こんにちは、AI-am(アイアム)の 吉田 晃子 です。
とっても、とっても、うれしいことがありました!!
まりん さんの〈詩〉が、『現代詩手帖』で「新人作品」に選ばれましたーーー!
今回、はじめて応募したそうで、805篇のなかからの いきなりの当選。
小さなころから「ことば」が好き人で、始終「ことば遊び」をしていました。
今日は、わたしたちがしていた「ことば遊び」をご紹介しますー。
もくじ
しりとり
オーソドックスなしりとり
「りんご」→「ゴリラ」→「ラッパ」のように、言葉の最後の音をとり、その音で始まる言葉を言っていくしりとり。
しりとりは、なんの道具もいらず、どこでも気軽にできる遊びですね。
- 家事をしながら
- 歩きながら
- お風呂に入りながら
- 寝る前
- 電車のなかで
- 病院の待合室で
- 車で出かけながら
もうほんと、いつでも、どこでも、できます。
わたしたちも今でもしょっちゅう やっていて、というか、突然はじまります。
たとえば、ふたりで歩いていて、ねこを見かけたとして、
「あ、ねこ」ってわたしが言って、
すると まりんさんが、「コアラ」って言いだして、、、
だから「ラッパ」となって、→「パイナップル」と、まあこんなふうに始まっていくんであります。
アレンジ編/「そこから見えるものしりとり」
たとえば先の歩いているときだったら、「そこから見えるものしりとり」にします。
「ねこ」→「高速」→「くるま」→「まど」→「ドア」といったかんじです。
台所での「そこから見えるものしりとり」だったら、
「おたま」→「まな板」→「たまご」→「ごま」→「マヨネーズ」といったかんじになりますね。
アレンジ編/「色々しりとり」
「色々しりとり」は、赤色なら、赤色のものを言っていくしりとり。
「トマト」→「トナカイの鼻」→「生肉」→「クリスマスの靴下」→「たこ」といったかんじです。
アレンジ編/「食べものしりとり」
食べることが大好きなわたしたちがよくするのは、この「食べものしりとり」
「たこ」→「米」→「目玉焼き」→「キムチ」→「チョコレート」といったかんじです。
アレンジ編/「国名や町の名まえしりとり」
旅が好きなふたりは、「国名や町の名まえしりとり」も気がついたらはじまっていることが多いです。
「大阪」→「カンボジア」→「アメリカ」→「韓国」→「クレイグニュア」とつづいていくんですが、
「クレイグニュア」ってどこやねん、みたいなね、マイナーな町の名まえもどんどこ出てきます。
ちなみに、「クレイグニュア」は、英国スコットランド西岸、インナーヘブリディーズ諸島、マル島東部の町。↓↓
アレンジ編/「好きなものしりとり」
しりとりのアレンジは、いくらでもできますね。
わたしたちがしてきたしりとりでは、ほかに自分の好きなものを言っていくしりとりの、「好きなものしりとり」もありましたね〜。
「いす」→「スイカ割り」→「陸橋」→「うたた寝」→「寝る」と、好きなものや、好きなことを言っていきます。
おやじしりとり
「おやじしりとり」は、ふつうのしりとりと同じなんだけど、「ジ」から始まって、「〜オヤジ」で終わるしりとりです。
「自由なオヤジ」→「『自分は』というオヤジ」→「ジョギングするオヤジ」→「自信満々なオヤジ」→「ジャパネットたかたで買い物をするオヤジ」と、
一瞬、「じ」からはじまるもの? とおもうのですが、これ、頭がやわらかくなるにつれ、どんどん出てきます。
笑えるし、おもしろいですよね。
連想ゲーム
言葉遊びも含む、連想ゲームもよくしていました〜。
りんご一つ取っても、「赤い」「丸い」「くだもの」「青森」「おいしい」などなど連想する言葉はたくさんああるじゃないですか。
やりかたは、
「りんごといえば赤い」→「赤いといえばトマト」→「トマトといえば野菜」→「野菜といえば鮮やか」→「鮮やかといえばネオン」と連想したものを次々に言っていきます。
自分が連想したものだから、そこに正解・不正解はなく、また「ん」がついてもいいので、たのしく遊べます。
おはなしごっこゲーム
おはなしごっこゲームは、連想ゲームのアレンジ編というか、ふたり(または3人、4人…)で、順番っこにおはなしを創っていくゲームです。
こちらの記事『「言語選択力」絵本の読み聞かせは好きじゃなかったのでしなかったけど、おはなしごっこはよくしてました。』に詳しく書いていますが、
「あるところに、おじいさんと、おばあさんが住んでいました。」→「おじいさんは犬が大好きでした。」→「犬のなまえは、ポム。茶色の毛をしています。」→「ふわふわの、こ〜んなに大きな犬で、犬もおじいさんが大好き。」
こどもの写真や描いた絵を残すように、録音して残しておきたかった名作が生まれたりもしてたんですよ〜。
ただ、どんなおはなしができあがったかは覚えてはいないけれど、表現力や語彙力がふえたのは確かじゃないかな。
6歳だったか、7歳だったかのまりんさんから、「思い出がたゆたう」といわれて驚いたことを、すごく覚えています。
古今東西ゲーム
古今東西ゲームは、お題を決めて、そのお題に沿って順番に答えを言っていくゲームです。
たとえば、お題をマンガのタイトルとすると、
「 ONE PIECE 」→「 よつばと! 」→「 ぼくの地球を守って 」→「 銀魂 」→「 MONSTER 」と順番に言っていきます。(←当オヤトコ発信所は地味に漫画ネタが多かったりするのであります)
関連記事: 「人生で大切なことはすべて漫画から教わった」これまでに読んだ漫画207作
関連記事:【泣ける漫画12選・完結済】子どもが不登校や子育てにイライラするお母さんにおすすめ感動マンガ
こどもの好きなもの、よく知っているもので、親もそこそこは知っているものをお題にすると、たのしく遊べるゲームになります。
お題を「高いもの」「大きいもの」などにすると、答えの幅が広がるし、
「うれしいこと」とかにすると、〈自分を見る〉 ということのほかに、〈感情を話す〉 レッスンにもなるし、こどものことがよく見えるようにもなるとおもいます。
会話のネタにもなるしね。
おまけ/「好き」の威力は凄い
小さなころから「ことば」が好きで、字を書くようになってからは「書く」のが好きで、ペンを持っていないときはない。(あとね、描くのと、撮るのが好き)
ブログとは異なる文体で書く vol3の『歩く花』(まりんさんが作ってる雑誌で、Amazonで買えます! ↓↓)でも、ゾク〜と鳥肌が立った文章があって、ほんと「好き」の威力は凄いですね。
『現代詩手帖』は、思潮社が発行する現代詩の月刊誌で、「詩といえば『現代詩手帖』」みたいな雑誌。
で、直木賞やとか芥川賞と同じで、詩における文学賞として、この「新人作品」に当選した毎月の作品のなかから、最も優秀な作品に、 その年の「今年度の現代詩の新人賞」が贈られるおくられるんだって。
まりんさんが うれしくってよろこんでいる。
だから、わたしも うれしい。
吾輩さんは、新しい匂いのするに本を舐めている。
そんな午後より。
今日の本
歩く花/オヤトコ発信所
[amazonjs asin=”B07NTFZCP4″ locale=”JP” title=”歩く花 Vol.3 春が来たらなにして遊ぶ?”]
現代詩手帖
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