学校の勉強(やりたくないこと)していたら、教育ボケになっていく!?

不登校でも、家で学校の勉強をしてくれたらいいのですが、なかなか勉強しないんです」
と、悩まれている親さんがいらっしゃいます。

これはわたしの考えですが、学校の勉強(やりたくないこと)をしていたら、教育ボケになっちゃいますよ。

教育ボケ

不登校でも不登校じゃなくても、そんなことはどーでもいいんだけれど、

せっかく学校に行っていないんだから、(学校に行くその時間はもとより)こども自身 やりたいことをやればいい

※ 学校に行くその時間?
詳細はこの記事↓も参照してみてください。

不登校することで得るもの。学校に行くことで僕たちは「時間」を失っている


やりたくないことをやらせようとしないで、こどもがいまやっていることを、やっているのがいい!

やりたくないことをやらせていたら、教育ボケになっていっちゃうよ。

ドラムはダメだけど、英語ならオッケー

やりたくないことをやらせるのって、学校の勉強以外にも、

  • 読み書き計算を教える
  • 時計の読み方を理解させようとする
  • 外に連れ出そうとする
  • 習いごとをさせようとする
  • 友だちと遊ばせる
  • 規則正しい生活を守らせる
  • 昼夜逆転を禁止する
  • 運動を誘導する
  • 漫画ではなく、為になる本を読ませる
  • 高校進学をすすめる
  • バイトをすすめる

などなど、たくさんあるかと思います。

高校に行かなくなったこどもが、ドラマーに憧れて「ドラムを買って!」 と言いだしてもダメなのに、親 習わせたい英会話なら、その授業料を出していたり。

教育ボケになる理由

やりたくないことをやっていたら。。。

  • 直感力やアンテナが鈍る
  • 自分(魂)が分離する
  • 感じる力が貧しくなる
  • 想像力が乏しくなる
  • 考える力が衰える
  • 判断力が弱まり、決断力も痩せる
  • 自分がなにをしたいのか、わからなくなる
  • 「自分」を見失っていく

だれかの指示や強要、強制されたことをやっていたら、自分の内にある欲求に気づけなくなって、萎んだ脳だけが膨らんでいく。

そのうえ、こども自身が自分に評価を下すのではなく、

「よくできました」
「もっとがんばりましょう」

と、他者のものさしによる評価を、他者が、こどもにぺたぺたと貼っていく。


気力を奪われ、関心には水を差され、感動することも忘れた少年・少女は、無気力無関心無感動無責任な人間に育てあげられ、教育ボケになるんです。


冒頭の「不登校でも、家で学校の勉強をしてくれたらいいのですが、なかなか勉強しないんです」も、親のこころうちを丁寧に表せば、

「学校に行くのがそんなに嫌なら、もう学校には行かなくてもいいけれど、、しかたないけど、、でも勉強は大事だから、、勉強はちゃんとしていないと将来困るから、、だから、勉強はしよう。。それなのに、なかなか勉強してくれないんです。勉強してくれないのって、わたし(親)こわくてたまらなくなるんです」といった感じではないでしょうか。

勉強は、勉強してくれないとこわくなる…そんな親のためにするものではないことぐらい、親は知っているのだけれど、これこそが《「教育」を受けてきた》わたしたち親が教育ボケにさせられた副産物でしょう。

こどもは自分に必要なことを学んでいる

不登校でも、不登校じゃなくても、本来はそこに境界線なんてものはありません。

好奇心に身をまかせて、地球の上を動き回ればいい。

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学校で勉強することと、外で鬼ごっこをすること、広場でバスケをすること、どれもが遊びで、自分に必要なことを学んでいます

学校の国語の授業で「おおきなかぶ」のお話を知って、かぶの収穫を体験しに行き、アオムシのことも知ったり…。

アニメからヴェネツィアを知り、ヴェネツィアへ行ったり、イタリア語を覚えたり…。

ストーリーも、ルートも、ゴールもないマインクラフトで建物を建てたり、オークやシラカバなど建築資材を揃えたり…。

▶︎合わせて読みたい記事
小学校1年から12年間勉強をしなかった子どもが2ヶ月半で高認合格した理由と背景 – 学ぶことはおもしろい

遊びのなかから「勉強」だけを切り離している

教育は “生” すべてにつながっています。

それなのに学校は、その「 “生” すべてにつながっている」まあるいなかから、

学校で(決められた教科の)勉強をする

だけを取り出し、格付けをして、三角形の価値観に変形させています。

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やりたくないことをやらせていたら、教育ボケになっていっちゃうよ。

世界を選択肢にして、自分の好きなことをしたらいい。自分を制限することはない。

計算が苦手な子どもは計算を必要としない職業につく!「不登校」は幸せに生きられる!

「させられる」ことではなく、「やりたい」ことは、「どうやって?」を考え、工夫していきます。想像力を超えた創造力で。

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