こんにちは、AI-am(アイアム)の 吉田 晃子 です。
トークライブ や 個別相談 、 LINE@ でよく尋ねられることのひとつに、
どうやったらフリースクールが創れますか?
というご質問を受けます。
どうやったらフリースクールが創れますか? と尋ねられているそのフリースクールは、具体的には、
- ちょっとした居場所
から - サドベリースクール/デモクラティックスクール
まで
いろいろなタイプをさします。
なにから始めればいいのか?
※ トークライブのときや、(特に)個別相談では、言葉を交わしながら聞かせていただきますので、「どんなタイプのスクールを創りたいと思っているのか」はじめ、相談内容はより具体的になっていくのですが、LINE@ で受けるご質問ではそれができないので一方通行のままをご了承ください。
お盆が過ぎ、夏休みも後半となった昨日と今日、
LINE@ に立て続けに5件、フリースクール等を作ろうと思いますが、まずはなにから始めればいいですか? といった内容のご質問をいただきました。
作りたいと思われているスクールのタイプはいろいろだけど、5名の方のお子さんが、小学1、2年生の子どもでした。
いただいた5件の内容をまとめると、以下のようになります。
- コーコーシカジカがあって学校に行かなくなって、、、
- でもフリースクールとかが近くになくて、、、
- だからどこにも行ってなくて、、、
- もうすぐ夏休みが終わり、近所の子どもたちと遊べなくなるから、、、
- だからフリースクール等を作ろうかなと、、、
- でもスクールをつくるだけのお金なんてなくて、、、
- こんなとき、なにから始めればいいですか?
- 他の子どもと遊ばせてあげたいのです
お金はないから、じゃあ、なにから始めればいいのか? こういう姿勢、好きですー。
スクールをつくるだけのお金がないから無理。できない。で終わらないのが好き。
で、
なにから始めればいいのか?
子どもさんと遊んだらいいと思います。
子どもと遊ぶということ
下の写真は、「お母さんのがっこう365」の合宿 のときのものなのですが、
この遊び、まりんさんが小学校に行くのをやめたころ、よくやってたゲームのひとつなんです。
割っていない割り箸に、ティッシュなり、ペーパータオルなりをはさんで(何かの棒にテープでとめて付けたりなど、アレンジはご自由に!)、
紙をはさんだ割り箸を、タオルなどで落ちないように頭の上に固定させて、
水鉄砲(写真のような立派な水鉄砲じゃなくても100均などので十分)で、相手の紙をよりたくさん濡らしたほうが勝ち、という夏にピッタリのゲーム。


これをね、広場や空き地、公園などで、本気でやっていると、どこからともなく集まってきた子どもたちに囲まれます(笑)。
「本気」というのは、この場合だったら、水鉄砲で水をかけあっているときに、相手の紙に水を当てて、紙を濡らすぞ! ってことだけに集中していること。邪念がないこと。
でね、集まってきた子どもたちに、「どっちがびしょぬれか?」の判定をしてもらったりしていたら、自然ともう、いっしょに遊んでいる状態になります。
↓↓ は、対戦相手のママに判定してもらっているところ

「ぼくもやらせてー」
「わたしもやりたいー」
「つーか、みんなでやろーや!」
てなことになる。
でも、
「割り箸とか余分にないー」
「水鉄砲もふたつしかないー」
ってなるじゃないですか。
だからね、みんなで考える。相談しあう。
やりたいことを、どうやって実現するかってことを。
このときは、すぐ近くにあるコンビニで、割り箸をもらおう! となったんですね。
はやる気持ちで、みんなコンビニまで駆ける。
コンビニに着く。
でも、誰が、「割り箸もらえませんか?」って、お店の人に言うの?
またもや、コンビニの前で話し合いがはじまります。
そうやってね、次から次、やってくる困難を、一つひとつ、みんなで相談しながら、知恵を出し合い解決していって、みんなでこの遊びを楽しんだのでした。
おもしろいのがね、みんなで、ぎゃーぎゃー言いながら楽しんでいると、また別の子どもたちが、どこからともなく集まってくるんです(笑)。
フリースクールを作るのに必要不可欠なもの
翌日も、下校してきた子どもたちが、「まりんちゃんのおばちゃ〜ん、あそぼうーーー!」と駆け寄ってきます。
息子 の友だちも、「◯◯くん(←息子)のおばちゃーーーん!」と、叫びます。
フリースクールを作るのに必要不可欠なのは、本気力のあるスタッフです。
お金ではありません。
お金がなくて、、、と言われているのは、建物や備品などに要るお金のことを言われているんだと思うんですね。
自分自身はスタッフをする気はないけれど、かといって、本気力のあるスタッフの人件費をお支払いしていくだけのお金がない、、、という意味での「お金がない」ではないと思うの(違っていたらごめんなさい)。
確かな「人」が必要。これはサドベリースクール/デモクラティックスクールも、フリースクールもおなじです。↓↓
そして、家庭も同じこと。↓↓
対等かどうか
↓↓ は、昨日、今日とは別にいただいている LINE@ なのですが、本質はおなじです。
ネットや、地域の無料掲載等を利用して、発信されていかれてはと思います。

鶏が先か、卵が先か、じゃないけれど、
フリースクール等を作りたいんなら、、、
他の子どもと遊ばせてあげたいのなら、、、
子どもと夢中で遊ぶかな、わたしだったら。
で、もっと大切なこと。
そもそも子どもと相談します。
卵を割らずにオムレツを作ることはできないのだから。
明日、8月18日(土)夜から19日(日)の朝にかけて、「よっぴー・まりんのオールナイト座談会 in福島県」が開催されます!
頭からっぽにしてあそぼーー!