーくおぼえています。
迷いの正体
わたしは、「起きてこない」にはじめて直面したその日に、迷った結果、起こさなかっただけです。
なぜ起こさなかったのか?
「なんで起こさなきゃいけないんだろう?」と考えました。
「起こそうか、起こさないでいようかということを、なんで自分は迷っているんだろう? 迷いの正体はなんなんだろう?」と。
「人を信じる」という力
初体験のその日、息子は7時48分に起きてきました。
起きてきて、トイレへ行って、電光石火の早業で服を着替えて玄関にむかう彼は、こう言いました。
「7時に目が覚めてんけど、なんか寝つかれへんかって、今朝まだめちゃ眠たかったから、アラーム48分にしてギリギリまで寝たった。いまのでぐっすり寝れたわー! 行ってきまーす!」
わたしを信頼してくれていた(お母さんは自分を起こさないでいてくれるという信頼)息子。
もし起こしていたら…。
頼まれたら起こします
夜、「もう寝なさい」も言ったことがありません。
(それは娘である星山まりんさんも同じで)彼・彼女らは、「なんで起こしてくれへんかったぁん!」と言ったことがありません。
「もし(わたしが)起きてたら、○○時に起こしてもらえる?」と頼まれ、その重役を引き受けたときは、声かけますが。まあそれでも、起きとったらね。
自由と責任
昨日、11時から会議があったんですね。そのため家を10時に出る。。。
目覚めたら11時40分でした (つ﹏<)・゚。
子どもたちは起きていて(というか昨日は家に居てて)、わたしが10時に家を出なきゃいけないことも知ってました。
「なんで起こしてくれへんかったぁ~ん。起こしてくれたらええのにぃぃぃ!! 」は、ここには無い。