【大阪】エデュコレ2017 〜多様な教育の博覧会〜 紹介&レポート!

amamこんにちは、AI-am(アイアム)です。

11月12日(日)、大阪にてエデュコレ2017が開催されます。

多様な教育の学校、スクール、団体などが一堂に介し、さまざまな企画も行われるこのイベント。

その内容をご紹介&レポートします!

*2017年11月13日追記:レポートを掲載しました

 

エデュコレ2017へ行ってきました!

たくさんの人でにぎわい、若いカップルの方や、小さな赤ちゃんを連れて来られているファミリーの姿も多く、多様な学びの広がりを目の当たりにしました。

ブースを出展されていたうち、全8校のフリースクール・オルタナティブスクールの方にお話をうかがいました。

お話をうかがって、吉田晃子(よっぴー)が思ったこと、感じたことを中心にレポートします。

(五十音順)
*各スクールの特色、教育理念・方針等に関しては、各スクールのサイトをご覧ください。

 

京田辺シュタイナー学校

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こどもたちは、どんな未来を描くだろう。

理念にもとづくシステムがしっかりしているなあ、と思いました。

ほかのフリースクール、オルタナティブスクールのブースと違い、スタッフの方々でなく保護者の方たちがブースでご説明されているのが印象的でした。

お話をうかがった他のスクールとは違うカラーの、上品さを感じます(スタッフの方ではなく、保護者の方だったからしれません)。

国語や算数にも芸術を取り入れているシュタイナー学校。

保護者の方のお話のなかにも「固定した価値観にとらわれずにいる」という言葉があり、

この京田辺シュタイナーに、自分が12年間もし通ったら、どんな自分になるんだろう、と想像させてくれるようなところでした。

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京田辺シュタイナー学校
京都府京田辺市興戸南鉾立94[/aside]

 

神戸フリースクール

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ホッとできる雰囲気で過ごせる学び舎

「子どものためにあるフリースクール」だなあと、お話を聞いて感じました。

「子どもがふいに、ドイツに行きたい、と言ったとき、そんなん行けるわけないやん、と「ムリ」を言わず、本人がその思いに折り合いをつけていくプロセスを大切にする」という考え方に、好感をもちます。

お話をお聞きしたスタッフの方も、恣意的な権威というか、大人(スタッフ)特有の傲慢さを感じない方で、

「応援や共感はできるけれども、同じ経験や、まったく同じ思いはできない。」というありかたに、わたしがもし今あらたにフリースクールを開くのであれば、お声をかけて引き抜きたくなるようなスタッフさんでした。

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神戸フリースクール
神戸市中央区下山手通8丁目8-10

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デモクラティックスクール まっくろくろすけ

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すべての人・すべての場所が学校さ!

説明がとてもわかりやすい学校でした。

「デモクラティックスクールとはどんなところか?」ということを知らない方が聞いたときに、その方ひとりひとりにとってわかるような説明をされているんだろうな、と感じます。

「たとえば英語を学びたいと思ったときに、NOVAに行きたい人はNOVAに行く。自分たちで教材を決めたり、先生はどうするか決めたり、自分たちでみずからつくりたい、と思った人たちはつくればいい。」とも話してくれ、まっくろは自分たちでデザインするところだ、と言われていました。

イメージに惑わされずに、自分(子ども自身)はどんなことを大事にしているか、そこから「自分(子ども)たちがつくる」ということをとても大切にされているんだな、ということを痛感しました。

日本にあり続けてほしいスクールのひとつです。

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デモクラティックスクール まっくろくろすけ
兵庫県神崎郡市川町坂戸592[/aside]

 

西宮サドベリースクール

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21世紀スタイルの学校

本当にサドベリースクールを愛しているんだなあ、と感じました。
「自分はこれが好きです」ということが伝わってきます。

「公立の学校と比べたらぶっ飛んでいる、というふうに捉えられたりもする。

けれど、ゼロに立ち戻って、今の時代にどういう学校があったらいいのか? ということを考えたときに、じゃまをしているものは公立と比較をしている思考。」

ということをうかがい、そのとおりだなと思いました。

「サドベリーは哲学。時代によっても違うし、そのときどきのメンバー(来ている子ども)によっても、スクールのカラーは違い、ひとつの答えというものはなく、自分が考えるしかない。」

このお話をしてくださったご本人こそが、「考える」ということをずっと続けてこられているんだろうなあと感じます。

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西宮サドベリースクール
兵庫県西宮市広田町2-15[/aside]

 

ふぉーらいふ(フリースクールForLife)

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子どもがつくる
子どもとつくる

「安心」、この一言に尽きるフリースクールでした。

「不登校は特別なことではない、社会が追いついていないだけ」

と話されるスタッフの方のお言葉から、なんらかの理由で学校に行けなくなった子どもや、学校に行かないことを選んだ子どもたちが求めているものがここにある、と思えるほどの、揺らぐことのない「安心」を感じました。

「不登校は特別なことではないし、学校だけが学びの場でもない。子どもの可能性は無限大です。それを大人の関わりによって狭めてしまうのは、あまりにも悲しい。私は、子どもの目線に立てる人でありたい。」

というお言葉の姿勢の低さや、ふところのデカさというか、頼りになる大人というか、人が健全に育っていくために必要なものは、この感覚なんだなあと思わせてくれるようなスクールです。

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ふぉーらいふ(フリースクールForLife)
兵庫県神戸市垂水区瑞穂通7-2

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フリースクールここ

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やってみたいを叶えるお家

もし自分が中学生ぐらいの年齢だったら、お話を聞かせてくださったスタッフの女性と接したとき、すごく話しやすさを感じるだろうなあ、と思いました。

公の学校しか知らなかった子どもが、もしフリースクールをたずねてこの女性とお話したら、「先生」というイメージが良い意味で崩れて、なんでも話したくなるような、そんな印象です。

そのフレンドリーさ、子どもの目線に立とうとされている印象が、スクールのご紹介からも感じられました。

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フリースクールここ
大阪府吹田市南清和園町3-26[/aside]

 

フリースクールみなも

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「不登校の子どもの居場所」としてのフリースクール

お話を聞かせていただいたスタッフの方の、スクールを支える力(スタッフ力)がしっかりしているなあ、という印象でした。

スタッフ力がしっかりしていることで、「子どもたちの居場所と学びの場」というスクールのありかたにブレが生じていないことを感じます。

軸をもちながらも、サポート校の体制を整えるなど、子どもや保護者のニーズに最大限応えられているその姿勢に、スクールの存在をとても価値あるものとして捉えられていることが伝わってきました。

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フリースクールみなも
大阪市北区東天満1-4-3[/aside]

 

箕面こどもの森学園

*後日追加します。

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箕面こどもの森学園
大阪府箕面市小野原西6-15-31[/aside]

 

出展団体一覧

(五十音順)
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以前、「全国のフリースクール一覧」の記事

「日本のオルタナティブスクール一覧/不登校はもう古い!フリースクールや学校以外の選択」の記事 でご紹介したスクールの中からも出展があります。

もちろんサドベリースクール、デモクラティックスクールのブースも!

自分に合う場所を探したり、自分の知識や考えの幅を広げる、いい機会になりそうですね。

 

特別企画一覧

当日は、さまざまな企画も用意されています。

トークセッションはこの3つ。

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  • 「21世紀型のリーダーシップで実現するこれからの学校改革」
  • どんな子も取りこぼさない教育環境づくりのために
  • 社会の中にある学び ー学びの原点を見つめ直すー

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ほかにも、「ロールモデルトーク」と称したイベントがあります。
先生、スタッフ、さまざまな教育実践者の方々のお話がじっくり聞けるとのこと。

それぞれのテーマについて、いろんな視点からの意見を知ることのできるトークセッション。

対して各スクールや団体のこと、考えたかたは、直接お話をしてやっとわかることがたくさんあるので、どちらもいいですね。

この日はわたしたちも遊びに行く予定なので、いろんなお話を聞けることが楽しみです。
イベント後、レポートを掲載しますね!

 

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エデュコレ2017(大阪会場)

11月12日(日)10:30〜17:30
料金:一般4200円/学生3500円(当日受付)

立命館大学いばらきキャンパス

公式サイト  http://educolleinfo.wixsite.com/2017

東京会場の情報はこちら

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