こんにちは、
AI-am(アイアム)のよっぴーまりんです。
子どもは、どうやって育てようとか、どんなふうになってほしいとか、そういうものではないとおもっています。
だからだったのかな。
国家にとって理想的な家族にしようとする「価値の制度化」に、石のように固められなかったからかな。
一冊目の共著本『 小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話 』の「はじめに」で、星山海琳(まりん)さんが書いていたように、
まりんさんがまだうんと小さかったころから、わたしたちは 99.8%、親子に見られたことがありませんでした。
なんでやろ? といつも思っていたけれど、いい関係やから見られてないんやわ、と思ったこともなかったです。
親と子がよりよい関係を築くために必要な源 “寄り添う二ヶ条” を知って、「どう育てるか」ではなく、すてきな関係を築いていこう。
よっぴーの経験を通して開催する、オンライン勉強会のお知らせです。
(この記事は、よっぴーのFacebookの投稿を編集したものです。)
もくじ
親と子がよりよい関係を築くために必要な源を、山本太一朗さんは見せてくれている話
山本太一朗さんが、明日・明後日、2日間にわたって開催する 勉強会「子育てとはこどもとの関係を築くこと」のシェアを、たいへん丁寧にしてくださった。
わたしが投稿した勉強会のお知らせの記事だけではなく、太一朗さんご自身の言葉に加え、
よっぴーまりんが主宰する「 オヤトコ学校 いい舟 」の紹介と、共著本の『 小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話 』の紹介までも添えてくださっていた。
実は、、、
明日の勉強会では、親と子がよりよい関係を築くために必要な源 “寄り添う二ヶ条” を基に話させてもらうのだけど、その源の一つが、太一朗さんがしてくださったシェアのなか(?)(奥底?)にあるのでした。
勉強会に参加してくださる方々は、勉強会後、ぜひとも太一朗さんがしてくださったシェア投稿も読まれてみてください。
「ああ、そっかあ、そういうことかあ」と感じられるのでは、と思っています。
⭐︎ シェアをしてくださった投稿記事 ➡︎ https://www.facebook.com/taichiro.yamamoto.5/posts/4359919060749366
太一朗さんは、横浜のほうでガーデナー「テラシエラ」を営まれていて、里山保全活動や、無農薬・無肥料の “農の心得” 交流促進の活動もされている方で(➡︎ https://get.google.com/albumarchive/110338687175024105673/album/AF1QipPwy9tgr4cMnUz0puer77A7-sRpMhMfVmpmXPrQ/AF1QipNcrhHVw2bTflhFWwvTV58DRLO33w5mtl79l0h2#5578994965577875714)
お会いしたのは、まりんさんが11歳のときに起こした「デモクラティックフィールド のらねこ」の活動でのこと。
だからもう随分と前の出逢い。
しかも会ったのは一回だけなんですね。
それなのにこのようなコメント↓ までいただけたことは幸甚の至りだし、なによりも太一朗さんのおこころに心を打たれ、頭がさがり、なのに想いはさらに固くさせてもらえたのでした。
[box class=”green_box” title=”太一朗さんのコメントより” type=”simple”]
吉田 晃子さんと海琳さんお二人の活動は、これからもっともっと求められる大切なものだと思います。
とても個人的な事柄から始まって、ひいては社会全体が活き活きと幸せになっていく道程。
それを、もうずっと長年継続してこられているのですから、本当に敬服します。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
テラシエラ
[/box]
99.8%、親子に見られたことがなかったけれど…
で、です。🦆🦆
太一朗さんが書かれたコメントを、まりんさんといっしょに読んでいて、、、まりんさんがわたしにこう尋ねた。
[voice icon=”https://ai-am.net/wp-content/uploads/2019/09/7-marin-mini.png” name=”まりんさん” type=”l”]
(明日の勉強会で)“よりよい関係” って言うけど、今よりむかし、こどもと いまよい関係やなあとか、わたし いい関係を築けてるわ、とかって思ってた?
わたしはできてる、とか思ったことあった?
[/voice]
こどもと いまよい関係やなあとか、わたし いい関係を築けてるわ、できてるわ、といった想いを、これまでもったことがなかったことに、まりんさんの質問で今更ながら気づかされた。
一冊目の本『 小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話 』の「はじめに」で、まりんさんが書いていたように、
まりんさんがまだうんと小さかったころから、わたしたちは 99.8%、親子に見られたことがなかった。
なんでやろ? といつも思っていたけど、いい関係やから見られてないんやわ、と思ったこともなかった。
川は流れていくもの
川の水をすくったって手のひらからこぼれるし、だいいち川の流れなんて止まらないじゃないですか。
川の水つかめたわ! なんて、思ったことないですよね⁈
そんな感覚で、ただただ流れていくものだった。
手のひらに乗せられるようなものでもないし、できた、つかんだ、なんてのはない。
ほんと、ただただ流れていくもの。
いま現在、ふたり互いにこの年齢になっても、流れている。流れてくれている。
「家庭教育支援法」と「親学推進協会」
けれども、🦆🦆
川そのものが、「家庭教育支援法」などによって汚されていくことや、「親学推進協会」が汚染物を投げ広めていっていることは、どうにもこうにもいたたまれない。
《家族は大事》ってわたしも言っているんだけれど、彼らが言う《家族は大事》はそうじゃない! とこみあげてくる。
昨年の給食費未納のニュースのときもそうだったし、発達障害をもつこどもは親の愛情不足が原因だって言うんだよ、親学は。
ちがう❗️ ちがう❗️ そうじゃない‼️
(勉強会でも、家父長制のことと共に触れています)
子どもは、どうやって育てようとか、どんなふうになってほしいとか、そういうものではない
そのときにはじめて、
こどもと歩いてきたここまでの轍というものを観たときに、
「ああ、こどもってどうやって育てようとか、どんなふうになってほしいとか、そういうものじゃない」ってことを確信した。
いまも、できた! とか、できてる! って感覚はいっさいない。
もし、わたしが、まりんさんが 5歳のとき、、8歳のとき、、15歳、、いくつの歳であれ、
「この子といい関係を築けたなあ、築けているなあ、できたなあ」なんて思っていたとしたら、その瞬間に、その関係は崩れていっただろうな。
それは、川の流れを止めてしまうことであって、そこから流れない。
それ以上、関係はつづかない。
6歳になった相手が見えない。
わたし(親)は5歳のところに立ち止まっている。
築けているって思ってるだけになってしまう。
「学校化された社会」「学校化された家庭」の制度依存
5歳のところに立ち止まる。。。
国が推し進める「価値の制度化」は、きっとわたしたちを石にしちゃうんだろうね。
そうして、教育における学校への依存に象徴されるような(だから、学校へ行きしぶるこどもを見て「不登校」になったらどうしよう… とか、「不登校」で悩んだりもしてしまう)、
「学校化された社会」「学校化された家庭」の制度依存を高めていく。
オンライン勉強会「引き出す親・寄り添う親 - 子育てとはこどもとの関係を築くこと」
🚩🚩🚩
親にできるのは、引き出したり導いたりすることではなく、こどもは関係のなかで育っていく。
親と子のあいだにある関係がどんなものかによって、こどもの育ちは変化します。
こどもが5歳になったとき、10歳、15歳、20歳、30歳になったとき……どんな関係でいたいですか?
いつまでも、よりよい関係でいるために、大切なこと知っていこう!
明日9月12日(土)、9月13日(日)、オンライン勉強会「引き出す親・寄り添う親 - 子育てとはこどもとの関係を築くこと」を開催します!
お申し込みの受付は本日中まで!
2020年9月12日(土)・13日(日)開催のオンライン勉強会
「引き出す親・寄り添う親 - 子育てとはこどもとの関係を築くこと」の詳細、お申し込みはこちら
🦆🦆 トップの写真は、朝焼けの上高地にて。