フリースクール通学定期券とオルタナティブスクールの進む道

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am3こんにちは、AI-amの吉田晃子です。

フリースクールへの出席が学校への出席扱いになっているともらえる通学定期のことと、学校復帰を目的としていないデモクラティック(サドベリー)スクール、オルタナティブスクールの姿といく道について語っています。

通学定期券の手続きを教育委員会(&校長先生)にお願いしに行ったとき用意した資料のひとつ

通学定期券の手続きを教育委員会(&校長先生)にお願いしに行ったとき用意した資料のひとつ

不登校の出席扱い

公の学校には行かない子どもがフリースクール等に通う場合、フリースクール等に行った日は、在籍する学校の出席日数に振り替えられます。※1

※1フリースクール等に通っていても、公の学校に行かない子どもの在籍は、公の学校に置かれています。つまり、地域の小中学校に籍を置きながら、フリースクールに通っているということです。
また、在籍する学校の出席日数に振り替えられるかどうかは、在籍する公の学校の校長先生の裁量によります。

この「校長裁量」ってやつが厄介だったりもしますが、出席扱いにすることで不登校の数が減るというメリットがありますから、ほとんどの学校では出席認定はされているのでは? とおもいます。

フリースクール等に通った日が、在籍する学校の出席日数として認められると、通知表の出席日数欄にもその数字が記入されます。なので、こんなふうに↓ 授業日数と欠席日数が同じ数字になったりはしません。

平成17年度、娘の小学4年の出席状況

平成17年度、娘の小学4年の出席状況

実習用通学定期

フリースクール等での出席日数が、在籍する学校の出席日数に振り替えますよ、と認められると、「実習用通学定期」の使用もできるようになります。

フリースクール等に通うために、通学定期と同じ割引率の定期券が買える制度です。

文部科学省通知「登校拒否児童生徒が学校外の公的機関等に通所する場合の通学定期乗車券制度の適用について」

文部科学省通知「高等学校における不登校生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の対応について」

 

オルタナティブスクールを選んだ我が家の場合

公の学校には行かないで、自ら選んだ学校が デモクラティック(サドベリー)スクール 、つまりオルタナティブスクールであった我が家では、出席認定はあえて求めませんでした。

不登校ではないこと。復帰を前提としていないこと。もっとはっきりといえば、出席扱いにしてあげる? No, thank you. 公の学校以外で学び育つ子どもの権利を奪われたくはなかったからです。

 

前例主義の学校

けれども通学定期は家計上、お願いしました。

これがたいへんでした! 出席認定はいらないけれど、通学定期は欲しい?!

前例がなく、自分の首を守りたい校長先生もヘタなことはできません。校長どうしていいのやらで、夫婦そろって教育委員会に行きました。

 

遊びのなかにある勉強

「学校には行かないわ、勉強もしてないわ、ではデモクラティック(サドベリー)スクールでは なにをしてるのですか?」

教委の方にこう聞かれたので、わたしは次のように答えました。

「好きなこと、やりたいことをしています」

 

たとえばとある月曜日。スクールに来る途中で買った『週刊ジャンプ』を、スクールに着くなり読んでいると、間もなくしてRちゃんもやって来ました。

「おはよう! おみやげでもらったお菓子をもってきたから、みんなで食べよう!」。そう言って人数分に分け合っています。

朝のミーティングが始まるまで、CDをかけ、パソコンを使って、絵を描いたり、文を書いたり。K君が観ていた顕微鏡をのぞかせてもらって葉っぱを観たり。

ミーティング後、みんなでモノポリ(ボードゲーム)をしていたら、雪が! 大喜びで外に出て、手のひらにどんだけ雪をのせれるか遊びがはじまりました。

とりとめのない、なんでもないような ひとコマです。

でもこの日常を、教科に置き換えて観れば、下↓のようになります。

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デモクラティックスクール・フリープレイスなわてでは、決まったカリキュラムがなく、自分の学ぶことは自分で決めて取り組みます。

星山海琳さんは、国語は漢字や読書、詩作り、作文に意欲的に取り組んでいます。
算数は足し算・引き算の筆算や、分数について学んでいます。そろばんにも熱心に取り組みました。
理科の観察・実験で、顕微鏡を使っていろいろなものを観察することや、氷と塩で冷凍庫を作る実験などをしました。公園の植物や虫の観察・採集も好んでしています。雪の結晶の観察もしました。
社会はおもに地理を学んでいます。身近なところの歴史にも興味を持っています。
最近では、ローマ字に熱心に取り組んでいます。その他、美術、技術、家庭科、音楽も好きです。パソコンの使い方も学んでいます。
スポーツも、卓球、バスケットボール、バドミントン、野球、ランニング、鉄棒、水泳、などいろいろな種類のものをよくしています。
総合的・体験的な学びとして、畑仕事を通して野菜の実りや、土の中の生きものについて学びました。また、近くの公園のビオトープづくりは3月に始まってからずっと参加しています。公園維持やビオトープをつくるということを体を使って学んでいると同時に、子どもからお年寄りまで集まってする地域のボランティア活動も兼ねています。
地域活動としては、真如寺というお寺の盆踊りで屋台を出したり、四条畷の市民祭りで屋台をするなどして、積極的に地域に関わりを持ちながら活動しています。

フリープレイスなわては、デモクラティックスクールで、異年齢集団の中で問題を話し合って解決していきます。
星山海琳さんもミーティングに参加して、自分の意見を言ったり、人の話を聞いたりして、積極的に話し合いを進めていっています。また最近では、ミーティング時の書記を務めています。こうして、集団の中での責任も学んでいっているところです。

平成17年4月30日

デモクラティックスクール・フリープレイスなわて

スタッフ 寺本優満子

 

「遊び」と「勉強」/集中力や創造力を育む「遊び」の重要性より

親、教師に限らず多くのおとなは、「遊び」と「勉強」を区別します。その上、格付けまでします。

社会の通念に染まっていたころのわたしはそうでした。「遊び」と「勉強」は別のもの、ととらえていたので、算数の勉強をしている子は、ゲームやカードに没頭して遊んでいる子よりも優れたことをしている、ともおもっていたのです。

頭のいい子、というのはどういう子どものことをいうのか、そこに疑問を持つまでは、学習指導要領に基準を置き、それによってはかられた成績で、わたしも人を(自分をも)評価していました。テストの点数が高い◯◯さんは頭がいいとか、◯◯高校に行っている子は勉強ができるとか。

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集中力や創造力を育む「遊び」の重要性 ※手記 —子どもから教えられたこと— より 2005年10月記:吉田晃子

 

 

勉強は「する」ものであって、させるものではない/勉強の仕方と集中力より

「勉強」というと、机に着席し、おおむね学校で習う教科を学習する、と捉えられていますが、勉強とは、生すべてにつながっている「学び」です。

そして、その学びを衝き動かすものは、誰もが生まれもっている好奇心。知ってみたい! やってみたい! と、内から湧き出る自遊です。だから、学ぶもの、学びたいもの、学びたいとき、学びたい方法は、個々ちがうのが自然なのです。

学力低下が叫ばれていますが、大人の側の「与えよう」、「身につけさせよう」とするものと、子どもが今「得たいもの」、「求めているもの」とにズレがあるだけです。個性や個人差を無視した、小二の一学期には◯◯を、小三の二学期では△△、と要求されている「学習指導要領」に縛られていました。

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勉強の仕方と集中力 ※手記 —子どもから教えられたこと— より 2005年10月記:吉田晃子

 

 

軌道修正

自分の教育観をきいてもらえたからか、関わりたくない保護者とおもわれたのか、そこんとこはわかりませんが、通学証明書(通学定期券購入申込書)はおりました。

でも…。次の年からは もらうのをやめました。定期券は自分が行っている学校(デモクラティック(サドベリー)スクール)から発行されるものだ! とおもったからです。

在籍校や教育委員会にお願いして、調査・検討されて、、許可されて、、、もらえる? 好かん わだちができちゃう前に、ここちよい わだちをつくっていきたくて。

 

不登校はレインボー

ゲームばっかりしてる…。漫画ばっかり読んでる…。としか観えていなかった白黒風景が、カラーになりますように♡

 

 

 

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