こんにちは、
AI-am(アイアム)の
よっぴーです。
「不登校でも、家で学校の勉強をしてくれたらいいのですが、なかなか勉強しないんです」
と、悩まれている方がいらっしゃいます。
これはわたしの考えですが、学校の勉強(やりたくないこと)をしていたら、学校ボケになっちゃいますよ。
もくじ
学校ボケ
不登校でも不登校じゃなくても、そんなことはどーでもいいんだけれど、
せっかく学校に行っていないんだから、子ども自身 が やりたいことをやればいい!
やりたくないことをやらせようとしないで、子どもがいまやっていることを、やっているのがいい!
やりたくないことをやらせていたら、学校ボケになっちゃうよ。
ドラムはダメだけど、英語ならオッケー
やりたくないことをやらせるのって、学校の勉強以外にも、
- 読み書き計算を教える
- 時計の読み方を理解させようとする
- 外に連れ出そうとする
- 習いごとをさせようとする
- 友だちと遊ばせる
- 規則正しい生活を守らせる
- 昼夜逆転を禁止する
- 運動を誘導する
- 漫画ではなく、為になる本を読ませる
- 高校進学をすすめる
- バイトをすすめる
などなど、たくさんあります。
高校に行かなくなった子どもが、ドラマーに憧れて「ドラムを買って!」 と言いだしてもダメなのに、親 が 習わせたい英会話なら、その授業料を出していたり。
学校ボケになる理由
やりたくないことをやっていたら。。。
- 直感力やアンテナが鈍る
- 自分(魂)が分離する
- 感じる力が貧しくなる
- 想像力が乏しくなる
- 考える力が衰える
- 判断力が弱まり、決断力も痩せる
- 自分がなにをしたいのか、わからなくなる
- 「自分」を見失っていく
だれかの指示や強要、強制されたことをやっていたら、自分の内にある欲求に気づけなくなって、萎んだ脳だけが膨らんでいく。
そのうえ、子ども自身が自分に評価を下すのではなく、
「よくできました」
「もっとがんばりましょう」
と、他者のものさしによる評価を、他者が子どもにぺたぺたと貼っていく。
気力を奪われ、関心には水を差され、感動することも忘れた少年・少女は、
無気力、無関心、無感動、無責任な人間に育てあげられ、学校ボケになるんです。
こどもは自分に必要なことを学んでいる
不登校でも、不登校じゃなくても、本来はそこに境界線なんてものはありません。
好奇心に身をまかせて、地球の上を動き回ればいい。

学校で勉強することと、外で鬼ごっこをすること、広場でバスケをすること、どれもが遊びで、自分に必要なことを学んでいます。
● 学校の国語の授業で「おおきなかぶ」のお話を知って、かぶの収穫を体験しに行き、アオムシのことも知ったり…。
● アニメからヴェネツィアを知り、ヴェネツィアへ行ったり、イタリア語を覚えたり…。
● ストーリーも、ルートも、ゴールもないマインクラフトで建物を建てたり、オークやシラカバなど建築資材を揃えたり…。
遊びのなかから「勉強」だけを切り離している
教育は “生” すべてにつながっています。
それなのに学校は、その「 “生” すべてにつながっている」まあるいなかから、
「学校で勉強をする」
だけを取り出し、格付けをして、三角形の価値観に変形させています。

やりたくないことをやらせていたら、学校ボケになっちゃうよ。
世界を選択肢にして、自分の好きなことをしたらいい。自分を制限することはない。
「させられる」ことではなく、「やりたい」ことは、「どうやって?」を考え、工夫していきます。想像力を超えた創造力で。
今日の本
世界で800万人が実践! 考える力の育て方―ものごとを論理的にとらえ、目標達成できる子になる
子どもたちが変化の激しい社会をたくましく生き抜いていくためには、考える力をつけることが大切です。本書では、世界的ベストセラー『ザ・ゴール』の著者エリヤフ・ゴールドラット博士が開発した3つの思考ツールをもとに、子どもの論理力や対立解消力、目標達成力などを育てる秘訣をわかりやすく紹介します。
CHAPTER 0 ● 子どもの考える力を伸ばす親の習慣
〜「指示する、答えを教える」から「問いかける」へ
CHAPTER 1 ● 子どもの話を引きだす対話の秘訣
〜自ら考え、問題と向き合うようになる
CHAPTER 2 ● 対立した状況を解決する秘訣
〜クラウドで、創造的なアイディアを出せるようになる