コミュニケーションを大げさに考えてない? 不登校や盗みがなくなる方法は「他人軸から自分軸へ」

am3こんにちは、

AI-am(アイアム)
よっぴー (吉田晃子)です。

 

親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応 』の記事から、

盗みがとまる方法や、不登校を問題とする思考から脱する方法は、「他人から自分へ」軸を戻すことなんだなあとおもったことと、

「それって問題(児)をつくってないか?」について書いています。

子どもが親のお金を盗むその行為に考えられる3つのケースと、共通の原因

親の財布からお金を盗む子ども-なぜ盗む?背景と理由と心理と対応 の記事では、

どうやったら盗みをしなくなるのか? その対応と、

そもそも子どもがなぜ親のお金を盗むのか… その背景や理由、心理について、わたしが考える意見を書きました。

まとめると以下です。

 

子どもが親のお金を盗むその行為に考えられる3つのケース

  1. 親の関心をひきたい=愛されたい
  2. 所有欲(物欲)に負ける
  3. 金銭の強制搾取(カツアゲ)にあっている

 

考えられる3つのケースの共通原因

ズバリ! 親子のコミュニケーション不足 が原因です。

  1.  親の関心をひきたい=愛されたい も、
  2.  所有欲(物欲)に負ける も、
  3.  金銭の強制搾取(カツアゲ)にあっている もぜんぶ。

 

 

たとえば 2.の「所有欲(物欲)に負ける」にしても、

お菓子やカード、ゲームソフト、ゲームセンター、服や鞄、交際費など、欲しいものがあるけれど、親に言っても買ってもらえない。

遊びに行くのにお小遣いが足りないけど、言えば怒られるだけで、理由など訊かれて超ウザい。

だから、「ちょっと失敬」する

 

親子のコミュニケーションができていれば 、盗癖には至りません。

カツアゲにしたって、遭った時点で子どものほうから話すことができます。親にとっても子どもにとっても、それがいちばん心地いい関係です。

 

家のお金を「ちょっと失敬」する子どもたち

記事をあげたあと、さらに考えていました。

家にあるお金を盗むのって、子どもにとってはたいして悪気があったわけではなくて、

ちょっと「もらった」
ちょっと「パチった」

ぐらいの感覚でいることも多い。最初は特にそうでしょう。

 

子どもがそういう軽いノリでいるときに道徳をもちだすことは、「悪」を植え付け、自己否定感につながる生き辛さを抱えさせはしないでしょうか?

 

なぜ悪いことをしてはいけないのか?

道徳に普遍性がないこの世界で、即座に答えられるおとなはそう多くありません。

 

不登校をすることについて、友人が言います。

そうそう、学校に行かないことに悩んでいないのに、まわりがうるさく言うと、だんだん自分は悪いことしているって思ってしまう。恐怖で語る人もいたり。

(略)

もっと他人から自分へ。

私が最近気づいたことは、私って他人軸に生きていたなーって。

他人に許可してもらわないと何もできないと。

 

時間がないからコミュニケーションがとれない?

親子のコミュニケーションが不足してるからだよ〜、なんて言われると、「わたしは専業主婦じゃないから時間がない」と言うお母さんがいます。

「俺は仕事で忙しい。そんな時間がどこにある」なんて怒るお父さんもいます。

 

そんなとき思うんです。コミュニケーションを大げさに考えてないか? って。

 

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たとえば、この写真の子どもたちに「オッス」と言われたら、「オッス」と返しませんか?

「いや君たち、挨拶というものはだな、年上の者にはウンタラカンタラでだな…」とは言わない ですよね(たぶん)。

「オッス」と言ってる子どもたちに、「オッス」と返すことなく、「君たち、靴はどうした?」とは聞かないですよね?

 

でも、わが子には してる。。。

 

親と子のコミュニケーションなんてのは、「オッス」と言われたら、「オッス」と返す関わり、それだけ。その積み重ねです。

ジャッジではありません。

 

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他人軸から自分軸へ

ある講演先で、「まりんさんは学校に行かなかったことに劣等感は感じなかったんですか?」と聞かれていました。

まりんさんはこたえます。
「親が劣等感を持っていなければ、子どもは感じようがないと思います」

 

コミュニケーションがとれないのは、時間に余裕がないからではなく、心に余裕がないからです。

じゃあ、なんで心に余裕がないのか?

忙しいのは本当。24時間、四六時中、子どもを最優先できないのも本当。でも根本的な理由は、

他人軸で生きているからです。

じゃあ、なんでこうも実に多くのおとなが他人軸で生きているのか?

・・・ 「考える」はどこまでもつづきますね。

 

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