こんにちは、AI-amの吉田 晃子です。
2017/06/26(月) 、連載漫画『 毎日かあさん 』の連載を終え、卒母 (そつはは)宣言をされた作者・西原理恵子さんの特集をしていたNHKのクローズアップ現代プラス を観ました。
卒母?
2017年6月26日、連載漫画『 毎日かあさん 』の連載を終え、卒母 (そつはは)宣言をされた作者・西原理恵子さんの特集をしていたNHKのクローズアップ現代プラス をたまたま観ました。
デモクラティックスクールで学び育ったOB・児島げんきさんが経営している飲食店に、西宮サドベリースクールのスタッフ・ぐらと、同スクール卒業生の保護者・いくちゃんと、 星山海琳さんとで行った帰りのSAのレストランで、「会話とともに暮らしがあるのはいいよね〜」なんて話をしてたところ、目線の先にあったテレビから流れてきた「卒母」。
4人で「卒母」ってなに? ってなって、しばし番組を視聴してました。
「卒母」とは母親業を卒業すること だそうです。
『毎日かあさん』
『毎日かあさん』は、西原理恵子さんの実体験を基に、2人の子どもさんとの日常生活を描かれた漫画です。
[amazonjs asin=”462077054X” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”毎日かあさん カニ母編”]
[amazonjs asin=”4620770558″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”毎日かあさん2 お入学編”]
[amazonjs asin=”4620770566″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”毎日かあさん3 背脂編”]
といったかんじで、子どもたちに向けるまなざしは優しく、子育てに不安を抱える人達が、肩の力を抜くことができる漫画なんじゃないかな? とおもいます。
「朝起こさない」「お弁当も作らない」西原流卒母
連載開始時に4歳だった息子さんが今春、大学に入学し、娘さんが16歳になったことで、子育てに区切りをつけ、連載を終了するときだと決断されたそうです。
西原流卒母とは、どういうものか?
息子さんが16歳のとき、突然アメリカに留学したいと言いだし、西原さんはそれを快諾し留学費用を負担。ただし、留学先も今後の進路も自分自身で決めるよう伝えました。
そしていま、下の子も16歳になって、朝起こすのも、お弁当を作るのもやめたそうです。
娘さんは演劇の稽古に没頭していて深夜帰宅もたびたびだけど、自主性を重んじて居場所さえ知らせれば口出ししません。
「あっ、お母さん終わった」って気が付いた。経済的な支援は必要でしょうが、それ以外はもう要らないなって。子育て終わり。お母さん卒業、各自解散!
出典:毎日新聞
違和感
デモクラティックスクール卒業生の保護者・いくちゃんと思わず言いましたよー。
「え? ほなら うちらは子どもが小さいときに、もう卒母してる ってことか〜?」
「6歳からお弁当は自分で作ってたし、 朝、起こしたこともないよなあ〜 」
「なんなん? 『卒母』って!」
単に子育てが一段落ついたとか、、、子離れとか、、、あらたまっていうことではないのでは?
干渉しないということ でいうならば、「卒母」はいいけれど、でもなにかがちがうと感じたんでした。
「もうなんでも売っちゃったのねって思って。もうこれから書かないから、ごめんねと思いながらも」と、テレビででも発言されていました。
“卒母”宣言 子離れできますか
なぜ卒母を宣言したのか? そこに秘められた子離れの極意は? そして社会へのメッセージとは?
番組はそれらのことを取り上げていたけれど、なんていうのかわたしには、連載終了の理由として「卒母」なんて言葉をつくって、「卒母」という言葉を流行らせたいん? そんなふうに見て取れました。
卒母プロジェクトがこれから本格化します……ってキャスターの方が言われてたしな。
就職活動や婚活で“親同伴”したり、成人した子どもが“パラサイト”同居したり、せっかくもらった内定も親の意見を確認しないといけない時代だ、と映していた。街頭インタビューも取り入れていて、、、どうもしっくりきません。
「卒母」。嫌いな言葉のひとつになりそうです。