こんにちは、
AI-am(アイアム)の
星山 海琳です。
小・中・高校へ通わなかったわたしは、高卒認定試験を経て18歳で志望大学に現役入学しました。
小学校一年生から学校へ行くことをやめました
楽しみにしていた小学校に入学してすぐ、さまざまなことに違和感や疑問を抱きました。
一つひとつはささいなことでしたが(学校側から生徒に配られた文房具が、男の子は青で女の子はピンクと決められていたとか)、でもあとから思えば、それらは社会の問題とも直結していたように思います。
学校での勉強が特別に楽しかったわけでもなく、学校へのわくわくした気持ちや興味は薄れていき、「行きたい」と思わなくなるのはとても自然なことでした。
学校に行かないことは、表面的にみれば「不登校」と称されるわけですが、あくまでもひとつの選択として、行かないことを選びました。
その気持ちを尊重してくれる親に恵まれていたので、自分が心から好きだと感じた学校である「デモクラティック・スクール(サドベリースクール)」にも出会い、デモクラティック・スクールで6歳から5年ほどを過ごしました。
それからデモクラティックスクールを卒業して、「デモクラティック・フィールドのらねこ」というコミュニティを立ちあげたのは2008年、12歳のときのことでした。
★デモクラティックスクール(サドベリースクール)についてはこちらの記事もご参照ください
大学へ行こうと思い立った17歳の夏
好きなことをして、アルバイトもして、自分の時間を自分のものとして、過ごしていました。
そして17歳の夏、大学へ行こうと思い立ちました。思い立ったきっかけとか前ぶれとか、そういうものはありません。
小学校一年生から学校へ行かず、中学も、もちろん高校も行かなかったわたしがいまから勉強をはじめて、来年の春から大学に通う。
大学で学ぶということへの興味とともに、その想像はわたしをとても楽しくさせて、どんどん気持ちが湧いてきて、とにかく、ものすごくおもしろい!と感じたんです。
中卒でも高卒認定試験を使って大学、専門学校へ行けます
高卒認定試験(旧大検)は、文部科学省が実施している試験です。これに合格すると高校を卒業した者と同等程度の学力があるとみなされ、大学や専門学校の受験資格が得られます。
高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかど うかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、 就職、資格試験等に活用することができます。
これ、とても使える資格です。
現在の学校教育が合わないひとたち、なんらかの理由で学校へ通えない・通いたくないひとたちがこれを大いに利用できたらいいし、これからはもっと使い道が増えると思っています!
あくまで大学へ行きたいとか、就職などで国家資格を取得したい場合の話ではありますが、はじめから高認を利用するつもりで考えてみれば、選択の幅はもっと広がります。
☆ 関連記事
現役で大学へ行くために高認試験全8科目に一発合格
高認資格を得るにはすべての科目に合格しないといけませんが、一度の試験で全科目に合格するのはもちろん、数回に分けてすべての科目に合格しても、資格を取得できます。
わたしの場合は思い立ったのが試験間際だったので、(18歳で大学へいくためには)冬の試験一度で全8科目に合格する必要がありました。
勉強はまず小学校一年生の教科書からはじめなきゃいけない、17歳の夏。
試験は11月、約2ヶ月半のはじめての科目勉強と大学試験について、以下の記事でも書いています。
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